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大晦日雑記 + 短歌

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19:34

 いよいよ今年も終わり。


 昼からお咲きさんの帰省を見送りに大阪へ。お咲きさんが田舎へのお土産をデパートで買っている間、私が荷物を持ってJRのホームに並び、順番を確保する作戦。特急に乗るほど遠くでもないし、立ったまま帰るのはちとしんどい、中途半端な故郷である。


 で、今日の大阪は本格的な冬で、風が強い。ホームで30分ほど立っているのはなかなかつらいですよ。んで、電車が入線すると、がらがらではありませんか。私の心底冷えた30分は何だったのだろう。ま、ええわ。


 大阪に出たついでに散髪へ行ったら、店は休みだった。そらそうだわなぁ。んんで、その散髪屋さんの近くに中古CD屋がある。うーん、散髪代をCDへ、と。PATTI SMITHの[EASTER]が1100円であったので購入。これでパティのすべてのオフィシャル作品がCD化完了。それと、CAROLE KINGの[TAPESTRY]も1100円だった。大晦日に[WILL YOU LOVE ME TOMORROW?]を聴くのもいいなぁ、と購入した。


 今年の一番の出来事は、仕事を変わったこと。アルバイト扱いでもいいから65歳ぐらいまで、このまま働きたいものだ。それと何だろうなぁ、短歌結社にも入会したけど、これはまだあんまり実感がなくて、ネットで短歌の友達が増えたことが大きい出来事かしらねぇ。ブログも毎日更新したし、このぼちぼちペースでお酒断ちも短歌もね。





遠き山に 日は落ちて
星は空を ちりばめぬ
きょうのわざを なし終えて
心軽く 安らえば
風は涼し この夕べ
いざや 楽しき まどいせん
まどいせん
                   
                                  ドボルザーク「新世界」より「家路」






車 窓 か ら 朝 は 初 日 と な る 夕 日 な に も 惑 わ ず 願 う こ と な く




しゃそうからあすははつひとなるゆうひなにもまどわずねがうことなく






 ではでは、みなさんよいお年を







只今のながらCD

TAPESTRY / CAROL KING
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by alglider | 2007-12-31 17:49 | 短歌 | Comments(12)

帰省雑記 + 短歌

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22:29

 今年も明日でおしまい


 か、まったくもってこの齢になると時のたつのが早い。少年老い易く、ならぬ初老はもっと老い易く、だ。来年はうるう年でオリンピック。運動は不得手だが、見るのは好きだ。四年毎のオリンピックが終わると、次の大会は生きて見ることができるのだろうか、と思うのだが、何とか年は越せそうだ。ま、間に冬季オリンピックがあるけれど。


 明日は、お咲きさんが帰省する。私の両親はすでに死んだが、お咲きさんとこは健在である。編集の仕事をしていたときは、盆も正月もなく(酒で仕事が遅れるので残るのである)一緒に帰る習慣がなくなった。その後は、お酒が原因で職も安定せず、帰るのを気兼ねするようになった。一緒の帰省は、これから越えなければならない回復のハードルである。今の仕事で生活も落ち着いてきたけれど、まだ半年間のこと。今年の帰省を考えないわけではなかったが、契約社員の道もありそうだし、何事もなく平凡に今の仕事を続けて、来年にこれを克服したいと思っている。そう言えば、今、思いだしたけれど、義父が骨折した時に一度帰っている。義父も体が弱ってきているとのこと。





[貯水塔]

冬 空 へ 塔 は 孤 高 を 守 り ゐ て シ シ ュ ポ ス の 水 し ず か に 眠 る




ふゆぞらへとうはここうをまもりいてししゅぽすのみずしずかにねむる








只今のながらCD

In C / TERRY RILEY
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by alglider | 2007-12-30 14:59 | 短歌 | Comments(0)

続・片付け雑記 + 短歌

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21:42

 雨が止んだので、


 買い物に出ると、帰りにまた降りだした。キッチンタオル二箱、牛乳500ミリリットル、豆乳コーヒー1リットルその他、年末年始用にかさ高い買い物をしたから、雨はちょっとやっかいだった。


