「ほっ」と。キャンペーン

<   2015年 03月 ( 4 )   > この月の画像一覧

弥生徒然   一首

■■
■■
f0100480_12143623.jpg


16:36



あ あ こ こ に 地 層 が 見 え る き み 抱 き し わ が 手 の ひ ら に 降 り 積 も る も の



ああここにちそうがみえるきみだきしわがてのひらにふりつもるもの




 先日、


 もう新年会という時期でもないけど「会いませんか?」と、高校時代の友達Uからメールが届いた。仲は良いのだが、そんなにしょっちゅう会うわけでもない。へいへい、と返事してJR大阪駅で待ち合わせた。蕎麦を食べに行って、そのあとは丸福珈琲店へとコースはUが決めている。Uの職場の近くなのだ。二人ともロック好きなので、今、気に入っているバンドや昔のバンドの話をする。二人とも「BABYMETALいいよね」って意見が合った、笑。


 で、Uがビートルズの「TOMORROW NEVER KNOWS」がiPodに入ってるか?と訊く。ビートルズはなく801の「T.N.K」なら入っていると答えると、ビートルズでないと駄目だと言う。それで自分のiPhoneを取り出したのだが、それなら最初から出せばいいものを。ま、それで「TOMORROW NEVER KNOWS」を聴いていると、Uは鞄から音叉を取り出し、コーンッとたたいて私の耳に近づける。すると「TOMORROW NEVER KNOWS」と音叉の周波数がきれいにユニゾンでブーンと聴こえる。心地よい。



       



 何でも、528ヘルツのソルフェジオ周波数(ググってください。いっぱいピンキリの薀蓄がでてきます)というものだそうだ。痛んだDNAも癒すというのだから、なかなかオカルトである。Uがオカルトに嵌ってるわけではなく、単に面白いもの好きなのであるが、528ヘルツの音叉を手作り職人に注文して手に入れた、というのには少々驚いた。「TOMORROW NEVER KNOWS」はジョン・レノンの曲でカバーするアーティストやバンドも多く、ビートルズの中でも名曲の誉れは高い。


 私は楽曲のこと、というかコード進行や音階の話はよく分からないのだが、ワンコードで528ヘルツ(ソルフェジオ周波数)のことをジョンが知っていたのか、というのがUの疑問である。「TOMORROW NEVER KNOWS」は1966年発表の「REVOLVER」に収められているのだが、そんなころからジョンがそのようなことを気に掛けていたのだろうか?ミステリーを書くには面白い題材だ。そうそうグレゴリオ聖歌などもソルフェジオ周波数らしい。








 私は、そんなことを言っているとジョンの暗殺陰謀説とかが出てくるんじゃないか、と思ったりする。そういうのは小説では面白いけれど、現実には近寄らないようにしている。で、だらだらとロックの話をしていて「OKAMOTO’Sがいいよ」と私が言うと、知らないと答える。YouTubeで探すと言っていたから、あとで「どうだった?」とメールを入れたら、奥さんともどもファンになった、という返事で、ライブを見に行こうと言う。Uはベースをやっていたのでダウンタウンの浜田さんの息子がベース担当ということにも、そしてめちゃテクなのにも少なからず衝撃をうけたようだ。還暦をすぎたおっさん二人が今年はOKAMOTO’Sを見に行くことになりそうだ。私はもう一回だけだけどライブハウスに見に行っている。先輩である、笑。


 結社「月光の会」へ出す十五首、数的にはあと一首足りない。推敲ももう一頑張り。さっき読み返していたら、自分の朱で真っ赤に、笑。どうよ、それって。




 雨が上がったら買い物に、そんなこんな。




f0100480_15421128.jpg

只今のながらCD

GARY CLARK jr. LIVE / GARY CLARK jr.
[PR]
by alglider | 2015-03-29 12:14 | 短歌 | Comments(6)

