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グレるところだった + 短歌一首

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22:48

窓 辺 に は 世 の 果 て の ご と さ み ど り の ポ ト ス し げ れ り 道 に 迷 ひ ぬ


まどべにはよのはてのごとさみどりのぽとすしげれりみちにまよいぬ



 あー、


 帰り、北新地という駅を利用する。ま、最初から電車は遅れ気味だったのだが、区間快速というものに乗った。普通、私のマンションへの最寄り駅には快速電車は止まらないのだが、この区間快速というのは二つ手前の駅まで快速で走り、そこからは鈍行、普通電車になる。で、それが便利なわけで、それに乗った。


 電車の遅れは異常音ということで、大幅にダイヤの修正が行われ、私の乗った区間快速は途中の駅までで運行停止になってしまった。んで、乗り換え。今度は普通電車である。まあ、のんびり揺られて行くかと覚悟を決めたら、なんとその電車も目的駅の二つ手前で運行停止。


 乗り換えること二回。こんな経験は初めて。ああ、いつ帰り着くのかしらん。と、帰り着いたら一時間遅くなっていた。もうグレてやる、と人生を捨てかけたが、こんなことでグレるのは大人気ないなあ、と気を取り直してスーパーでアイスクリームを買い、道々かじりながら帰ったのだった。梔子が夜にぼーっと洟をかんだティッシュのように浮かび上がっている。香りにむせる。




 そんなこんな。




只今のながらCD

PEOPLE ARE STRANGE 4TRACKS / ECHO & BUNNYMEN
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by alglider | 2011-06-30 22:19 | 短歌 | Comments(2)

暑いっす + 短歌「眩」4(再・推敲しました)

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23:43

雷 雲 の 眩 し か り け り 少 年 の ひ と り が 消 へ し 夏 の と び ら よ


らいうんのまぶしかりけりしょうねんのひとりがきえしなつのとびらよ



 暑いっす。


 窓を開け、扇風機を回し、そして汗が噴き出しておりまする。ときどき扇風機の前に座り込み気化熱作戦を敢行。今週の仕事の中日を越したなあ。そして、明日で六月も終わり、今年も後半へ。猛暑日を記録する町もあって熱中症が続出なんて、毎年、今年は異常だなあと感心することが増えていってる気がする。驚きの種も尽きそうだが、毎年驚き嘆いている。


 人気の高かった紫陽花の写真だが、今日見にいってみると、ずいぶん枯れて盛りを過ぎていた。いいときに撮ったようである。紫陽花の次は梔子である。帰り道、遠くから風に乗ってあの匂いが届く。いいのか悪いのか、好きなのか嫌いなのか、自分でもよく分からない花である。





 そんなこんな。



只今のながらCD

FUZJKO IN PARIS / INGRID FUZJKO HEMMING
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by alglider | 2011-06-29 20:52 | 短歌 | Comments(4)

断酒 + 短歌一首

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23:48

校 庭 の 旗 の 影 濃 く 空 つ ぽ の 記 憶 に の こ る 塩 素 の に ほ ひ


こうていのはたのかげこくからっぽのきおくにのこるえんそのにおい



 朝から


 真昼のような日差しを受けて出社。暑いです。梅雨明けの話は聞かないが、いきなり夏になってしまった感じ。積乱雲の輪郭が異様なまでに眩しい。街路樹の木陰を選んで歩けば、10 分の遅刻。ま、それは許容範囲内です。


 お酒を飲んでいるときには、感情に左右されることが多かった。愛も激しかったし、憎しみも深かった。そして何より傲慢で我が儘だった。押し寄せる感情の波が酒を呼び、また酒が制御不能の感情を呼び起こした。永遠に続くと思われた愛憎の高揚感連鎖は体を蝕み、自我を破壊しだした。そう、壊れた人になったのだ。酒を止めてからは、愛や憎しみを壺のように目の前に一つずつ置いておくことにした。愛を感じれば壺にひと言入れる。憎しみを感じれば壺にひと言入れる。


 原初的な生命のエネルギーは感じられないが、静かで誠実な感情を持とうと努める。誠実であれば、爆発的な突破力がなくっても何とかなるような気がする。ただ困ったことに誠実さと自信はなかなか両立しない。誠実であろうとすればするほど漠とした四方無辺の不安を抱えることになった。意見や意志の表明というものが恐ろしい。その恐ろしさの支配は強力で、誠実を表わしにくくする。不安の中、ささやかな誠実を履行する。背水の誠実さというものがあると思う。





