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睦月尽日短歌一首(推敲しました)

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22:41


ひ と し き り 雨 降 り つ づ き 白 湯 を 飲 む 何 を 弔 ふ 睦 月 尽 日

ひとしきりあめふりつづきさゆをのむなにをとむらうむつきじんじつ




 けふ


 ひと日、雨降り頻る。一歩も外に出ず、少しもんもんと過ごす。買いためた本を読み始めたり、歌誌「月鞠」のバックナンバーを読んだり、仮眠したり、当然CD を聴いたり。

 そんなこんな一日。




只今のながらCD

ELECTRIC WARRIOR / T.REX
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by alglider | 2010-01-31 22:17 | 短歌 | Comments(0)

お疲れでした

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15:31


 昨日


 お咲きさんと観に行った「アバター」だけど、二人して見終わったあとグタッと疲れてしまった。考えれば三時間も3D という錯視を続けていたのだから疲れて当たり前。映画館の外に出ると何だか平衡感覚というか周りの空間を把握するのがおぼつかない。


 それほど3D というものがすごかったのか、といえば期待したほどでもなかったのだ。確かに焦点の深度は深いし、眼の前に飛び出してくる映像もある。しかし、すっぽりバーチャルにその中に入ってしまっている感覚ではない。はじき飛ばされた棒切れや火の粉が「おお」と迫ってきて、すぐ眼の前にあるように感じるが、そういうのはいたって少ない。見終わったあとの疲れの原因は、その映画の現場に入り込んでいた錯覚によるおぼつかなさではなく、ただ単に錯視を続けた脳の疲労によるものだと思う。


 で、ストーリーは書かぬが花ということで、ほかの感想を。惑星パンドラの風景はイエスのジャケットを手掛けたロジャー・ディーンそっくり、自然の力を頼みにする発想は宮崎駿の「もののけ姫」だし、戦闘機やヘリコプターのデザインは鳥山明が描くマシンのタッチで、惑星の怪獣たちは最近の恐竜学に基づいている。複合合体型の超娯楽映画。ほろっとさせません。


 ディズニーアニメはこれからすべて3D になるらしい。ディズニー見ないからいいけれど。また、これから昔のSF 映画が3D にリメイクされるのではないかと思うが、私はもう少し視神経への刺激が改善されなければ、もうええですわ、という感じ。それか、まったくその世界にすっぽりと入れてくれるのであれば一回は体験してもいい。ま、その発想自体がSF っぽいけど。





只今のながらCD

STAGE / DAVID BOWIE
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by alglider | 2010-01-31 12:42 | 日々是口実 | Comments(12)

一首

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23:11


冷 蔵 庫 ゆ く り ゆ く り と 生 も の の 過 去 へ と 向 か ふ 寝 息 た て を り

れいぞうこゆくりゆくりとなまもののかこへとむかうねいきたており





 映画、「アバター」は非常に疲れました。また明日。






只今のながらCD

STRANDED / ROXY MUSIC
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by alglider | 2010-01-30 18:43 | 短歌 | Comments(6)

睡魔

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23:11


 明日は


 お咲きさんと評判の映画「アバター」を観に行く。お咲さんは不整脈があるし、ドキッとすることに弱い。サラウンド音響や3Dは心臓に悪いらしい。だから、こんなに評判になるまえは私が誘っても「行かない」と言っていたのだった。しかし、流行には弱いというか、一応「観てみようかしらん」と心が動いたようだ。


 私は3D でなくてもSFアドベンチャーものは好きだから行くつもりでいた。で、昨日ネットで予約を入れたのだが、普通、席は通路側から埋まっていくのだが、3Dは中央から埋まっていっていた。なるほど人情やねえ…うん、人情かな…ま、いいや。割高料金だが、50歳オーバー夫婦料金で…お安くね。今夜はそんだけの話。


 眠たいので寝ます。短歌は休み。





 睡魔の魔いとおしくあり添い寝する、そんなこんな眠たい夜だ。



只今のながらCD

6 / SOFT MACHINE
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by alglider | 2010-01-29 21:07 | 日々是口実 | Comments(0)