 濡れて帰りつき玄関を開けると、ごみ袋が三つほど出ている。買い物をしている間にお咲きさんが掃除を始めたようだ。うへーっ、雨の中、ごみ出しに行かねばならない。けど、私もその予定だったので、雨ニモマケズ、スイッチオン。


 先週捨てたパソコンのあったスペースに小さめの本棚を買う予定だけど、未だなので兎に角その空いたスペースに本を積み始める。部屋中に散らばっていたものを、版型をそろえ倒れないように、やっこらせ、腰を痛めないように、よっこらせ。本の下に埋まっていたTシャツなどの化石を発掘し袋に詰め、ごみをかき集め、やっと部屋の絨毯が見え始めた。何だか久しぶりの絨毯。そして、机の上の本と書類とCDを片付けて、やっと一服。


 これでさっぱりしました。短歌などはパソコンより手書きが捗るので、机に広いスペースが確保できうれしい。これで半年ほどは喫茶店に逃げ込んで、歌を作らなくてすみそうだ。自宅詠草。ふふ。






枯 れ 木 立 ち 冬 の 鳥 籠 囚 わ れ て 夜 啼 く わ れ に 星 は 降 り た る




かれこだちふゆのとりかごとらわれてよるなくわれにほしはふりたる








只今のながらCD

west coast live / projeKct four
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by alglider | 2007-12-29 16:34 | 短歌 | Comments(4)

頂き物雑記 + 短歌

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22:18

 結局、低気圧に負けて、


 掃除はせずに、本を読んだりCDを聴きながらうたた寝したりして過ごした。MOONDAWNはほんとうにいいなぁ。


 で、写真に写っているカップは、ネットで知り合った短歌友達からの頂き物。このカップ、遠目は重厚なんだけど、持つと軽い。私は大体において好みが反・軽薄短小である。別に意識したことではなくて、単に好みである。布団も重たいのが好きだし、鞄も重くないと歩きづらい。お咲きさんは信じられない!と声高にアンチを表明し羽根布団ですやすや寝るが、私は羽根布団では落ち着かない。お咲きさんなら悪夢を見てしまいそうな重いのが良い。


 が、この軽いコップが大変気に入ってしまった。遠目が重厚で持つと軽い、軽いけれど、何だか中身に思いがつまっている感じがする。その裏切り感もいい。口に当たるところも貝口になっていて、唇にまろやかで心地よい。付いていた解説文によると、島根の出西窯の作陶だという。柳宗悦さんやバーナード・リーチさんらの民藝運動の流れを汲むものであるとか。民藝というのはこういうものか、とよく知りもせずにふむふむと納得している。


 最近、朝はこれで牛乳を飲む。休みの今日は珈琲を二杯いただいた。






枯 れ 木 立 ち 鳥 籠 の ご と 取 り 囲 み わ れ 啼 く 夜 に 星 が 降 り た る




かれこだちとりかごのごととりかこみわれなくよるにほしがふりたる








只今のながらCD

CUCKOOLAND / ROBERT WYATT
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by alglider | 2007-12-28 18:43 | 短歌 | Comments(6)

雑感 + 短歌

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11:42

 朝から雨。気分が滅入る。掃除への気持ちが萎える。









術 も な く 緩 解 の み と 言 い 放 つ 医 師 の 白 衣 に 釦 ゆ れ を り




すべもなくかんかいのみといいはなついしのはくいにぼたんゆれおり








只今のながらCD

west coast live / projeKct four
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by alglider | 2007-12-28 11:12 | 短歌 | Comments(1)

仕事納め雑記

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23:32

 今年の仕事を納めてきました。


 普通の会社より多分一日早い仕事納めです。明日は朝の大刷りの校正だけやから私は出社しなくてもいいのです。うう、日給月給なのになぁ。というわけで、少しゆっくり寝て、自分の部屋の掃除です。腰に良い新しいベッドを購入するためには、スペースの確保をしなければ。というぐらいCD、本、荷物でいっぱいなの。


