「ほっ」と。キャンペーン

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皐月尽日   一首

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22:22



日 記 に は い ま だ に 涸 れ ぬ み ず う み に さ ま よ う き み の 航 跡 の あ り



にっきにはいまだにかれぬみずうみにさまようきみのこうせきのあり



 土曜(5月30日)は


 病院の梯子でした。6月の1週目の土曜に逆流性食道炎の薬が切れるのだけれど、その土曜日は血液内科の診察で、痛みなどは全くないけれど、今のところこの多血症が一番厄介な病気なので診察を飛ばすわけにはいかない。で、一週間早く近所のかかりつけ医に行って逆流-用の薬を調達したような塩梅である。それから、術後の疼痛を抑えるために飲んでいるリリカがあまりにも眠いし、今のところ効き目も?(製薬会社の売込みというか宣伝がしらっとすごかったしね。武田鉄矢のあれです)のところがあって、ネットで通えそうなペインクリニックを探して行ってみた。


 餅は餅屋で、というのは変な言い回しなるのだが、ペインクリニックの先生は専門が麻酔である。整形外科医が出すメジャー?な痛み止めとは少し違う薬が処方されるのではないか? これが素人である私の期待である。リリカの副作用を伝えたせいか、まったく違う薬が三種類出され様子をみましょうということになった。薬と麻薬の中間、なんていう物騒な説明も強烈な鎮痛作用のあるモルヒネなどを考えると納得である。眠たくないかもしれないが、ふらつく可能性はあるとか。難儀やな。毎度、病気の話を書いているけれど、土・日に更新をするともっともホットな話題(笑)がどうしても病院関係になってしまう。


 それで、ちょっと違う話。今日(5月31日)は短歌友達のリスちゃんのお腹を愛でる会(今、勝手に付けました)に行ってきました。こちらも短友である旦那のきらく君ももちろん一緒である。8月に第一子誕生の予定で、結構何でも食べられる時期になっている、というのでバイキングを食べながら、ぼつぼつと赤ちゃんにまつわる話。服のせいか、お腹はあまり目立たなかった。臨月になるともうちょっと突き出た感じになると思う、などと一人前に言ったりしたけど、自分に子供ができたころのことは忘れていることも多い。いいところだけ思い出が再生産されてるのだろう。こちらも短友きく姐さんの提案で集まったのだが、女性はさすがにリアルに覚えておられる。


 名前を付けられるのは親の特権のようなものだから、今から楽しみに、ああでもない、こうでもない、と考えたらいい。難読キラキラネームに対抗する古臭い名前はシワシワネームとか言うらしい、ときらく君からの情報。拓ちゃんは「画数は考えた方がいいよ」って。どこの先生だ、笑。



 短歌ブログ「sutanka」(←クリック)三十首を更新しました。

 ■みずうみは水におぼれて ■懇願





 そんなこんな。



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只今のながらCD

STARLESS STARLIGHT / DAVID CROSS & ROBERT FRIPP
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by alglider | 2015-05-31 20:25 | 短歌 | Comments(0)

健康診断   一首

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20:21


お し な べ て 日 々 は 日 々 な り 山 梔 子 の か お り の ひ と つ 事 件 の ご と く



おしなべてひびはひびなりくちなしのかおりのひとつじけんのごとく




 天気予報が


 外れて一日中いい天気だった。もう少し早起きして洗濯をしたり、枕や俎板を干したりすればよかった、と思うけれど、とにかく眠くって仕方がない。これも薬の副作用なんだけど、この薬の副作用にはもう一つ「肥える」というのがある。前にも書いたけれど確かに3キロほど肥えて、しかも運動しないからお腹ばかりに脂肪が付く。副作用として「食欲が出る」とは書いていなくって「肥える」とだけ書いてある。先生に尋ねると、新しい薬なので「肥えるとは聞いているが、食欲が出るとは聞いていない」という答えで、まあ、よくは知らない、経験が積めていない、ということみたい。じゃ、なぜに肥えるのであろうか。謎。疼痛をブロックする薬はほかにもあるらしいので要相談。


 相談はするとしても、今週は春の健康診断である。やらなくていいのに、メタボの健康指導があって、腹囲を測られる。これも今の状況じゃ何センチか増えていて「要指導」なんていうカルテが上がってくること間違いなし。嫌だなあ。分かっていますって、少し気を付けますって。悪玉、善玉っていうやつも駄目だな。いつも数値が反対だったらいいのにと思う結果である。血液検査は多血症の数値を除き、肝臓の方はいつも優等生である。お酒をやめてから異常値になったことがない。


