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ありがとう!よいお年を! + 短歌五首(推敲しました)

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21:38


風 つ よ く む す め は 背 中 お さ れ ゆ く 振 り か へ り 「 う ん 」 と 言 ひ 残 し き
かぜつよくむすめはせなかおされゆくふりかえり「うん」といいのこしき


た だ 別 れ ま た 会 ひ ま み え る 日 の 遠 く わ れ は 待 ち な む 月 を 仰 ぎつ
ただわかれまたあいまみえるひのとおくわれはまちなんつきをあおぎつ


し あ は せ は 遠 い 空 か ら 降 る と 言 ふ 突 然 な が る 涙 の あ り ぬ
しあわせはとおいそらからふるというとつぜんながるなみだのありぬ


暮 れ な づ む わ れ の 思 ひ を ひ と 息 に 飲 み 干 す 酒 は あ ら ざ り  モ カ を
くれなずむわれのおもいをひといきにのみほすさけはあらざり もかを


残 さ れ し チ ョ コ で む す め を 思 ひ を り 師 走 尽 日 年 あ ら た め む
のこされしちょこでむすめをおもいおりしわすじんじつとしあらためん




 酒断ちで知り合った人たち、短歌で知り合った人たち、その他で知り合った人たち

 心からありがとう! よいお年を!



 「みなさまの幸おおかれと」ありきたり、そんなこんな常套句の大晦日の夜だ



只今のながらCD

CHORAL & INSTRUMENTAL WORKS / ARVO PART
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by alglider | 2009-12-31 20:20 | 短歌 | Comments(2)

寂寞、そして来年へ

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16:06

 天気晴朗なれど


 風強く、そんな中、お咲さんの田舎へ向かう娘さんを駅まで見送る。昨日は二人でいることに緊張があったのだが、それは私ばかりの感情で、二人の間に緊張が張り詰めていたわけではない。単に明るみにさらされていない私一人の「悔い」の感情である。


 見送って、緊張から解放されるかと思えば、「そのまま横浜に帰るんやな」「うん」という会話をして笑顔で振り返る娘さんの顔を見ると、猛烈な寂寞が襲ってきた。帰り道は寂しくて寂しくて泣いてしまった。


 帰宅してすぐ安定剤を服用。ここ二、三日、家にいたから薬を飲むのを失念していた。日常的に飲んでいた方が急激な感情の変化に対応できるから飲んでおかねばならなかったのだろう。


 この一年は、年始に「アル中は自らの能動的な行為に慎重であるべきだが、今年は短歌に向かって少しずつアクションを起こす」てなことを日記に書いた。そう書いたからといって劇的な変化があったわけではない。そこは長いことアル中と付き合っているので、バランスをとりながらである。実際には二カ月に一度の福島泰樹さん主宰「月光の会」の歌誌「月光」の毎回十五首を投稿・掲載されたし、辰巳泰子さん主宰の「月鞠」にも十首参加でき、次号への十首を送信済みである。上京も二度ほどかなった。毎月、ブログや sutanka にアップする歌の数も増えた。


 劇的ではないが短歌の方へ思いをシフトしていき(その分、断酒会の退会するということがあった)、坦々と日常の中に歌を取り入れていったということだ。これが一番の緩やかで堅実な変化であったと思う。ただ、今は少し行き詰った感がある。昔の自分の歌を見て「わあ、こんなんよう詠まへんわ」と、立ち位置が違ってきている気がする。それで、今月はペースがダウンして二十首には届かないかもしれない。「月鞠」に別途十首作っているから、平均すれば一日で一首弱(そんな勘定の仕方はないだろうが)の塩梅である。それは私にとってすごく堅実な成果で、アルコールに支配された頭では出来ぬことであったのだ。ささやかな約束事に絞りそれを守る、ミニマルで誠実な重層的行いがが大きなハーモニーを形成していくものだと思っている。そして自分が今立っているところ、感情のありようを見つめなければならない。修羅であろうとも。


 今年は早かった、すごく早く過ぎた。その感慨を今日書くと昨日書いたが、思い出せなかった。健忘症がすごく進行していることに愕然とする。忘れているから、一年が早いとすれば、これはいささか困ったことである。ささやかな約束事ではあるが深部に届いていないのであろう。ささやかなことを確実にこなす、という姿勢できたが、来年はささやかなことを確実に深くこなす。思いを深める、そのことで深い記憶を刻印する。そうするべきだな、と反省して来年を迎えたい。


