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睦月尽日   一首


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23:28


生 前 の 言 葉 を 流 す ラ ジ オ か ら く ぐ も る よ う な わ れ に 似 た 声



せいぜんのことばをながすらじおからくぐもるようなわれににたこえ





 歌誌「月光」34号への


 詠草十五首を〆切り日にぎり送信完了。そのために今週はずっと仕事中に気づいた言葉をUSBに記憶させたり、前の歌を推敲したり、新しく詠んだりしていた。一週間が早く過ぎ去った気がするのは、そこそこ仕事も忙しかったせいか、こっそりの隠密短歌のせいか。


 節分はお咲きさんの誕生日だが、私は初めての瀉血に行ってまいります。採血のように血を抜いて、そして捨てる、とまあ、そんな簡単(ある意味乱暴)ではないような気がするのだが、どうだろう。遺伝子異常で濃厚になった血を抜いて、薄めるためにリンゲル液などを点滴するんじゃないかと思うのだけれども。ま、どっちゃにしたって瀉血である。一瀉千里の「瀉」である。勢い迫力満点ですな、笑。献血と同じ400ccほど抜くのかな、というかたぶん限界量じゃないのかな。


 そうそう明日はお咲さんの骨折のデータが入ったディスクをもらいに。近くの病院に移るためだ。初診してもらった先生が言っていた一か月が経とうというのに、まだ腫れて松葉杖が離せない。体を支える掌も両脇も痛くなってきて、これはこれでつらそうであります。明るい話題の少ない睦月尽日でした。しょぼん。




 そんなこんな。



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只今のながらCD

TRANSFORMER / LOU REED
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by alglider | 2014-01-31 22:49 | 短歌 | Comments(4)

せめての言葉   一首

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23:54


「な あ お ま え 崩 れ て い け よ い つ ま で も 天 秤 棒 な ぞ 担 い で お ら ず」



「なあおまえくずれていけよいつまでもてんびんぼうなぞかついでおらず」




 午後4時半ごろに


 仕事の合間というか、少し時間があく場合がある。次の準備をしてもいいし、新聞に目を通すのもいいし、ひたすら調べものに没頭するのでもいいのだが、ここ3日、その時間帯に短歌を推敲したり新しい歌を詠んだりしている。パソコンというハイテク機器のありがたさである。向かっていたら、極端な話、何をしていても分からない。やばいサイトとかデイトレなどは一応チエックがあるらしい。短歌はUSBとワードだけだからね。


 やること(仕事)をやっていると、こういう少し後ろめたいことにもリトル余裕ができる。酒を飲んでいるときは、仕事ができない、罪悪感、紛らわしの勤務中飲酒、すると更に仕事ができない、more 罪悪感、また飲むと悪循環だった。お咲きさんが「今日は体調が優れないので休みます」なんて会社に電話をしているのを見ると、まっとうな人には、そういうことを言える許しを会社内の人間関係や世間様からいただいている、構築しているのだな、と恨めしいかったが自分ではどうすることもできなかった。


 今は何とかバランスを取って日々暮らしているが、そういう生活はつまらないな、と感じるときもある。人生の大半を酒の勢いでエイヤッと自己主張してきたから、酒をやめてから自分の意見を言うことに慣れない。自分の意見を言うことは、世の中、時と場合によっては必要なのだから、言えない私は世の中に馴染めずにいる。左を右と言われても、ああそうですかスミマセンでした、と謝ってしまう私なのだが、最近のご時勢はそうも言っておれなくなってきた。酒を飲まずに信じる言葉、せめての言葉を語れるか、私とってはかなり遠い、時間のかかる話なのだが、重要なことだ。時間が待ってくれるだろうか。


 別項:産む子供のデザインができる可能性が出てきたが、国家による選別と国家によるデザインになる可能性を思う。当然、倫理は政治的意図により変更され、徐々にお国のための赤子を選び、誰もが推奨するようになる。戦える強靭な肉体、最先端の技術で生まれる大和魂。新しい優生思想になる危惧を抱いている、というか、今日、仕事の帰り、その可能性に気付き愕然としたのだった。




 そんなこんな。



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只今のながらCD

SLEEPER TOKYO,APRIL 16, 1979 / KEITH JARRETT, JAN GARBAREK, PALLE DANIELSSON, JON CHRISTENSEN
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by alglider | 2014-01-29 22:58 | 短歌 | Comments(0)

傾聴    一首(推敲しました)

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23:37


膝 だ き し 胎 児 の よ う な 落 日 が 鉄 路 の む こ う に し ば ら く あ り ぬ



ひざだきしたいじのようならくじつがてつろのむこうにしばらくありぬ




 体の


 あちこちに痛みが出ると、仕事で「年を取るとねえ」という電話を受けたときに「ほんまですな」という受け答えに心がこもる、笑。正味、罹ってる病気や症状が一緒だったりすると、世間話のようになってしまう。


「傾聴」という言葉があるけれど、ただ聞くだけではない。話し手がある種の解放や安心や癒やしを感じなければならないし、すべてを話し切れなかったという物足りなさを残さず、今回はここまで、また次回という分別と期待も持ってもらわなければならない。聞くばかりでなく、こちらからも話すが、向こうが話しやすいように目印のような言葉を置く。それはまさしく「置く」という感じ。そして相槌がとっても大事なのだ。何だか今夜は話が変な方向へいっちゃった。



そんなこんな。




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只今のながらCD

REQUIA & OTHER COMPOSTION FOR GUITAR SOLO / JOHN FAHEY
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by alglider | 2014-01-28 23:09 | 短歌 | Comments(2)

