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水無月尽日



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01:28


く ち な し は 赦 し 請 ふ や う 移 ろ へ り 真 白 き こ と の せ ゐ な ら な く に



くちなしはゆるしこうよううつろえりましろきことのせいならなくに



 朝から


 前立腺というか神経因性膀胱というか、ま、ようするに泌尿器科の診察へ行き、帰りに目を付けていたラーメン屋さんに立ち寄る。ちょっと魚出汁がきつい気がした。淡路から天満へ出て (商店街ばっかりだ) 注文していたメガネを受け取る。最近目が疲れるし、目の病気は恐いのでちょっと値の張ったメガネを誂えた。形は真ん丸ではないけれどレノンタイプに近い。こけたりしていっぱい傷ついてしまった昔のは、度付きのサングラスにするため、レンズ交換に預けてきた。タイプとしては昔のヤツの方がジョンに近い。退院したら新生活アイテムに鞄、靴と眼鏡を考えていた。今回のメガネで新生活の三種の神器がそろったわけで、体の痛みと痺れはまだまだあるけれど前を向く。


 んで、それから、しゃっちょさんとナッちゃんと貴くんとでお好み焼きを食べに。大学4回生の貴君のシュウカツの話。大変そうだ。周りの3人で励ましたつもりだが、さてどうだろう? それから、焼き鳥屋に行って短歌の話。私は六月には題詠を除いては三首しか詠んでいない。思うに入院の後遺症で、韻文の頭ではなく「年を取ると体が…」「一寸先の分からない人生は…」とか散文的な思考ばかりしていたせいだ。これはこれで回復に役立ったのだが、ずっと散文的なままで生きるつもりはなくって、七月は短歌に心血を注ぐ。決意はあとから従いくるもの。まずは詠む。



そんなこんな。



只今のながらCD

THE RETURN / Film by ANDREY ZVYAGINTSEV, Music by ANDREY DERGATCHEV
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by alglider | 2012-06-30 23:30 | 短歌 | Comments(0)

大丈夫、きれいです。


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23:29



 結果から


 言えば、再発はしていなかった。よかった。先生がMRI のプリントに赤ペンで「大丈夫、きれいです」と書いてくれた。これで、不安なく痛みや痺れを我慢すればよいことになったわけだ。わけだが、これから我慢し続けてまた血腫ができ始めたらどうしよう。というのは、心おきなく我慢している期間が盲点にならないとも限らない。と考え始めると、もうこの病気はあるていど腹をくくるしかないわ。


 最低限の入院準備を鞄につめていた、と先生に言えば「それはいいかも」だって。胸椎というのは脊椎の中でも(頸椎や腰椎に比べ)弱い部分なのだそうだ。つまり、再発しやすく、それは突発的であり、症状は今のような痛みではなく激痛である。だから分かったときは再発ということになる。ということは、一か月や二か月ごとにMRI を撮らないと安心できないということだわん。


 開業医ではMRI は無理だし、大きい病院は予約制で小回りが効かない。血液検査で分かるなら簡単でいいのだが、そうはいかないところがなかなか不便である。血液検査といえば、この胸椎硬膜外血腫にかかる人には多血症の人が多いらしい。私もそれである。


 何を書きたかったのか、分からなくなってしまった。とにかく今日はよかったが明日は分からぬ、難儀であることよのう、ということなのである。



 そんなこんな。



只今のながらCD

20 BEAT CLASSICS / GEORGIE FAME
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by alglider | 2012-06-19 19:51 | Comments(6)

梅雨の隙間



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23:23


ひ と 雨 に 花 と な り ゆ く 六 月 の 杳 き 眼 を し た わ れ の そ れ か ら



ひとあめにはなとなりゆくろくがつのくらきめをしたわれのそれから



 8日に


 調子が悪くなり、外来診察の予約が明後日19 日にしか取れなくって、先週は、ほんとつらい日々だったわ。再発を恐れて鞄には、何時何処で倒れていいように最低限の入院グッズを入れ、エスカレーターより階段(手すりを持ったら)の方が安全、人の多いところを通る、鍵をかけないなどなど気を使って過ごした。明後日のMRI で何ともなければ、しばらくは不安なく(心おきなく、笑)痛みや痺れに耐えることができる。この不安なく、っていうのが、鎮痛よりも大きな意味を持っていて、まことにありがたい。


