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文月尽日 + 短歌

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23:27


文 月 の 余 白 に 書 き し 言 づ て の あ い ま い と な り 折 り 鶴 に せ む



ふみづきのよはくにかきしことづてのあいまいとなりおりづるにせん





 余裕で


 更新する時間があるなと思っていたら、もうこんな時間。今日で七月文月もおしまい。せめて今月最後の短歌を作っておこうとあれやこれやと頭を悩ましていたら、せっぱつまってしまいました。今夜の時間が経つのも早いが、月日も早い、あたりまえか。


 明日は一か月余ぶりの病院へ。アルコールの方ではなく、前立腺肥大の方。旧友も前立腺肥大だったのだが、どうも腫瘍が見つかったらしく、生体検査を受ける。私ぐらいの年齢に多いらしい。一応、血液検査で前立腺癌ではないとは言われているが、明日、念を押して聞いとこっと。


 切実に願う 3(人生のもう片側)は、後日、時間があるときに更新します。


 


 ああ、ブログで懺悔、またCD買っちゃったよおおおお、そんなこんな、駄目な私。






只今のながらCD

YOU / GONG
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by alglider | 2009-07-31 21:25 | 短歌 | Comments(4)

人生の片側

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23:38

 今朝、


 パソコンに何本かメールが届いていて、それを読み終え、ブログのコメント見て「うう」と唸っていたら、いつもの電車を一本逃してしまった。でも一本遅らすと楽々座れることを知った。その代り、夏休みだから子供が多くてうるさいのであった。15分の遅れぐらいなら仕事に支障がないので、毎朝この電車にするかな、とさぼり心が騒ぐが、押捺した就業規定は守らねばなるまい。


 朝から不安症全開で、道中の車内で安定剤二錠服用。机に向って頓服一錠服用。仕事になるかいな、と心配していたが、逆に仕事ちゅうもんはありがたいもんで、さまざまな雑念を振り払ってくれる。仕事に集中。二日分の原稿を滞りなくアップ。整理部に回す。


 いろんな思いが頭の中を駆け巡った一日だった。お酒をやめて4年半ちょっと。私がその間になしてきたこと、なそうとしてきたことは人生の片側だったと知る。10年目には何とかもう片側を尻尾でもつかめたらと思った。そんなこんな、遅刻した日であった。








只今のながらCD

TRASFORMER / LOU REED
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by alglider | 2009-07-30 22:34 | 日々是口実 | Comments(4)

切実に願う 2

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22:48

 中原中也


 の「羊の歌」の一節。


 Ⅰ 祈り

 死の時には私が仰向かんことを!

 この小さな顎が、小さい上にも小さくならんことを!

 それよ、私は私が感じ得なかつたことのために、

 罰されて、死は来たるものと思ふゆゑ。

 あゝ、その時私の仰向かんことを!

 せめてその時、私も、すべてを感ずる者であらんことを!



 マンションの三軒隣りの人が昨日亡くなった。一昨日、夜中に救急車が来て、娘さんが「お母さん、お母さん」と叫んでいた。私の娘さんより少し若いだろうか、ということはお咲さんより若いと思う。


 自分の死が突然やってくるか、徐々にやってくるか。そのとき、諦めているか、満足しているか、じたばたしているか、それは分からない。


 分からないけれど、高校生時代に中原中也を読み始め 「Ⅰ 祈り」 が自分自身の臨終のイメージになった。望んでどうなるわけでもない。どうなるわけでもないが、それが「生」の中断であったとしても全うであったとしても、たぶん「私は私が感じ得なかつたことのために、罰されて、死は来たるものと思ふゆゑ」という感覚は揺るがないと思う。そのぐらい、この詩は私に沁み込んだ。寝る前に仰向きになって、臨終のまねごとをして、ときどきこの詩を思い出す。