まだ何もしていないのに   一首

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23:20


亡 き 友 の 最 後 の 言 葉 知 ら ず し て 空 を 滲 ま せ 星 は 流 る る



なきとものさいごのことばしらずしてそらをにじませほしはながるる




 今年が


 始まったと思ったら、まだ何もしていないのに今月最後の日曜日。更新も三回目、短歌もさっぱり作っていなかった。新しい病気が見つかったり、背中が痛んだり、心臓がきゅっとなって以来動悸がするし、風邪は二週間目に入るし、あんまりいい月ではなかった気がする。良かったのは去年から通っている整体の効果が出てきて、歩幅が広くなり足が軽くなったことだ。骨盤の歪みが修正されつつあるらしい。これから楽しみなことの一つ。


 あとは新年会も兼ねた感じで一昨年三月に亡くなった友を偲ぶ会があった。私より年下だった。集まった仲間はまた来年という言葉のありがたみを知るようになる。それと、アメリカから帰ってきて日本に永住することに決めたというBEATNIKS さんと寿司を食べた。今月の覚えておいてよい出来事の二つ。


 結社「月光の会」の締め切りが今月末。今年は正念入れるぞと思っていたのに、ぜんぜん足りない体たらく。明日からスーパー根詰めウィークです。



そんなこんな。



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只今のながらCD

MANASSAS / STEPHEN STILLS MANASSAS
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by alglider | 2014-01-26 22:47 | 短歌 | Comments(2)

真性多血症ですって    一首 & sutanka

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18:54


風 ま え ば 疼 く も の あ り 庇 う よ う バ ッ ク パ ッ ク を 前 に ま わ せ り



かぜまえばうずくものありかばうようばっくぱっくをまえにまわせり




 会社の


 春に続いて秋の健診でも引っ掛かった赤血球や白血球、血小板の数値が高かった件について診断が出た。JAK2遺伝子変異解析の結果、変異が認められ、病名は真性多血症(真性赤血球増加症)というものだった。要するに脊髄が必要以上の血をどっかどっかと作ってしまう病気だ。治療は瀉血や抗癌剤治療だという。「土曜日にしか病院に来れないのですが」とお伺いをたてると「月、火、水しか瀉血処置ができない」という返事なので取りあえず仕事のスケジュール調整があるので来月一回だけの予約を入れた。近所のかかりつけの医者でも瀉血はできるだろうが、データ解析・管理がどうだろう。近くのかかりつけ医で月一の瀉血をして、三カ月か半年は総合病院かなあ。


 一昨年の胸椎硬膜外血腫のときの執刀医が「あなたは血が多くて手術はちょっと困った」と言っていたのは、こういうことだったのだ、と今になって分かったわけである。瀉血なんてオーソドックスな原始的な治療だなあ、血を抜くだけかと簡単に考えていたのだが、それがこの病気の基本治療なのだそうだ。


 家でググってみるとウィキペディアに「瀉血等、治療を受けている真性多血症患者の10年生存率は72.8%であり….」の記述を見つけ、しばしぽか~ん。発病は60代が多いというから、まあまあの率というか、何とも申しようのない生存確率である。昨日の夜にお咲きさんよりは絶対早くこの世におさらばしたい、と猛烈に願っていた(いろいろあるのよ)ので、ええころあいなのかもしれない。


 お咲きさんは松葉杖一本を持ち、タクシーを利用しつつだが、仕事に出た。




■■半年歌 二千十三年文月―師走の四十四首 を sutanka (←クリック) にアップしました。 ■■



そんなこんな。


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只今のながらCD

LIVE AT THE CAFÉ AU GO GO / THE BLUES PROJECT
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by alglider | 2014-01-04 15:48 | 短歌 | Comments(17)

明けまして...


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17:33



           あけましておめでたうございます



 元日の


 風景を撮りながら最寄りのスーパーまで遠回りしながら歩く。少し痛みは和らいだというお咲きさんに欲しい物を尋ねると「カステラ」と言う。「カステラ?」と問い返すと「それとマスカルポーネも」と追加リクエストがあった。


 スーパーに着くまでの府営や公団の団地群が塗装工事に入っていて、幾つもの棟が丸ごと養生されている。こんな風景はこれから先ン十年は見ることができないだろう。風が吹いて養生の布(?)が揺れ、町に巨大な旗が幾本もはためいているかのようだった。こういう日常が異化された風景を見るのは楽しい。思わず見とれて足を止めてしまう。写真に何枚も収める。


 で、スーパーなのだが、カステラが売っていないのだった。仕方がないので遠くのスーパーまで足を延ばしてたのだが、元日は閉まっていた。アウチ。ここまで来たら、と思い、もう一足延ばしてコンビニでカステラをゲット。それからいつものスーパーにとって返しマスカルポーネを。途中、雀と思うのだけれど、電線にいっぱい止まっていて、誰かの短歌にあったが、本当に皆が皆同じ方向を向いている。面白い。寒いのか胸の羽根を膨らましているので、雀より大きく見えるのだった。帰り、日照り雨に遭う。




  


そんなこんな。



奔馬(←クリック*馬の映像が出ないときは再チャレンジしてください)


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只今のながらCD

HORSES / PATTI SMITH
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by alglider | 2014-01-01 16:55 | 日々是口実 | Comments(6)

さびしさを糸でかがればかぎ裂きのかたちしてをり棘のあるらし


by alglider
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