 先週一週間東京出張していたお咲きさんは、疲れからか発熱中。お咲きさんを家に置いて義母の見舞いに行く。言葉は発しないけれど、眼に力が戻ってきたようだ。左半身が麻痺しているので、今の義母には左の世界がない。右ばかり向いているから、首の筋が固まってくる。筋をほぐし首を回し、左の世界を認識させようとすると、どうも恐怖がともなうということだ。そら世界がないのだから、ない方に体や意識を持っていくというのは恐怖そのものだろう。それが今日はなんと真上、もしくはやや左側を見ている。少し新しい世界を獲得した義母である。いつもなら洗濯物を持って帰ってくるのだが、梅雨(今日は天気がよかった)でどうも雨続き(台風も来ているし)病院でコインランドリーを使った。乾燥機便利。


 只今のながらCD は、先日、短歌の校正するために入ったジャズ喫茶で売っていた中古モノ。スザンヌ・ベガのセルフカヴァー集。「ルカ」をギター一本で「トムズ・ディナー」を演奏付きでやっている。面白いけど、オリジナルの印象が強すぎまする。もうデビュー26年だって。



そんなこんな、梅雨の隙間。



只今のながらCD

CLOSE-UP VOL.2 PEOPLE & PLACES / SUZANNE VEGA
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by alglider | 2012-06-17 22:48 | 短歌 | Comments(10)

ちょっとつらい。



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22:26



 毎週、


 義母の見舞いに行っている。目に見えるかたちで回復してきてるのでうれしい。左半身は麻痺しているが、動かすことができる右手には力が入ってきたし、「うー」と言葉にはならぬが、話しかける意志のある声を発するようにまでなってきた。今日は喉に痰が溜まるようで、看護師さんが吸引をするのだが、それが苦しいらしく力の入ってきた右手で止めようとする。複雑。


 杖をつきながらリハビリを見ていると、先生に「杖、どうされたんですか?」と尋ねられた。実はかくかくしかじか、私も退院したところ云々。その私だが、mixi などにあれこれ呑気なことをつぶやいているけれど、本当のところは、どうも調子がよくない。背中の痛みが増し、痺れの範囲も広がってきて再発の不安の中にいる。通院の予約はまだ先だから、明日、相談の電話をいれる。


 そんなこんな。



只今のながらCD

THE CATS / FLANAGAN, COLTRANE, BURRELL…
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by alglider | 2012-06-10 22:04 | 日々是口実 | Comments(6)

水無月二日



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00:21


水 無 月 の に ほ ひ は 青 し 手 さ ぐ り の 言 葉 の 杖 を つ い て 歩 め り



みなづきのにおいはあおしてさぐりのことばのつえをついてあゆめり



 もう水無月、


 六月ですね。一か月以上入院していたから、どうも感覚が狂っている。昨日は、二月に会う約束をしていたけど入院で果たせなかった友達と会い、退院祝いと病気の説明宴会を、笑。そして、今日は信州に住んでいる陶芸家の友達の個展へ。年一回のペースで大阪に出てきて新作を披露してくれる。「ああ、元気でしたぁ?」と尋ねられ、また病気の説明会に、笑。それから「なにわ翁」へ蕎麦を食べにいって、散髪に行き、中古CD 屋とタワレコに立ち寄り、ジョニ・デの映画「ダーク・シャドウ」を見てきた。映画は1972 年が舞台なのでBGM が懐かしい懐かしい。T・レックス、ドノバン、エリック・カルメン、ムーディー・ブルース。そしてアリス・クーパーがライブという設定で本人出演。若いっす。内容は永遠の恋と永遠の呪いと永遠の命のお話でした。←分からないよね。しかし、ミッシェル・ファイファーってあんな顔だったっけ。


 ひさしぶりに短歌の手帖に向き合ったら、言葉が出てこない、というかモードスイッチが入らない。しばらく白紙を睨んでいた。


 日付が変わってしまった。そんなこんな。



只今のながらCD

NOTHIN’ BUT THE BLUES / JOHNNY WINTER
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by alglider | 2012-06-02 23:59 | 短歌 | Comments(7)

さびしさを糸でかがればかぎ裂きのかたちしてをり棘のあるらし


by alglider
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