 人は変わるものだ。しばらく会わないうちに、遠く遠く思いも及ばないところへ人は行ってしまうことができる。私に責任があるわけではないし、それほど傲慢でもない。人格が変わってしまったことってなかなか受け入れられないが、ドラマのようなことは目の前で起こるもので、またドラマも現実から派生している。先日、トースターでパンが焦げて火事になる数歩手前(一歩手前よりマシね)ぐらいだった。そんなことを重ねると、人の心のありようの変化というのは事件であるよなあ、と思った次第。





 そんなこんな。




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只今のながらCD

BOOMERANG / BOOMERANG
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by alglider | 2015-05-24 18:56 | 短歌 | Comments(2)

人体実験   一首


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22:46


敵 前 の 敵 見 あ た ら ぬ ビ ル の 空 な が る る 雲 と 人 は ま じ わ る



てきぜんのてきみあたらぬびるのそらながるるくもとひとはまじわる




 今日は


 これこれを書こう、と思っていたのだけれども、キーボードに向かったら全く思い出せないでいる。「あ、これ」と思ったことはいちいちメモしておかないと、ほんと記憶の方が駄目になって来たなあ。短歌も一首が丸ごと釣り上げるように詠めるわけではないから、思いついた言葉などは書き留めるように努めているけど、実際に書き留めるのは何割ぐらいだろう? 何を置いても「メモするぞっ」と意気込みがないと、寝る間際に起きだすとか、満員電車の中でスマホを操るとか、結構面倒である。


 といっても、机の上にはメモが散乱していて、これが一体どういうふうに閃いた言葉なのか、首を振らざるを得ないものも、随分ある。トリスタン・ツァラではないのだから、メモ用紙を偶然に任せてつなぎ歌にする前衛性(?)など私にはない。


 先週は右胸の疼痛が激しく、かなり悩まされた。神経性疼痛の薬、リリカカプセル(副作用に“肥える”というのがあるのだが、腹が出てきて確かに3キロ太った)を飲みだして以来、このような激しい痛みが出たことはなかったのだが、リリカカプセルが効いているのかどうかは分からない。イマイチ速効性の薬ではないのだ。量を増やしながら飲んでいるうちに痛みがブロックされるような気の長い話らしい。


 ま、それで思い当たることがある。脊髄の手術をしてから体中の神経が鈍くなったり、逆にピリピリしたりするのだが、先日、背中を洗うために柄のついたブラシを買ってきたのだ。やってみると、なかなかうまくいかないし、ブラシが硬い。これが神経を変に刺激してしまったのではないか?と考えているのである。それ以来、どうもピリピリが増し、ついに右胸の激しい痛みになったのではないか? 一週間の痛みに耐え、今日も背中のブラシを使ってみた。同じ痛みが出るだろうか? わが身を使った実験である。痛みが出たら、また、耐えてみる。ブラシはどうする?






 推敲しました。


 遠 く 降 る 雨 の 匂 い と お も う ほ ど 静 か に そ ろ う 前 髪 が あ る



 とおくふるあめのにおいとおもうほどしずかにそろうまえがみがある





 そんなこんな。




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只今のながらCD

IAN HUNTER / IAN HUNTER
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by alglider | 2015-05-17 19:14 | 短歌 | Comments(2)

彼女たちに恋してる   一首



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21:17


水 菓 子 の た と え ば そ れ は 傷 つ い た 鳥 を つ つ ん だ 手 の 椀 に 似 て



みずがしのたとえばそれはきずついたとりをつつんだてのわんににて




 廊下で


 椅子の上に立ち、切れた電球を替えようとしていた。これが毎回困るのだ。ソケット部分が奥にある作りになっていて見えないのである。電球の頭の方を頼りなく持って、勘でくるくると回すのだが、これが入らない。ずっと手を挙げていると、だるくなってきて「あーっ」とか言って休憩する。休憩と思っているうちはいいが、だんだんやめようか、と思うようになる。それでも頑張る、が、それでも上手く入らない。また「あーっ」と声が出る。「大変そうやね」とお咲きさんが覗きに来て、しばらくしたら、くるくると電球はソケットに収まってくれた。


 歳を取ると暗いところで暮らすことに臆病になるが、歳を取ると電球一つ替えるにも一苦労である。加速度的に需要と供給のバランスが崩れてゆく。これからどうなるんだろ、と思う。それともう一つ。電球を替えながら、買い置きがあったかもしれないな、と思ったのだが、それをどこに置いたかが思い出せない。お咲きさんに「電球一つ付け替えるのも大層になり、買い置きもどこに仕舞ったか思い出せない」と言うと「例えばこんなところは?」と、廊下のクロゼットを開けると、果たして、あった。そこは電気類関係を置く場所じゃないのに、いろんなところが手狭になって、仮に置いたのがそのままになってしまった、のかも。