天気晴朗なれど腰痛し  一首


■■
f0100480_19525431.jpg


21:37


地 下 茎 の 眠 り の 深 く わ た く し の 物 語 と な る 雨 ふ り は じ む



ちかけいのねむりのふかくわたくしのものがたりとなるあめふりはじむ




 寝過ぎて


 持病のぎっくり腰がプチ再発して、リトル不便な土曜日でした。寝過ぎると腰にいけないと分かっていても、ついつい寝てしまう。今朝は11時かと思って起きたら午後1時だった。ゆっくり立ち上がって腰を垂直に伸ばし、ククッ嵌った感じがすると動ける。動けるが棒が平行移動するような歩き方ならOK、という限定付き、笑。それでも洗濯を2回して、久しぶりに陽も差していたので布団と枕を干して、することはしたのだが「うっうっ」と唸りながら休み休みであった。お咲きさんが「マットレスを買ったら?」と言う。私はベッドに敷布団なのだが、個々人の要望に合わせたマットレスいろいろと開発されているのだそうだ。


 しかし、私には頑ななところがあるので、どうしても新しく開発された便利なものを取り入れるのが遅くなる。重い綿の布団が好きで、たぶん子供のころから使っていた布団を実家から持ってきてずっと使っていた。お咲きさんが「軽くて暖かいのが押し入れにあるわよ」と言っても耳を貸さずにきた。しかし、その実家から持ってきた布団も経年の結果さすがに駄目になり、羽根布団を使うことになった。軽すぎる、起きたら布団がどこかに行っている、と文句を言っていたのは最初のうちだけで、今はすっかり羽根布団に慣れてしまっている。こういうのは頑なではなく偏屈というのかもしれない。新しく買い替えるとしたら、どうだろう、年も取ったし重いのはつらいかもしれない。ま、このようにして頑な(偏屈)なところがあって、世間が健康志向であればあるほど、私の「不健康」が際立つようになっている。決して私の望むところではないのだがなあ…..


 明日も睡眠をとりたい。腰が痛みませんように。




 痛し痒し。そんなこんな。




f0100480_21281468.jpg

只今のながらCD

AGE OF PAIN / KBB
[PR]
by alglider | 2015-03-21 19:52 | 短歌 | Comments(0)

吊り目     一首



f0100480_18154959.jpg


19:25


沈 黙 は 異 議 な し 異 議 あ り 遣 る 瀬 な し 寒 水 仙 に 風 の 渡 り ぬ



ちんもくはいぎなしいぎありやるせなしかんずいせんにかぜのわたりぬ




 また、

 病気の話だけれど、持病が多いのだから仕方がない。はあ。7日に真性多血症の診察に行ってきた。3か月ぶりである。この病気が分かってからというか、病名が付いてから1年とちょっと。最初は遺伝子異常で脊髄が勝手に血(赤血球や血小板)を必要以上に作っている、と言われ、ま、大きく解釈すれば血液の癌、なのである。


 赤血球や血小板をどんどん作るから、どんどん減らすか、作らないように対症的に手を打たないと、血が濃いくなり過ぎて、脳梗塞や心臓に血栓ができたりする可能性が高くなり、多くの人は多血症そのもので亡くなるのではなく、遠因として亡くなっている。


 で、基本的に瀉血(おお、なんて原始的な魔女狩りのような処置)と投薬が治療らしく、分かってからは1か月に一度、500ccの生理食塩水で血液を薄め、一方では800ccの血を抜くという治療に通っていた。しかし、私にはこの抗癌剤がよく効いて(髪がよく抜ける、とほほ)瀉血はしなくて済むように。これはありがたい。血を抜く針は太いし、第一、あまり気持ちの良いものではない。次回も瀉血なしで3か月後。


