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短歌推敲


五 月 尽 き ひ と つ 残 り し か き つ ば た 光 り の 中 へ 差 し の べ し 手 よ

ごがつつきひとつのこりしかきつばたひかりのなかへさしのべしてよ
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by alglider | 2011-05-31 23:59 | 短歌 | Comments(2)

五月尽日 + 短歌一首

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23:26

五 月 尽 き ひ と つ 残 り し か き つ ば た 光 り に 溺 れ 差 し の べ し 手 よ


ごがつつきひとつのこりしかきつばたひかりにおぼれさしのべしてよ



 今日は


 梅雨の晴れ間。五月の最後を告げるように職場から見渡す街は光りにあふれていた。街が光りに溺れている。それもまた心が弾むようで、また逆に沈んでいくようで、何だか私の気持ちは覚束ない。五月の終盤は、いい季節なんだなあ、と思いながら五月の歌ばかり詠んだ。うまくいったかどうか分からないが、一つの言葉にこだわったのは梔子やダチュラ以来かも。


 明日から六月。さようなら五月。



「月鞠」十号の辰巳泰子さんの百首歌に五月の歌が二首ある。下記に。

便 箋 に 五 月 の 薔 薇 の 花 飾 り そ し て わ た し も い つ か は 死 ん で

い つ ま で も 亡 く し た ば か り の ひ と の や う 聖 五 月 別 れ さ へ 二 度 と 来 ぬ

辰巳泰子






只今のながらCD

DELETED SCENES FROM THE CUTTING ROOM FLOOR / CARO EMERALD
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by alglider | 2011-05-31 20:21 | 短歌 | Comments(2)

五月 + 短歌 + おまけのソネット

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223:39

逃 げ て ゆ く 五 月 の 尻 尾 を つ か ま へ る 風 の な だ り の 丘 は ひ か り て


にげてゆくごがつのしっぽをつかまえるかぜのなだりのおかはひかりて



 せっかく


 五月の素晴らしさに気づいた今年だったのに、平年より早い梅雨入り、そして明日で五月も終わりだよ。何か思い出せるいいことだけ、印象深い風景だけを思いだそう。しかし、そうは問屋が卸さぬようだ。



何者であったか

ああ五月
お前は何者であったか
いい子ぶってはいけない
錨をおろしたままの船が曳航されてゆく

そして五月
何者にもならず
街は腐葉土を用意し
いかにもそれはそのように腐り始める

風を食み
広げられるだけの両手に
抱え込んだ処理しきれぬもの

光に盲しい
さよならの花たち
すでに別れ終えたものたちさえも






 そんなこんな、いろいろ頭を言葉がよぎる夜中だ。




只今のながらCD

TOGETHER / JOHNNY & EDGAR WINTER
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by alglider | 2011-05-30 22:15 | 短歌 | Comments(2)

Brigitte Fontaine

      
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by alglider | 2011-05-30 00:44 | 懐メロ日付変更線 | Comments(0)

気弱 + 短歌一首

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22:41

い ち に ち の 終 は り に 尽 き る 珈 琲 の し あ は せ 苦 し 雨 降 り つ づ く


いちにちのおわりにつきるこーひーのしあわせにがしあめふりつづく



 梅雨ですなあ…


 五月の雨だからといって “さみだれ” と洒落ておられないぐらいの雨。ま、台風だし、関西あたりで温帯低気圧になったそうだし。優雅な雨ではござらぬ。昨日は雨でも外に出たが、今日は一日中引き籠り。珈琲ばかり飲んでいた。胃薬飲みながら、まっ!


 仕事をしている平日には、自分なりの決まりごと、というか頑なな習慣がある。電車に乗る前に缶コーヒーを買う。原稿の校正をするときはブラックコーヒーと煙草。で、11時にはもう一服。昼の15分前にも珈琲を作り、煙草を吸っておく。これを守る。それが無事に一日が終わるための儀式のように。昼はジューシーサンドというファミマのサンドウィッチひとつきり。帰りプラットホームで鮭のおにぎりを一つ。大阪に着くと菓子パンをひとつ買って食べる。