 そこで、昨日書いた「人が生きていく時、力になるのは何かっていうと、―≪自分が生きてることを、切実に願う誰かが、いるかどうか≫だと思うんだ。―」という一文。


 この言葉は双方向だ。「自分が他人の生きることを切実に願う」と「他人が自分の生きることを切実に願ってくれる」とだ。人の世には両方が必要で、バランスが取れないときもあるだろうけれど双方が要る。


 で、中原中也の詩を重ね合わせると、私は「他人が自分の生きることを切実に願ってくれる」のは少しでいいし、ささやかなものでいい。私はそれでいい。多く願ってくれれば、それは少し重たく感じるだろうし、申し訳なく思うだろうし、やはり「感じ得なかったこと」という感覚は残り、切ないだろう。卑怯のような気がするもするが、それより「自分が他人の生きることを切実に願う」こと、「切実に願える」ことができる自分を望んでいる。そうあろうと思っている。それが「伝えること」、つまり私の歌のもとになっている。というのは、お酒をやめてから短歌を始めたからだ。つまり、お酒に狂っていたときは自分の「生」にも他人の「生」にも無縁無頓着であったのだ。


 それがお酒をやめて気づいたことだとも言えるし、高校時代から感じていた「素」に戻ったとも言える。そんなこんな、切実に願うの二日目。






只今のながらCD

STREETNOISE / JULIE DRISCOLL BRIAN AUGER & THE TRINITY
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by alglider | 2009-07-29 21:47 | 日々是口実 | Comments(16)

切実に願う

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22:32

 デビュー


 当時から好きで、読んできた北村薫さんが「鷺と雪」で直木賞を獲った。これは北村薫さん独特の世界、純文学ミステリーとでもいうか、謎を解く物語であると思う。思う、と断定しないのは読んでいないからである。であるが、思うと書いたのは、これは三部作の三作目。一作目の「街の灯」はベッキーお嬢様と女性運転手が謎を解き明かす話だったからだ。


 これは文庫で読んだ。で、二作目の「玻璃の天」も文庫になっていたら読もうと本屋に行ったらなってなかった。もうすぐなるだろうから、違う文庫「ひとがた流し」を読んでいる。表紙は、おーなり由子さんのイラスト。高校の後輩である、といっても実際に面識はない。高校のときによく通ってた喫茶店に卒業してからもよく顔を出してたのだが、そこのママさんが「このイラストうまいでしょう、まだ、ここの現役高校生なのよ」って。確かに、これはプロになるしかないな、というぐらい新鮮なタッチだった。ま、それは余談。


 話は小説「ひとがた流し」で、その中に

 「人が生きていく時、力になるのは何かっていうと、―≪自分が生きてることを、切実に願う誰かが、いるかどうか≫だと思うんだ。―」

 という一文があった。前後の設定を省いて抜き出しているから、ちょっとうまく伝わるかどうかは分からない。


 なぜ、この部分を書きだしたかと言えば、お酒を飲んで頗る頭がよい方へ回って口も滑らかなときは、私もこのような洒落た言葉は言ったことがあったように思う。思うだけでなく、確かにあった。


 でも、お酒をやめてからなのである、この言葉の重要性に気付きだしたのは。そんなことである。ま、情けない話だが、そんなこんな。








只今のながらCD

BLANK GENERATION / RICHARD HELL & THE VOIDOIDS
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by alglider | 2009-07-28 23:33 | 日々是口実 | Comments(8)

驟雨短歌

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23:36


き み の 眼 に 驟 雨 の 過 ぎ ぬ つ か の ま の わ が た め ら ひ を ひ と 雫 と し



きみのめにしゅううのすぎぬつかのまのわがためらいをひとしずくとし





 ちょっと


 ワードの調子がわるくって更新が捗らない。ウインドウを複数開きながらやっているからかな。吸い込まれるような蒼天に向かって、モンゴルの草原に寝転がっているわけでもないのに、この狭いリビングで時間だけが過ぎてゆく感覚ってなんだか嫌だなあ……