 話は全く変わって、最近、気づいたのだけれど、この頃の車のライトって流線形のボディに沿って“吊り目”型が多いですね。昔のように真ん丸のもときどき見かけるけれど、みんな怒ったかのように目が吊り上がっている。街を歩いていて、私の気持ちが落ち着かないのは、この“吊り目”のせいのような気がしてきた。行きかう車、つまり行きかう風景にいつも“怒りに満ちた圧迫感”を感じているのだ。たぶん。和めないわ~、この頃の車って。みんな怒りながら走っているようだ。街中に怒りが満ちている。





 最近、フリスクのスペアミント依存、笑。そんなこんな。






f0100480_19172018.jpg



只今のながらCD

THE RIVER IN REVERSE / ELVIS COSTELLO & ALLEN TOUSSAINT
[PR]
by alglider | 2015-03-08 18:15 | 短歌 | Comments(6)

弥生朔日   一首


f0100480_1943727.jpg


19:11


何 ご と も 始 ま る で な く 終 わ る に も 一 寸 足 り ぬ 冬 の 一 日



なにごともはじまるでなくおわるにもいっすんたりぬふゆのいちにち




 思い出した、

 というのは、何を書こうと思っていたのかを、思い出した、ということで、まったくもって忘れっぽい。先月の27日に休みを取ってMRI検査を受けに行ってきた。1年ぶりの検査である。胸椎硬膜外血腫の手術を受けて丸々3年になるけれど、どうもこのごろ神経性疼痛がひどい。それに、発症した3年前と同じような上腕部にもやもやとして痺れが走る。胸から下が完全に不随になった日々を思い出すと、恐怖である。しかし、検査の結果、血腫の再発は見つからなかった。めでたし。それで、これまでのMRIの経過をDVDに焼いてもらい、近くのペインクリニックを探すことにした。


 診察が思ったより早く終わったので、薬が切れていたアルコール専門病院へ足を延ばす。病院の梯子である。ここの先生は頼りない、というか話が合わないのだが、もう長い付き合いだし、依存症の方は落ち着いてきているので、イチから新しい病院を探す気にはなれない。私の方も心を開くには遅すぎるタイミングだし、何より私が頑なだ。


 病院の梯子を終えて、この前、神戸南京町の春節祭に行った折に田村君となっちゃんと約束した回転寿司屋へ足を向ける。生牡蠣あるよ、と教えたら、なっちゃんが「私、牡蠣大好き!」というわけで決まった話である。寿司屋は家電量販店のヨドバシカメラの8階にあって、ちょうど私はマッサージ器を買おうと思っていたところだった。どうも、疼痛は背筋の硬直からきている気がしていたのである。梅田の最寄り駅まで田村君の車で送ってもらい、四条畷からタクシーというルートを考えていたのだけれど、家まで送ってもらうことになった。田村君となっちゃんは、私が胸椎の手術で6週間入院して、いざ退院というときにも車で迎えに来てくれ、家まで送ってもらったのだった。それから3年というわけである。そのころ田村君は車を持っていなくってわざわざレンタカーを借りてくれたのだ。因縁を感じるのだが、なんということだろう、と思うと、その答えはいつも分からない。甘えっぱなしである。



f0100480_1839551.jpg



 28日、如月尽日、リトルぎっくり腰になってしまいコルセットを巻いて裏山へ散歩に行く。只今、裏山では市の貯水池の拡張工事をしていて、それを見に行く。それから、知らない道へ道へと曲がっていくと、ボーイスカウトのキャンプ場があったり、広い貸農園があった。そこに白梅と紅梅が咲いていて、誰もいなかったので近くまでお邪魔して写真に撮った。ほんに春はそこまでと、言いたいけれど風の冷たい二月の終わりだった。




 弥生朔日は一日中、雨。そんなこんな。



f0100480_18461434.jpg

只今のながらCD

WHAT IS CONSTANT / PTF
[PR]
by alglider | 2015-03-01 19:02 | 短歌 | Comments(2)

さびしさを糸でかがればかぎ裂きのかたちしてをり棘のあるらし


by alglider
プロフィールを見る
画像一覧