 GWは終わったけれど、二日間働いただけで土曜、日曜と休みだったので、何だかずっと休んでいるような、そして明日も休みのような気分だ。昨日は、姫路市立中央体育館まで「火の鳥NIPPON」全日本バレーボール女子の公開練習を見に行ってきた。これも見たいものは生きているうちに見ておこう、という終活の一環である。お咲きさんが「試合も見に行けば」と言うので、そのつもりでワールドカップのチケットを見たけれど、大阪での試合がない。名古屋か岡山か…姫路まで行ったのなら岡山は近いけれど。ま、それはそれだ。


 体育館の2階から練習を見ていた。誰がお目当てというのでもないが、エースの木村沙織選手にはどうしても目がいく。それと木村選手の後を継ぐのはこの人、と思っている古賀紗理那選手。バレーの強豪校である熊本信愛女学院を卒業してNECに入って1年目。笑顔がいい。バレーボールはかなり心情的なものが勝敗を分けるところがあって、笑顔が出なくなると敗ける。木村選手の笑顔を引き継げるのは古賀選手しかいないのではないか、とそんなことを思いながら、汗を流す彼女たちを見ていると、胸がどきどきしてきた。いつかどこかの似た感覚を探すと、中学生の時、好きな女の子がバスケットボール部にいて、その子を体育館のギャラリーから目で追っていた時の感覚に似ている。空打ちのような鼓動と鼻孔の奥がツンとして、ここにいてはいけないようなそわそわした感覚。ああ、私は誰とは知れないけれど、彼女たちの笑顔や汗や掛け声などなどに恋しているのだな、と知った。もう自分の娘より若い子たちである。生まれた娘の夜泣きをあやしていたころ、彼女たちはまだこの世にいなかった、なんて思うとずいぶん可笑しい。





そんなこんな。




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只今のながらCD

EleKtriK / KING CRIMSON
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by alglider | 2015-05-10 18:51 | 短歌 | Comments(4)

GWの中日(なかび) 一首


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20:51


遠 く 降 る 雨 の 匂 い と お も う ほ ど 静 か に そ ろ う き み の 前 髪



とおくふるあめのにおいとおもうほどしずかにそろうきみのまえがみ




 連休の


 中日(なかび)である。3、4日とお咲きさんの実家に帰る予定だった。義父の法事である。法事であるが、お寺から板塔婆を貰い受け、墓に置くだけなので、日程の変更は大した問題ではない。実家にはだれもいないので、行った折には窓という窓を全開にして風を通さないといけない。これが何をおいても一番大事なのである。3、4日、かの地は雨の予報だったのである。板塔婆の日程よりも天候の良し悪しを優先である。明日、明後日と予報では晴れである。墓と庭の雑草を抜き、前回に摘み終え乾燥させておいた雑草を燃やす、などなどお天気でないと困る用事がいっぱいある。


 今日は机の上を片付けようと思っていたが、まったくできずにいて、明日もできず、明後日もできず、っていつになるのだ。探している短歌の冊子があるのだが埋もれてしまっている。埋もれている冊子には確認したい短歌や言葉が書かれていて、今、それを読み返すことが大切だと思ってはいるのだが、そうそうに体が動かない。机の半分を占める紙の山を眺めながら、隅っこに追いやられたキーボードを打っている、笑。がさごそがさごそ、おっ、冊子が出てきた。おっおっ、探していた「行け広野へと」も出てきた、笑。とにかくメモ類を確認してゴミ箱へ。ちょうど明日は燃えるごみの日だわ。


 ちょっと時間が経ちました。冊子や歌集が出てきたので、嬉しくなってアドレナリン全開(こんな言葉おかしいですね)で片づけてしまいました。まだ置き場所が定まらないものがベッドの上に数点。机の上は気になる歌集とメモ用紙とパンになりました。何故かパン。ああ、今日、5月4日は寺山修司の命日。生誕80年です。それで机の整理整頓ができたのかも。「テーブルの上の荒野」(←クリック)ですものね。




林 檎 の 木 伐 り 倒 し 家 建 て る べ し き み の 地 平 を つ く ら む た め に      寺山修司




 角川書店から「寺山修司のラブレター」という本が出ましたね。九条今日子(映子)さんへの思いがみずみずしい。東京では記念展示会(←クリック)も。こういう点は東京はいいな、と思う。






 そんなこんな。



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只今のながらCD

MAINSTREAM / QUIET SUN
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by alglider | 2015-05-04 17:29 | 短歌 | Comments(2)

さびしさを糸でかがればかぎ裂きのかたちしてをり棘のあるらし


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