 月曜だというのに、気持ちはまあまあの安定状態で過ごせた。というのも、昨日、何とかかんとか懸案に形を与えていたからで、やはり、少々の不安材料には立ち向かうに限るというわけである。職場で構成も進んだので、明日には何とかデスクに渡せそうである。素晴らしい。


 素晴らしいけれど、ワードが芳しくないので、今夜はこれでおしまい。そんなこんな。


 




只今のながらCD

一触即発 / 四人囃子
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by alglider | 2009-07-27 21:53 | 短歌 | Comments(8)

家でお仕事

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22:39

 昼間に


 ちょいと生活雑貨などを買いに出て、そのあとは自宅で仕事。なかなか手をつける気にならなかった仕事だから、なかなか進捗しない。珈琲を飲み、カステラを食べ、音楽を聴きながらぼちぼち。何とかあとは推敲だけという叩き台までこぎつけた。ここまでくれば一安心。構成を再考しながら決め台詞を付け加えていく。


 今日はマンションの夏祭り。去年、自治会の役員で炎天下、祭りの準備と進行に走り回ってことを思い出す。あれから一年とは早い。ま、アルコール依存症の私にとっては、そういう節目節目のイベントは「お酒の飲まずに過ぎた」ということと同義だから、無事に過ぎた喜びもある。無事是名馬である。


 今年は始まる直前に突然の豪雨。小一時間ほど降って止み、祭りは中止にならずに済んだ。マンションの子供たちだけでなく、大人も楽しみにしているのが最後に行われるビンゴ大会。女性のフリーアナウンサーさんが住んでいて、その人が毎年ボランティアで大会を仕切ってくれる。とてもうまく子供たちの心をつかむ。見ていて感心してしまう。私も「ナイス・デー・ビンゴッ!」と彼女の叫ぶ声が聞こえてきたので、仕事の手を休め、カードを持って会場へ。


 次々と数字の窓は開いていってダブルリーチ、トリプルリーチと順調だったが、あとが続かず。最後のほうにビンゴッ!で、五等賞をゲット。タオルなどの詰め合わせだった。太極拳から帰ってきたお咲きさんがそれを見て「父の香典返しのリストの中にもあったような品物」と。そんなあ......うう。


 今日は一日原稿を書いていた塩梅だから、短歌は作らず、本も読まず。遅遅と進まない仕事に不安を感じ、胸がもやもやして困ったなあ、と思いながら一応形をみた一日だったのだが、ふとサイドテーブルを見ると、そこに安定剤が二錠。ああ、薬を飲むのを忘れていたのだった。そんなこんな、ま、よかったなあ....の一日。


 





只今のながらCD

THE PIPER AT THE GATES OF DAWN / PINK FLOYD
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by alglider | 2009-07-26 20:54 | 日々是口実 | Comments(9)

雨あぢさゐ + 短歌(推敲)

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23:32


雨 音 の 遠 の き は じ む う た た 寝 の 向 こ ふ に 聞 こ ゆ あ ぢ さ ゐ の 闇



あまおとのとおのきはじむうたたねのむこうにきこゆあじさいのやみ







 天気予報が


 当たらないなあ。一日曇りはずだったが、雨がどっと降って、テレビでは注意報が出たり。雨音を聞きながら午睡。


 小降りになってから梅田まで散髪、本屋、CD屋へ出かける。梅田に出ると、地下街で移動で雨の心配はない。


 今夜は天神祭。浴衣をきたお姉さん方がいっぱい。もう着崩して鉄火肌の女賭博師みたいな格好の人が結構ちらほら。雨はどうだったのだろう。


 奥の方から言葉がでてこない。なんかピンホールカメラのように長い時間をかけて映像が結ばれるのを待っている状態。


 そういうときはそういう歌。だってそうなのだから。続けていればまた変わってくるだろう。


 昨日、GFRを聴いていたらNIRVANAと似ていることが分かった。録音のガレージ感がよく似ている。


 明日は自宅仕事貫徹!そんなこんなの決意の夜。もう少し起きています。








只今のながらCD

666 / APHRODITE’S CHILD
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by alglider | 2009-07-25 20:28 | 短歌 | Comments(8)