 まだ寂しさと動悸が治まらぬ。一人であることに耐えきれない部屋という荒野だ。薬も飲んだことだし、あとはチョコレートと珈琲だ。


 風強く娘の背中押されゆく、そんなこんな寂寞の夕暮れ前だ。




只今のながらCD

閉ざされた街 / カルメンマキ & OZ
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by alglider | 2009-12-31 14:27 | 日々是口実 | Comments(6)

千切り

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21:47

 今日、


 お咲きさんが帰省して娘さんと二人きりである。少し緊張している私である。「何故」かはアル中の人には分かる話で、分からない人にはまったく分からない。昼、娘さんはキャベツを千切りにして醤油とオイルで四分の一をペロリ。韓国海苔でご飯を少々。それから大阪の本屋に出かけて行った。


 私は午後遅く買い物へ。CD のジャケットのカラーコピーや大晦日と正月の買い物。出るときは晴れていたのに、帰りは雨が降ってきた。娘さんに「傘が必要なら迎えに行く」とメール。


 で、迎えに行くことになったのだが、駅に着く前に雨があがってしまった。夜にまたキャベツを食べると言うので、野菜がアトピーにいいらしい、私が千切りに。昼間、手元を見ていたが私の方がはるかにうまい。娘さんのキャベツを切る音はベトッベトッという感じでおぼつかない。羊羹を切るみたい、とは言い過ぎだが、ほかにいい形容を思いつかない。「お父さん、千切りなんかできるの?」と聞くから、あちゃー、と思う。どれだけ家でお好み焼きのために千切りをしてきたと思うのだ。覚えていないのね。君より早いし細いぞ。さ~くさくのちゃっちゃっちゃっ、で一丁上がり、である。醤油とオリーブオイルとさっき買ってきたごまを擂ってふりかける。


 今年も明日で終わり。なのに、実感がまったくわかない。ただただ長い休みを消化中という感じである。でも確かに年があらたまるのだから、ま、早かった、早すぎるというところ。で、早すぎた感慨は明日の更新のネタということで。


 千切りの私の音はさ~くさく、そんなこんな千切りの夜だ。




只今のながらCD

NIGHT MUSIC / DARRYL WAY’S WOLF
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by alglider | 2009-12-30 17:14 | 日々是口実 | Comments(6)

一首

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01:25


月 の 降 る 冬 に ま よ へ ば 朽 ち か け の 椅 子 ひ と つ あ り 人 を 待 ち を り


つきのふるふゆにまよえばくちかけのいすひとつありひとをまちをり




只今のながらCD

ALINA / ARVO PART
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by alglider | 2009-12-30 00:09 | 短歌 | Comments(2)

お出かけ

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11:18

 もう


 十年ぶりぐらいになるだろうか、お咲きさんと娘さんと三人で映画(ジョニー・デップの「パブリック・エネミー」)を観に出かけ、それから浪人時代からの女友だちのやってるミナミの店に食事へ。ちょうど彼女の店も今日が今年最後の営業だったとかで、うう、うまいものを食べさせてくれることだろう。


 前頭部が痛む。偏頭痛が場所を変えながら頻発。こまったこまった。





只今のながらCD

GREATEST HITS / ELTON JOHN
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by alglider | 2009-12-29 11:08 | 日々是口実 | Comments(4)

嵐の前 + 短歌

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21:32


 ペルトを聴きながら一人いると、部屋にあるものがすべて眠ってしまったようだ。



物 ね む り 宙 を 過 ぎ ゆ く 時 は 舟 わ れ の と 胸 に さ ざ 波 の こ し


ものねむりそらをすぎゆくときはふねわれのとむねにさざなみのこし





 もうすぐお咲きさんと娘さんが帰ってくる、騒がしくなるぞ。


 最近の短歌は納得できない。が、書き続ける。




 年の瀬の寝るもの起こす帰省かな、そんなこんな嵐の前の静かな夜だ



只今のながらCD

ALINA / ARVO PART
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by alglider | 2009-12-28 16:17 | 短歌 | Comments(0)