幻視

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23:25


西 日 う け ド ミ ノ の ご と く わ が 街 は 影 に 圧 さ れ て 崩 れ ゆ き た り

にしびうけどみののごとくわがまちはかげにおされてくずれゆきたり



 職場は


 十一階フロアにある。夕暮れがせまると見渡すかぎりの高層ビルは影を隣りのビルに投げかける。夕やけに映えると地鳴りが聞こえてきそうなぐらい静寂に満ちる。静かな崩壊を幻視する。





只今のながらCD

STAN GETZ PLAYS / STAN GETZ
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by alglider | 2010-01-28 20:41 | 短歌 | Comments(2)

授かりもの

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23:29


 ネット


 中古CD 屋さんに注文していたものが届いていた。フランク・ザッパの「フリーク・アウト」「いたち野郎」、ソフト・マシーンの「6」と「7」、フィル・マンザネラの「ダイアモンド・ヘッド」、ロキシーの「ストランディッド」と「カントリー・ライフ」、デビッド・ボーイの「ステージ」などなどその他。ほとんどがレコードからのCD 化作戦である。


 この前、テキーラさんにCD を「何枚ぐらい持ってるの?」と尋ねられ「2~300枚くらいかな…」と数えたことがないから適当に答えたけれど、全然違っていた。今、嵩でおおよそを目分量で量ってみると多分2~3000枚近いと思う。10倍っ!どんな勘違いだ。いい加減にもほどがある。ま、そんなことはどうでもよくって、要するに今日は書くことがないのである。


 以前はロックやブルースばかりだったのに、最近はジャズやクラシック、シャンソン、ケルトなんかにも手をだしているから止め処がない。私にとって音楽は唯一の癒しである。楽しみや快感ではなくて、癒しだと気付いたのは入院した105日間の恩恵である。この気付きは授かりものだと思っている。裏にどんな論理や実験があったとしても、ただただ空気の振動は私を癒してくれる。風の受け手である。



 何ごとも気付けばそこに「在り」と「居り」、そんなこんなネタのない夜だ。



只今のながらCD

RIP,RIG AND PANIC / ROLAND KIRK
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by alglider | 2010-01-27 22:40 | 日々是口実 | Comments(10)

即詠短歌七首

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22:48


 職場から


 帰りの最寄り駅で、ネット短歌の友だち瀬波君と偶然お会いする。年末にオフ会をしていたから、それとなく分かった。それとなくというのは瀬波君がマスクをしていたからで、初めは彼だという自信がなかったのだ。改札を抜けてしまってから、思い切って呼びかけてみた。果たして瀬波君その人であった。


 かれは二月のオフ会の世話をやってくれているので、そんな話をする。題詠「婚」は難しいとか...彼は神戸から大阪へ、私は大阪から神戸へ、毎朝通っている。ああ、電車ですれ違っているのだな、なんて他愛無いことを思う。


 今日は仕事の手があき手持無沙汰だったので、仕事をしている振りをしながら即詠推敲なしの短歌を十七首ほど作る。最近は自分の感覚が開かれていないというか、周りの空気にひしひしと感じるものがないので、こういう手法もいいかなと思う。


 下に即詠推敲なし短歌の内、六首をアップしてみる。


面 の 皮 一 枚 の み の 体 温 が 世 界 と 分 か つ 冬 の わ が 位 置
つらのかわいちまいのみのたいおんがせかいとわかつふゆのわがいち


川 に 沿 ふ 道 を ゆ き た る イ ヌ や ネ コ 不 安 と い ふ は そ の や う な も の
かわにそうみちをゆきたるいぬやねこふあんというはそのようなもの


一 日 を 始 め る た め に 髪 あ ら ふ そ の 潔 癖 を わ れ は 疎 み ぬ
いちにちをはじめるためにかみあらうそのけっぺきをわれはうとみぬ


き み に 寄 す た め ら ひ つ つ の 言 の 葉 を 繁 れ る 森 は 受 け 入 れ ず あ り
きみによすためらいつつのことのはをしげれるもりはうけいれずあり