3 K 短歌

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23:24


図 書 室 の 紙 魚 あ る カ ー ド に 君 の 名 を 見 い だ し 我 も ア デ ン ・ ア ラ ビ ア へ


としょしつのしみあるかーどにきみのなをみいだしわれもあでん・あらびあへ




逃 げ 水 に 揺 れ る カ ラ ス の 羽 根 は 濡 れ 武 器 商 人 に 私 は な ら ぬ


にげみずにゆれるからすのはねはぬれぶきしょうにんにわたしはならぬ




バ リ ケ ー ド  エ チ カ  晩 秋 と 読 み や れ ば 酒 何 な ら ん か つ て 心 よ


ばりけーど えちか ばんしゅうとよみやればさけなにならんかつてこころよ








 歌友の


 テキーラさんが歌歴三か月ごろの歌を日記にアップしていた。すでにテキーラ節である。


 原石キラキラ。意味は追えなくもないが、それよりも自由奔放に言葉そのものが自力で連なっていく。その果てに映像が浮かび上がる。


 で、私も昔の歌を検索し、再掲してみた。どれも短歌を始めて二か月ごろのもの。懐古と確認と悔恨の 3K であった。うう。


 あと一か月で短歌を始めて3年になるなあ、そんなこんな、の夜。







只今のながらCD

CLOSER TO HOME / GRAND FUNK RAILROAD
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by alglider | 2009-07-24 21:32 | 短歌 | Comments(10)

夜 + 短歌

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23:16


春 の 夜 は い づ く へ む か ふ ぞ わ ぞ わ と 膨 ら み は じ む メ ー ト ル 原 器



はるのよはいずくにむかうぞわぞわとふくらみはじむめーとるげんき





 昨日の


 歌にも「夜」が詠み込まれていたけれど、歌友のやねうらねこさんが主宰するネット歌会「そののち歌会」の題詠も「夜」だった。今日の歌は以前に作ったものを推敲したもので「そののち歌会」に投稿しようと思っていたのだが、気がつけば締切を1時間ほど過ぎていた。古いものだが、推敲し手を加えたのでここに載せておく。


 短歌を作る人なら必ず「夜」を詠み込んだ歌がいくつかあるはずだ。私も調べてみたら随分作っていた。なぜだろう。夜がまたつかみにくるよ、そんなこんな。









只今のながらCD

INDUSTRIAL ZEN / JOHN McLAUGHLIN
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by alglider | 2009-07-23 22:10 | 短歌 | Comments(4)

夜は濃く + 短歌

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22:43


夜 は 濃 く 浸 透 圧 の 負 の ほ う へ 言 葉 が じ ゆ く つ と 滲 み は じ め り



よるはこくしんとうあつのふのほうへことばがじゅくっとにじみはじめり






また

夜 は 濃 く 浸 透 圧 の 負 の ほ う へ 言 葉 は 滲 み 立 ち あ が り け り



よるはこくしんとうあつのふのほうへことばはにじみたちあがりけり






 食卓は


 皆既日食の話ばかりなのだろうか。天文に興味がないわけではないが、巻き込まれまいと、何ごとも騒ぎだす心なく一日が過ぐ。


 朝、前日の仕事の内容で確認したいことを思いつき、職場までの車中、胸がくるしくて安定剤一錠を服用する。


 騒ぐ心なければ、安寧かといえば湿気とともに夜が重くのしかかってくる。抵抗するかのように言葉をさがすが救いはならず。ああ、濃き夜ならむ。


 太陽はもう裏側にゆき、明日は新月を迎える。そんなこんな。歌集を読もう。









只今のながらCD

・CASABLANCA MOON ・DESPERATE STRAIGHTS / SLAPP HAPPY
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by alglider | 2009-07-22 21:44 | 短歌 | Comments(6)

さびしさを糸でかがればかぎ裂きのかたちしてをり棘のあるらし


by alglider
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