 25日までクリスマス一色だった町の装飾も気付けば正月仕立てに。そういえば、学生のころデパートのクリスマス飾りのバイトを徹夜でやりました。小さい頃からそういったモノ造りが好きだったのに、何故そっちの方向に進まなかったのか自分でも不思議。掃除をしていた日曜、娘さんの中学時代のものと思われる、工作の授業で使ったハンダごてが出てきた。お咲きさんが「もう、これ要らんね」と言うのに、これが捨てられない。何か造る時に役立つと思ってトールボックスにしまう私。いつ使うのだろうハンダごて。


 TERRY RILEYを聴いていたら、お咲きさんが帰ってきた。「宗教音楽?」。はぁ、まぁ、そんなところですか、って。






只今のながらCD

In C / TERRY RILEY
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by alglider | 2007-12-27 19:58 | 日々是口実 | Comments(0)

泣くかも雑記

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23:50

 うれしいことがあった。


 1時間の残業があり、帰宅してポストに立ち寄ると手紙が届いていた。過日、原稿を送った出版社からだ。掲載誌はすでに届いているから、稿料の知らせかなと思って封を切ると、中から一葉の葉書が出てきた。以前、ブログに書いたことがあるけれど、私は無類の蕎麦好きだった。だった、と過去形なのは、私の中で蕎麦屋はお酒と結びつきやすいので、ここ三年は避けているのである。果たして、その葉書は私の贔屓の蕎麦屋の主人からだった。私の文が掲載された雑誌を読み、私の名を見つけたらしい。そういえば毎月買っておられた。店主が編集部に送ったものが転送されてきたのである。以前は年賀のやり取りもあったのだが、入院してから途絶えてしまっていたのだ。文面にはこうあった。


 [お元気でしょうか
 ひさしぶりに誌面で
 名前が出ていたので
 嬉しく思っています。
 お互い残り時間を数えられる
 年になった今、踊り忘れず
 唄い続けるしかありません。

 復活の狼煙は
 掲げられた。活躍を。
 御自愛を 合掌] 


 私が依存症で入院し、仕事もままならなくなったのを人伝えに聞いておられたのだろう。まったくもってうれしいかぎり。お咲きさんが「よう読んではるなぁ」とひとしきり感心するから「失礼な、珠玉の文章やから思わず読み入ってしまい、名前を見たら私やったに違いないやないか」と言うと、けらけらと笑ってました。


 [狼煙]を掲げたつもりはないが、ありがたいことである。そこの蕎麦屋の紹介原稿は何本か書いた。気に入ってもらっていて、精進をもっとうとする職人に気に入られて、私も随分鼻が高かった。
[狼煙]などではなく、お前も[精進]しろよ、との葉書だと思っておく。今年中にお咲きさんと食べに行
こう。ちと値は張るが……


 お咲きさんには冗談を言ったが、本当によく目にとめてくださった。ありがたく今日は枕元に置いて寝る。泣くかもしれないなぁ。







只今のながらCD

Rrose Selavy / JUAN HIDALGO
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by alglider | 2007-12-26 20:11 | 日々是口実 | Comments(14)

プチ散財雑記 + 短歌

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23:35

 片付けは中断。


 片付けは今年の仕事を終えて、28日から再開予定。この三連休で多くのものを捨て去った。すっきりしたんで、今日は買い物をした。何のこっちゃ、と我ながら思うけれど、お給金も入ったことだし、月に一度のプチ散財である。


 まず、カレンダーを買いに行く。少々遅いと思っていたら、案の定、この二年間使っている、故・白川静さんの「漢字カレンダー」は売り切れていた。この前見た時に買っておけばよかったと思いながら、他のを選ぶ。でも、出遅れているので種類が少ない。水木しげるさんの「妖怪カレンダー」が頗るよかった、毎月の妖怪絵画を外して額に入れられるようになっている、が、お咲きさんが気味悪がると思い断念。自分の部屋ならいいけど、一家に二つ買う贅沢はできない。自分の部屋は貰いものですます。で、絵本「はらぺこあおむし」で有名なエリック・カールさんの絵をあしらったカレンダーを購入。来年の日々はかわいいぞ。