 理由のない習慣だが頑なに守っていると、心が乱れなくて済む。ま、習慣も微妙に変化していくのだが、只今はこんな状態。


 休みの日はこれっといった守るべき習慣がない。だから自由で安心立命かといえばそうでもなく、徒に疲れ、不安になる。困ったものだ。形のないもの、たとえば音楽に頼る。言葉に対しては、現在、すごい不自由を感じていて、それは震災からこっちの感覚だ。なにもかも信じられない言説の上に言葉を足すことはできない。内向的になる所以だ。そこで見つかるものといえば “あえて” のもであって、不自由である。一人の弱き迷う者でしかない。



 そんなこんな。



只今のながらCD

LE BONHEUR / BRIGITTE FONTAINE et ARESKI
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by alglider | 2011-05-29 19:51 | 短歌 | Comments(4)

所用 + 短歌一首

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23:51

歌 う た ふ ガ ー ゼ の ご と き ヤ マ ボ ウ シ 五 月 の 闇 に 夏 は き ざ し ぬ


うたうたふがーぜのごときやまぼうしごがつのやみになつはきざしぬ



 梅雨


 だなあ、と思いながら傘をさして大阪まで。支払いなど所用を済ませCD ショップ巡り。お咲きさんのために、自律神経にやさしい音楽(笑)というCD と波の音が録音されたものを買う。寝るときに聞くのだそう。そういえば私も音楽がかかってないと眠れない。入院してからの習慣だ。今日はファドを聴いている。雨によく似合う。



 そんなこんな。



只今のながらCD

AMALIA NO OLMPIA / AMALIA RODRIGUES
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by alglider | 2011-05-28 20:17 | 短歌 | Comments(2)

Hecq

      
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by alglider | 2011-05-28 00:01 | Comments(0)

卯月歌

NEW!!■■ 卯月歌 二十七首を sutanka (←クリック) にまとめました ■■ 
最新日記は下へスクロール・プリーズ!
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by alglider | 2011-05-27 23:59 | 短歌 | Comments(0)

備忘録

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23:21



 短歌を


 ぼちぼち考えていたけどまとまらず、こんな時間になってしまった。明日、私は昼まで眠ることができるが、お咲きさんは遠くまで健診に出かける。胃カメラだそうだ。優れた技術者が当たればよいが。腕しだいで胃カメラの幸不幸は決まる。


 昼から宅配便を二つ受け取り、役所で固定資産税を払い込んで、そして梅田までCD を物色しにいく。ああ、短歌も作らなくっちゃ、歌会の締め切りが近付いてきた。お題の提出者なのに困った。




 そんなこんな。



只今のながらCD

MUSIC OF THE SPHERES / MIKE OLDFIED
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by alglider | 2011-05-27 21:11 | 日々是口実 | Comments(0)

五月 + 短歌

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23:24

過 去 形 の 梗 概 か た る カ フ ェ テ ラ ス そ れ で も 五 月 は ひ か り の 中 に


かこけいのこうがいかたるかふぇてらすそれでもごがつはひかりのなかに



 先日、


 月草=ツユクサを見たのだが、調べてみると随分早いようだ。似た花との勘違いか。ツユクサは季語では秋になる。五月の歌を意図的に詠んでいるのだが、昨日の「ああ五月」と五月の詠嘆で始めるには、代表的な花とは言えないツユクサで受けるのは無理があるように思う。それで、ときに見かけるようになってきた「昼顔(夏の季語)」で受け直した。短歌に季語は関係ないけれど、あまりにも離れていると少し気にかかる。



あ あ 五 月 き み シ シ ュ ポ ス の 風 の 吹 く た れ の た め に ぞ 揺 れ る 昼 顔



 五月って、これまで意識したことがなく、ほとんど記憶に残っていない月なのだが、何だか今年は愛おしく、一年で一番美しい季節(←何でも極端である)ではないかしら、とすら思っている。陽の加減がいい、風が心地よい、取り巻く光が澄みながらも鋭角ではなく柔らかい、などなど。そんなことを思い思い仕事をしていたら、速報ニュースが流れて「関西は梅雨入りしました」だって。嗚呼。


 写真は私のちっちゃい筆箱、笑




 そんなこんな。



只今のながらCD

AFTERGLOW / WOBBLER
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by alglider | 2011-05-26 21:50 | 短歌 | Comments(6)

さびしさを糸でかがればかぎ裂きのかたちしてをり棘のあるらし


by alglider
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