街 が 凪 ぐ 夕 日 を 浴 び て 整 然 と な ら ぶ 塔 よ り 声 明 聴 こ ゆ
まちがなぐゆうひをあびてせいぜんとならぶとうよりしょうみょうきこゆ


ゆ く の だ よ 山 羊 が 宙 と ぶ 青 の 夜 に シ ャ ガ ー ル と は エ ロ ス の 別 名
ゆくのだよやぎがそらとぶあおのよにしゃがーるとはえろすのべつめい




 ざくざくと頭を掘れば潮満ちて、そんなこんないと即興の夜だ




只今のながらCD

LIVE AT THE FAIRFIELD HALLS,1974 / CARAVAN
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by alglider | 2010-01-26 21:16 | 短歌 | Comments(4)

いと疾し + 短歌

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23:21


そ し て わ れ い ず こ へ 逃 げ る け ふ と い ふ 没 日 は す で に 祈 り よ り 疾 し

そしてわれいずこへにげるきょうといういりひはすでにいのりよりとし


 月曜


 だったが、それほどかったるいなあ、と思わず終える。いつもなら週初めの一日は祈りに満ちている。無事何ごとも起らぬようにと荒海に漁に出かける面持ちで家を出る。しかしなあ、ちょいと前に「あけましておめでとう」「いやー、どもども」なんて言い合っていたのに、もう今週と日曜が終われば二月だよ。


 ああ、あまりにも早い日々になす術がない。



ま い に ち を 惜 し ん で ゐ る か 残 照 の 問 ひ か け の 過 ぎ 街 の 灯 と も る

まいにちをおしんでいるかざんしょうのといかけのすぎまちのひともる




 過ぎ去れば風に挙手するスナフキン、そんなこんないと疾しな夜だ




只今のながらCD

Words / akiko
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by alglider | 2010-01-25 20:38 | 短歌 | Comments(0)

迂闊な涙

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23:21


 特に


 何ごともなき日。何ごともないと少々退屈するのだが、それを持て余していると「こんな風に過ぎて行くのなら」と不安が襲ってくる。思いだして薬を服用。思うことがあって辰巳さんに電話を入れる。そのあと都道府県対抗男子駅伝、わけあって兵庫県を応援していたら3年ぶりの優勝を果たした。ゴールインした選手の何人かが、走ってきた道に向かっておじぎをする光景が映し出される。昔は見なかった。いつ頃から始まったものか。個人的にはその姿を好ましく見ている。


 だいたいがマラソンや駅伝のゴールインの光景で、迂闊な涙を流してしまう私である。涙腺は変なところでゆるい。人が泣いている場面ではあまり涙はでず、変なところで感極まる。人が泣いているのを見ると、必ずと言って貰い泣きする。娘さんが小学生だったか、セーラームーンの映画に付き合った。セーラー戦士たちが地球を守る姿に映画館でほろり、恰好がつかなっかった思い出がある。


 ま、そんなこんな雑文である。今日、浅川マキさんの挽歌を二首加えて十五首になった。取捨選択するために、もう少しというところかな。




 治りかけ大寒かゆし背(せな)の傷、そんなこんな背中のかゆい二日目の夜だ。



只今のながらCD

FREE AT LAST / MAL WALDRON TRIO
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by alglider | 2010-01-24 17:11 | 日々是口実 | Comments(4)

浅川マキ挽歌3 二首

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18:43


こ ん な 風 に 過 ぎ て ゆ く の だ 日 の 暮 れ に 引 き 算 で 数 ふ 脈 も あ り た り
こんなふうにすぎてゆくのだひのくれにひきざんでかぞうみゃくもありたり



母 恋 し 泣 い て 叫 ん だ 子 は今 幾 つ? 閉 じ ら れ し ま ま わ れ の 裏 窓
ははこいしないてさけんだこはいまいくつ?とじられしままわれのうらまど
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by alglider | 2010-01-24 17:10 | 短歌 | Comments(0)

さびしさを糸でかがればかぎ裂きのかたちしてをり棘のあるらし


by alglider
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