 それから、恒例のタワレコのダブルポイントセール(私のお給金日に合わせてセールがある)へ。年末年始に読む本は職場の1割チャリティーで、どんっ、と買ったから、今月のお給金は年末年始を優雅に過ごすためのCDにつぎ込む。今日のプチ散財。


 ROBERT WYATT [COCKOOLAND]
 TERRY RILEY [In C]
 JUAN HIDALGO [RROSE SELAVY] /邦題「マルセル・デュシャンの肖像」
 THE RED CRAYOLA [SOLDIER-TALK]
 KLAUS SCHULZE [MOONDAWN]
 KING CRIMSON [ON BROADWAY](LIVE 2DISC) /中古CD
 projeKct four [west coast live] /中古CD






題詠「聖」に投稿

聖 ば か り 歌 わ れ て を り 賛 美 歌 を 閉 じ て 表 紙 に 檸 檬 を 置 き ぬ




せいばかりうたわれておりさんびかをとじてひょうしにれもんをおきぬ








只今のながらCD

MOONDAWN/KLAUS SCHULZE
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by alglider | 2007-12-25 21:09 | 短歌 | Comments(8)

片付け雑記3 + 短歌

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23:40

 がんがんとお片付け、


 今日はS断酒会の最終例会だった。毎年出席していて、K子さんからもお誘いがあったけれど、今年は片付けに専念するため、お誘いを断った。


 がんがんとお片付け。不要と判断したものをビニール袋に入れ、次々と運び出す。何袋ぐらいあっただろう。もう着ない服や、小物たち。一つひとつは思い出のものだ。しばし思い出に浸り、えいっと袋に突っ込む。古くなった物には〝化け物〟が憑く。物の怪(もののけ)である。物の怪を袋に詰める。とり殺されない程度には片付ける見通しがついた。今年いっぱいできれいにして、斎戒沐浴。


 私もお咲きさんも、装身具が苦手である。二人とも指輪とかネックレスをしない。で、片付けをしていると、娘さんが子供の頃作ったと思われる、針金細工の指輪が出てきた。ちょうど私の小指におさまる。それを嵌めて、片付けの合い間に買い物に出かけた。物の怪であるが。喫茶店でアイスコーヒーの休憩をして短歌を作る。そして、新年用に新しい下着をそろえる。


 今年の仕事はあと三日である。





題詠「冬」に投稿

酔 い 果 て の 山 茶 山 茶 花 ど ち ら と も 分 ら ぬ よ う な 冬 曲 が り 角




よいはてのつばきさざんかどちらともわからぬようなふゆまがりかど








只今のながらCD

Deep Dream Decoder / BILL NELSON
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by alglider | 2007-12-24 17:50 | 短歌 | Comments(5)

片付け雑記2

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22:48

 頭が痛い、


 よほど掃除、片付け体質にできていないようだ。朝から、外に古いパソコン3台、ノートパソコン1台、プリンターやテレビ2台を放り出して、回収屋さんを待つ。回収屋さんの若い兄ちゃんが「古いテレビやなぁ」と言う。品番を見ると’83年の製品。ブラウン管の前のガラス板に、寺山修二さんの「きみが歌うクロッカスの歌も新しき家具の一つに数えむとする」という歌の切り抜きが挟み込んである。取り外そうかどうか迷ったが、そのまま持って行ってもらった。結婚した時に挟んだものだから、思い出ではあるが「新しい家具」はこれからだ。自分で短歌を作りだしたのは最近でも、生き方の転機転機に好きな歌人の歌に世話になっていたのが分かる。回収費18000円かかってしまった。


 ひと片付け終わって、昼寝ならぬ夕方寝をしたのだけれど、そのころから頭が痛い。バファリンを飲んで、プリンターで年賀状の作成。プリンターの設定やはがきの位置設定に手間取り、ますます頭が痛い。


 さぁ、もうひと踏ん張りして、明日の片付けに備えて寝よう。






只今のながらCD

LEG END / HENRY COW
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by alglider | 2007-12-23 17:22 | 日々是口実 | Comments(0)

さびしさを糸でかがればかぎ裂きのかたちしてをり棘のあるらし


by alglider