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卯月尽日  短歌一首


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雨 の 上 に ゆ ふ ぐ れ 来 た り 悲 し み の 背 骨 の ご と く 鉄 塔 の 立 つ



あめのへにゆうぐれきたりかなしみのせぼねのごとくてっとうのたつ
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by alglider | 2013-04-30 22:37 | 短歌 | Comments(7)

sutanka 更新



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NEW!!■■半年歌 長月―卯月の十八首 を sutanka (←クリック) にアップしました。 ■■ 
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by alglider | 2013-04-28 16:21 | 短歌 | Comments(0)

虹の写真  短歌一首

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22:11


驟 雨 さ り 虹 の か か れ る 港 か ら き み へ と 帰 る わ れ の 舟 み ゆ



しゅううさりにじのかかれるみなとからきみへとかえるわれのふねみゆ




 今日から


 三連休。自分でもおかしいぐらい嬉しいのだが、何故なんだろう? 去年は退院して自宅リハビリを終え、一週間働いた後の連休だった。一年無事であったから嬉しいのだろうか?とも思うが、実感はないなあ。ただ単に働きたくないだけかもしれないサボり病いかもしれぬ。


 サボるといえば、連休中にCD や書籍類を片付けて、もっと暮らしやすい環境にしたい(とにかく物が多すぎる。断捨離という言葉が流行ったが、言いだした「やましたひでこ」という人物の登録商標だという。何だかげんなりだなあ。執着から離れるが「離」であろう。閑話休題)と思っているのだが、初日の今日は何もせずじまい。先が思いやられる。


 机の上はCDが全面に積み上げられているので、まずそれを移動して、新しい大きなディスプレイのパソコンを買いたいのだが、買い替えるお金があっても置く場所がない状態。書籍をずいぶん処分して本棚が何本か空いたので、そこにCDを移して、と算段ばかりが頭の中で進む。リビングのCDも片付いたら奥のレコードを取り出し、ロックバーをやってる友達に送ることもできるのだが、なかなか進捗しませぬなあ….明日も何だか、気合いが入りそうにもない。ゼンマイを巻くというか、「えいっ」という衝動的な発奮が必要なのだが。





 携帯をスマホ、iPhoneに替えた日々のそんなこんな



只今のながらCD

PAWN HEARTS / VAN DER GRAAF GENERATOR
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by alglider | 2013-04-27 20:40 | 短歌 | Comments(14)

一首

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い づ く ま で つ い て く る の か 忘 却 は か な は ぬ も の よ 花 ち ら し の 雨



いずくまでついてくるのかぼうきゃくはかなわぬものよはなちらしのあめ
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by alglider | 2013-04-23 22:22 | 短歌 | Comments(0)

文学フリマ  短歌


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00:11


軒 し た に 鳥 籠 ひ と つ つ る さ れ て 四 月 の 風 に ひ ゆ う う と 鳴 け り



のきしたにとりかごひとつつるされてしがつのかぜにひゅううとなけり




 今日は


 短歌と詩をやっている友達がそれぞれに文学フリーマーケットに出店するというので、堺、中百舌鳥まで出かけた。骨董市は経験があっても、コミックにしろ文学にしろ自費出版物フリマは初体験だった。まあ、なんと大勢の人出であるか、人いきれに気圧されてちょっと気分が悪くなってしまった。じっくり本を手に取る余裕なし。


 とにかく友達のところを目指し、購入する。三井修さんらが出店してた「中東短歌」すぐ売り切れとのこと。角川短歌賞を取った藪内亮輔さんや歌壇賞の平岡直子さんの出している「率」も売り切れだった。そういう情報をしらずに後から「へーっ」「ほーっ」とか言っていた。友人の歌人集団ナイル四季作品集「おらの」と、なっちゃんの詩が載っている「Aa」を目的通り購入。


 そのほかには京大短歌と北海道大学短歌を買い、あとは田中ましろさんがやってる「短歌男子」、そして卒業した大学の文芸部も出店していたので購入した。私らの時代はガリ版刷りだったのが、立派な冊子になっている。聞けば部室に印刷機があるというから驚いた。隔世の感あり。しかし、気付いてみたら散財という、よくないパターンだった。今月は通販の支払いがまだあって、ちょっこしきつめ。はふ。

