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長月尽日   一首


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22:15


口 ず さ み し 懐 メ ロ こ そ 口 惜 し け れ 場 末 の バ ー に 似 合 ふ こ と な ど



くちずさみしなつめろこそくやしければすえのばーににあうことなど



 九月


 が去ってゆくと、黄昏の曲がり角を曲がってしまったみたいで、後は宵闇が迫りくるばかりの年の終焉がくる。6時に会社を出ても、もう外灯が映える季節になっていて、人さらいのように影が長くのびる。



 もう帰ろう、もう帰ってしまおう
 寝静まった街を抜けて

 岡本おさみ



 そんなこんな。



只今のながらCD

火男 / 根津甚八
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by alglider | 2013-09-30 21:26 | 短歌 | Comments(7)

連休終了  一首


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20:15


雨 ば か り 風 吹 く ば か り の 休 日 は 「 紅 の 豚 」 を 繰 り 返 し 見 つ



あめばかりかぜふくばかりのきゅうじつは「くれないのぶた」をくりかえしみつ



 八月の


 休みは、こちら関西方面でも台風の被害があり、嵐山や福知山など知り合いのいるところへはメールを送った。九月に入ってからの連休は、好く晴れてさわやかで行楽の秋本番、という気候だったが、病院通いと短歌にうんうんと頭を悩ませて過ぎた。


 その短歌も新旧取り混ぜたかっこうになるが、何とかめぼしがついた。明日、印刷して推敲する。おかしなもので、推敲はどうしても紙、ペンを持って手を動かさないとできない。


 そうそう、グランフロント大阪(6F)の紀伊國屋で11/15まで、スターバックス前の円柱棚で短歌フェアが開かれている。




 そんなこんな。




只今のながらCD

№1 IN HEAVEN / SPARKS
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by alglider | 2013-09-23 19:58 | 短歌 | Comments(0)

肝むかふ     一首


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17:39


浪 漫 と か 憧 憬 で な く 肝 む か ふ こ こ ろ つ か ま れ 泣 ひ て し ま へ り



ろまんとかあこがれでなくきもむかうこころつかまれないてしまえり




 ダメージが深く


 連休もただただ耐えるだけの長い時間のようです。明日のため、また次の明日のため、われに穏やかな勇気を。


 一日中キース・ジャレットの「サムウエア」を聴いている。こういう心理状態に寄り添えるのが絵画でもドラマでもなく、また言葉でもなく、音楽だというのが音楽のすごいところ。



 そんなこんな。



只今のながらCD

SOMEWHERE / KEITH JARRETT, GARY PEACOCK, JACK DeJOHNETTE
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by alglider | 2013-09-15 16:47 | 短歌 | Comments(0)

ごろり 凹○   一首


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19:19


雲 お も き 水 底 の 空 あ あ わ れ は 息 継 ぎ 下 手 の 生 き も の な る よ



くもおもきみなそこのそらああわれはいきつぎべたのいきものなるよ




 起きだして


 珈琲を飲んで「何でも鑑定団」の再放送などを見ていたら、どうも気分が悪い。胸がむかむかするというか、騒ぐというか、胸の中にあるものが胸の中の居心地が悪いと言っている。東京オリンピック (起きるまでマドリッドに決まった夢を見ていた) のせいか、なんて思っていたら、マジで動悸が激しくなり、息苦しくなってきた。お咲さんは「寝てたら」と言って、義母の入所施設へ出かけていった。


 言われたように2時間ほど寝たら楽になった。SNSに書き込んで寝たので「大丈夫?」の書き込みが入っていた。みなさまご心配かけました。甘いものを食べます。


 今から髭をととのえ、お風呂に入って、短歌の整理。





 そんなこんな。



只今のながらCD

THE CLOWN / CHARLES MINGUS
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by alglider | 2013-09-08 18:54 | 短歌 | Comments(4)

長月朔日   一首


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15:49


あ き あ か ね は ぐ れ て を れ ば そ れ は も う 死 に ゆ く も の と 決 め て 見 て を り



あきあかねはぐれておればそれはもうしにゆくものときめてみており



 雨で始まった


 長月朔日。降り出す前に子供会の会費になる段ボールや新聞、雑誌を収集所に出し、もうひと寝入りしていると、激しい雨の音と遠くに雷鳴。部屋の近くに自転車置き場があって、そこの屋根が昔でいうトタンみたいな素材だから、やけに雨音が響く。


 お咲きさんはお母さんが入所している施設に行く準備をしていたが、雷が近づいて来た。来た、と思ったら、飛び去る烏のように遠ざかり陽が射し始めた。始めた、と思ったら、お咲きさんが出かけるころには篠突く雨。あちゃー。


 お昼は西瓜とゆで卵で済ませ、薬を飲んだ。4時からケーブルでイギリスの刑事ものヴェラを見る。ストーリーも役者もいいが、風景がいい。実景と心象がうまく映像化されている。





そんなこんな。



只今のながらCD

WIRED / JEFF BECK
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by alglider | 2013-09-01 15:32 | 短歌 | Comments(0)

さびしさを糸でかがればかぎ裂きのかたちしてをり棘のあるらし


by alglider
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