掃除終了

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14:06

 水回りの


 大掃除終わり。戸棚の蝶番の螺子が外れていたがどうしても修理できず断念。残念。今から支払い関係、クリーニング引き取り、喫茶で短歌に出かける。


 どうもぎっくり腰が再発しようとしている。気をつけなければ、寝た切りの正月になってしまう。





只今のながらCD

YEARS OF REFUSAL / MORRISSEY
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by alglider | 2009-12-28 13:50 | 日々是口実 | Comments(2)

掃除前夜 + 短歌(推敲しました)

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22:32

ス イ ッ チ こ の 非 情 な る も の 薄 墨 の ひ ろ が る 空 へ わ れ は 堕 ち ゆ く


すいっちこのひじょうなるものうすずみのひろがるそらへわれはおちゆく




 掃除を


 少々する。冬もののジャケットをクリーニング(こんな時期に)に出しに行き、ついでにコートを一着購入する。理由は自分でもよく分からないのだが。


 明日は娘さんが帰省してくる。義父の葬儀以来であるから半年ぶりである。お咲きさんは明日まで仕事で、夕方に娘さんと合流してイタリアンの予定。よろしおすなあ…その間、私は市・府民税を払いに行き、クリーニングを引き取りに行き、んで、ずっと掃除でありんす。備忘録、突っ張りポールひとつ買うこと。



 掃除する寡夫となりけりわが師走、そんなこんな掃除の前夜だ





只今のながらCD

SUFFICIENTLY BREATHLESS / CAPTAIN BEYOND
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by alglider | 2009-12-27 11:00 | 短歌 | Comments(0)

徒労でした + 短歌(推敲しました)

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23:27

水 仙 を 待 ち た る 暮 れ の ベ ラ ン ダ に き み へ と つ づ く 岬 お も へ り


すいせんをまちたるくれのべらんだにきみへとつづくみさきおもえり




 休みの


 一日目。市・府民税を納めにコンビニに行くと、期限が過ぎていて受け付けてくれず。銀行や支所なら受け付けてくれるのだが、コンビニではバーコードが反応しないのだ。コンビニと言っても結構不便なところにあって、はあ、ぜんぜんコンビニではないのだけれど、てくてくと歩いていってその上、納めることができず。ただの散歩になってしまった。


 帰り、靴下や日用雑貨を買い、喫茶店で短歌匍匐前進。「月光」への歌稿の順番と題が決まらない。はあ、今からもうひと前進だ。



 バーコード人の気持ちは読めないの、そんなこんな徒労の夜だ





只今のながらCD

IN THE COURT OF CRIMSON KING / KING CRIMSON
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by alglider | 2009-12-26 16:07 | 短歌 | Comments(2)

仕事納めしました + 短歌(推敲しました)

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23:24

あ あ わ れ は 風 つ よ き 日 に 襟 を 立 て 無 念 の 中 を 歩 い て を る よ


ああわれはかぜつよきひにえりをたてむねんのなかをあるいておるよ




 今日で


 今年の仕事は終わった。ま、千文字ほどの原稿を一本お持ち帰りしているけれど、これは休みのうちに何とか。とりあえず、気持ちは解放。でもですね、今日も食事をしたら腹痛に襲われて。


 お咲きさんとお互いに「精密検査行きぃなあ」「あんさんこそ」と言い合っている。これって何なのかしら。自分は怖いが、相手は心配。どっちかがこの硬直状態を打破しなければならないのかもしれないなあ…


 で、明日、明後日と娘の帰省に合わせて年末の掃除である。適当な時間にちょっと抜け出して喫茶店で「月光」に送る歌稿を遂行、まとめる予定であるけれど。こういう齷齪していない計画は想像するだけで楽しい。ではでは…うう、ちょと腹痛がまだ続いている。




 腹痛に不屈の予定思いをり、そんなこんなまたまた腹痛の夜だ





只今のながらCD

IGNORE THE IGNORANT / THE CRIBS
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by alglider | 2009-12-25 21:39 | 短歌 | Comments(4)

さびしさを糸でかがればかぎ裂きのかたちしてをり棘のあるらし


by alglider
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