 


 そんなこんな。





只今のながらCD

THE SHADOW OF YOUR SMILE / ASTRUD GILBERTO
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by alglider | 2013-04-15 00:08 | 短歌 | Comments(2)

低気圧の中  木蓮短歌一首

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21:46


ゆ ふ ぐ れ に 触 る る と 落 つ る 木 蓮 の 燭 台 ひ と つ 灯 し て ゆ き ぬ



ゆうぐれにふるるとおつるもくれんのしょくだいひとつともしてゆきぬ




 昨日は


 拓諳さんと「中国 王朝の至宝」展を見に行き、今日は拓諳さんと映画「シュガーマン 奇跡に愛された男」を見に行ってきた。何も拓諳さんが “ヒマ人” であることを言いたいわけでなく、私にお付き合いしてくださる奇特というか奇癖の持ち主のお一人であるということを言いたいのである。台風並みの低気圧二つ大接近の中、雨風の中、二日間のお相手ありがとう。


 去年の今日は六週間の入院を終え退院した日(そうだ、一年前も拓諳さんがレンタカーで迎えに来てくれたのだった。今日は自家用車。社長、儲けたはります、いやいや)だ。桜が咲き始めたころで、退院即花見だった。早いなあ。目の前にあるものの方が記憶に残らない。懐かしさは壁に染みつくほど流れた血の量だ。それは早くも遅くもなく、ただ “在る” 。懐かしさは届かぬから愛おしく、やり直せぬから私を苛む。


 
そんなこんな。



只今のながらCD

MOVE / HIROMI The Trio Project feat ANTHONY JACKSON, SIMON PHILLIPS
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by alglider | 2013-04-07 20:41 | 短歌 | Comments(6)

卯月朔日   木蓮歌六首(再掲)



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木 蓮 の 祈 り を 思 ふ 昼 さ が り 花 で あ る た め 花 で ゐ る こ と


後 も ど り か な は ぬ 夢 の 醒 め て の ち 瘡 蓋 の ご と 紫 木 蓮 落 つ


ほ つ ほ つ と 闇 に と も れ る 木 蓮 の 白 を 閉 じ こ め 白 く あ り け り


も く れ ん の 浄 土 か な は ず さ く ら さ く う た げ の 園 に 悪 意 抱 く 午 後


合 掌 し 芽 吹 く 木 蓮 三 月 の 性 善 説 を 捨 て が た く を り


木 蓮 は 陽 へ と 向 か は ず 天 上 へ め い め い 白 く 瞑 想 し を り




 辰巳泰子さんに「木蓮はパンタタさんの花」と言葉をいただいた。
そう言えば何首かあったなあ、と調べてみた。
古くは郵便局の夜勤(7年は前だ)をしていたころの歌で、
局までの街路樹が木蓮だったのだ。
外灯に浮かび上がる木蓮は幻想的で仕事に向かう自分を少し惨めに思ったこともある。
まだまだ、アルコールの後遺症があった。


 駅前の家に首が痛くなるほど見上げなければならない
紫木蓮と白木蓮を庭に植えている家がある。
天に向かっては散り、イカロスの翼のような花びらが落ちてゆく。

 特に

合 掌 し 芽 吹 く 木 蓮 三 月 の 性 善 説 を 捨 て が た く を り


 は、2009年の歌だが、自分で読み返し震災と重なってくる。政治、東電、原子力村、原発、被爆....思うことは絡み合って暗澹たる気持ちになるが、私には「すてがたきもの」がある、と思え、この歌を詠んでいてよかったと思っている。短歌はありがたい。


 今年の木蓮の歌を詠もう。螺旋階段を上るやうに。



 そんなこんな。



只今のながらCD

ONE OF A KIND / BRUFORD
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by alglider | 2013-04-01 23:36 | 短歌 | Comments(8)

さびしさを糸でかがればかぎ裂きのかたちしてをり棘のあるらし


by alglider
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