 そんなこんな。



只今のながらCD

THE SOUL OF BLUES GUITAR / B.B.KING
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by alglider | 2011-06-28 20:52 | 短歌 | Comments(2)

「眩」 3

初 夏 の 手 紙 に 添 へ し 押 し 花 の 眩 き の ち の 死 で こ そ あ ら め

はつなつのてがみにそえしおしばなのまばゆきのちのしでこそあらめ
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by alglider | 2011-06-28 20:00 | 短歌 | Comments(0)

「眩」2 推敲1

初 夏 の 光 り の 弾 む お く れ 毛 に ジ ム ノ ペ デ ィ の 眩 し か り け り

はつなつのひかりのはずむおくれげにじむのぺでぃのまぶしかりけり
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by alglider | 2011-06-28 08:05 | 短歌 | Comments(0)

睡眠不足 + 短歌「眩」2

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22:21

初 夏 の 光 り 降 り く る お く れ 毛 に ジ ム ノ ペ デ ィ の 眩 し か り け り


はつなつのひかりふりくるおくれげにじむのぺでぃのまぶしかりけり



 昨夜


 朝に作った水出しコーヒーが残っていたので飲んだ。それがいけなかった。頭が冴えて眠れない。暑いのも手伝って2時間ほどもんもんとベッドですごす。がばっと起きだし眠剤と安定剤を服用するも即効性はなし。ああ、辛かった。


 で、今日の仕事は頭が朦朧としていて、文章がなかなか進捗しない。自分が書いている内容さえも頭に入ってこないのだから、これはいかんともしがたい。で、1時間ほど早く退社した。明るき中を帰るのは何だかそれだけで健康的だ。しかし、もう夏至は過ぎたのだなあ…歳月のなんと速いことよ。



 そんなこんな。



只今のながらCD

bachCage / FRANCESCO TRISTANO
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by alglider | 2011-06-27 20:53 | 短歌 | Comments(2)

駆け足美術館

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22:37


 青木繁の


 没後100 年記念の展覧会が7月10 日までで、2、3日は用事があるので、えいやっと昼から京都まで出かけて行った。京都国立近代美術館は平安神宮の鳥居をくぐった左手にある。いつも京阪三条から歩く、30 分ほどか。途中に小さな画廊がいくつもあり、フェルメールのポスターが貼ってあった。


 「おっ」。昨日から京都市立美術館で「フェルメールからのラブレター展」が始まっていた。市美は国立の真向かい。青木繁展だけのつもりでゆっくり出かけてきたので、あまり時間はない。が、また京都まで来るのは面倒だ、駆け足で二つの美術館を回った。先にフェルメールを。


 「手紙を読む青衣の女」が修復後世界初公開、日本初上陸。あと2点「手紙を書く女」「手紙を書く女と召使い」は再上陸。手紙をコミュニケーション・ツールと考え、その視点でオランダの画家たちの作品がずらり並べられていた。駆け足だったのでフェルメールをじっくりと。相変わらず窓から差し込む光に見とれる。一方に闇がある。ふと、原発のない時代の光りと明りを思ったりした。


 青木繁は1911年、28 歳で亡くなっている。夭逝だが、作品数は膨大で、こんな展覧会は二度と開かれないんじゃないだろうか。ふと、ムンクに似たものを感じるが、多分、青木繁はムンクを知らない。有名な「海の幸」は未完成の作品なんですね、初めて知った。


 時間がなかったので、本当の駆け足。家に帰りついてお風呂に入って、夜の8時ごろに朝から何も食べていなかったことに気づき、パスタをゆがく。いろいろ感想を書きたいけれど、まだ雑用が控えている。




 そんなこんな。



只今のながらCD

STREETNOISE / JULIE DRISCOLL, BRIAN AUGER & THE TRINITY
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by alglider | 2011-06-26 19:02 | 日々是口実 | Comments(4)

牛のごとく。そして、再び大阪へ。

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17:48


 大阪駅


 に着くと東改札口に長蛇の列ができていた。年格好もそれぞれで、ひとつの団体ではないことが知れるが、何だろうと?と思いながら阪急の梅田駅へ。IC カードで構内に入り案内を見ると、なんと京都線が不通ではないか! うへ、そうか、さっきの行列は振り替え運送のために並んでいたのか。うう、わが身も同じじゃん。外へ出ようとしたが、IC カードが解除できない。改札をすり抜け、解除のために長蛇の列の末尾に。間に合うかな~、胃カメラ。


 で、ようよう解除してもらい、地下鉄東梅田へ移動。谷町線に乗り天神橋六丁目で堺筋線に乗り換え、阪急淡路駅まで作戦。地下鉄も遅れ気味だったが、何とか5分ほどの遅れで病院に着けそうだった。で、到着。いやー、時間通りというか思惑通りことが運ばないと、不安症が頭をもたげるから苦しい。胃カメラ検査前だから薬も飲めないし、早起きしてるから頭ももやもやしてるし、何だか暗雲もくもく。


 咽喉をスプレー麻酔して、SM プレイの猿轡のようなものをされて、プレイじゃなくって診察開始。うげっ、げほっ、ぐはっ、げひっ、とうめきながら、胃カメラが食道をくだってゆくモニター画面に目をやるが、涙で画面がにじむ。かなしい。看護婦さんが背中をなで「唾液は飲み込まずにね」と言う。私は牛のように涎を垂れ流しながら横になっていた。カメラが十二指腸まで達し、戻り始めた。途中でお腹を膨らますために空気が送られる。これも、ちと苦しい。終わってからも胃になにか残っている感触がする。医師いわく「前回よりかなり回復してますね」。そらそうだ、前回は食道が赤くただれていたもの。今回はピンクである。胸が焼けるような痛みがあり、夜中に何回も起きる症状があったから受診したのであって、最近はそのようなことはない。だから、「前回よりも~」の結果は、素人の私にも想像は簡単だった。半時ほど咽喉がしびれているので誤飲の恐れありで、飲食禁止。


 阪急が復旧しているかどうか分からないので、JR 新大阪駅まで歩く。駅前でフリーマーケットが毎土曜開かれている。CD 屋が出ていた。ここ2カ月ほど見なかったので声を掛けると、震災の復旧の仕事で東北に入っていたとか。休日のCD 屋は趣味なんだそうである。B.B. キング、ロッド・スチュワート、クリームを各1枚買う。安いのにさらに負けてくれた。別れるときに「ごくろうさま」と言ってテントを離れた。時間があったので、新しい大阪駅ビルを探検。「大阪駅ビルツアー」なるものがあって、バスガイドさんのような女性が旗を掲げてご一行を率いていた。ま、それほど巨大化してしまった駅である。どこまで続くのだエスカレーターは、という感じでジグザグと天空の庭まで行く。写真は駅ビルから梅田スカイビルを望む。


 さ、今からもう一度大阪へ出かける。映画を見に出てるお咲きさんと待ち合わせて、エアコンを買う。もう今のは扇風機のような風しか出ない。省エネ、節電タイプだな。





 そんなこんな。



只今のながらCD

GOOD BYE CREAM / CREAM
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by alglider | 2011-06-25 16:53 | 日々是口実 | Comments(2)

sutanka 皐月歌

NEW!!■■ 皐月歌 二十一首を sutanka (←クリック) にまとめました ■■ 
最新日記は下へスクロール・プリーズ!
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by alglider | 2011-06-24 23:59 | 短歌 | Comments(0)

早朝病院

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22:54


 明日は


 逆流性食道炎の途中経過を見るために胃カメラでござる。ただいま絶食中。お水、お茶はOK っす。それとB型肝炎ウィルス検査のために採血。朝が早いんだよね、予約時間が8時半。それだけで、採血と関係なしにフラフラでござるよ。胃カメラ、げほげほです。


 梅雨が明けないうちに夏がやってきて、関西は亜熱帯地方になったみたい。除湿機がすぐ満水になり、この水が空気中を漂っていたかと想像すると、温水プールは言い過ぎか、サウナの中にいるのと一緒だなあ、と実感しますです。はい。



 そんなこんな、凹○ ゴロン。



只今のながらCD

LAND (1975-2002) / PATTI SMITH
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by alglider | 2011-06-24 22:24 | 日々是口実 | Comments(4)

さびしさを糸でかがればかぎ裂きのかたちしてをり棘のあるらし


by alglider
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