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二千十五年師走大晦日   一首

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20:37



空 ひ く く 枝 を か さ ね る さ く ら 木 の たれ も 救 え ぬ 冬 の 手 の ひ ら



そらひくくえだをかさねるさくらぎのたれもすくえぬふゆのてのひら




 今年も

 よく食べ、よく話し、よく泣き、よく笑い、よく寝て、よく拝み、よくうなだれて、よく失敗し、よく振り返り、よく躓き、よく電話を取り、よく頷き、よく知らぬ顔を決めこみ、よくキーボードを叩き、よく音楽を聴き、よくつぶやき、よく排泄をし、よく歌を読み、よく歌を詠み、よく諦め、よく薬を服用し、よく洗濯をし、よく取り入れ、よく畳み、よく夜空を見上げ、よくオリオンに祈り、よくカシオペアをなぞり、よく枕を濡らし、よくごみを出し、よく辞書を引き、よく失敗をし、よく不安になり、よく深呼吸をし、よくブログを更新し、よくその他いろいろを成しました。みなさん、よいお年を。





         





 そんなこんな。




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只今のながらCD

12&1SONGS / JANIS CRUNCH & HARUKA NAKAMURA
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by alglider | 2015-12-31 17:36 | 短歌 | Comments(2)

ラス前     一首

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19:57



夜 ご と の 眠 り 深 く し て わ た く し が 抱く み ず う み は 水 に 溺 れ て



よごとのねむりふかくしてわたくしがだくみずうみはみずにおぼれて




 今年も


 明日で終わり。何回もつぶやくが、まったくもって時の過ぎるのは早い(速い?)。大雑把に振り返ると慶事が二つ、弔事が一つ。今年の暮れは何だかのんびりしてるなあ、とお咲きさんに言ったら「田舎に帰らなくていいからちゃう?」と言う。そう言われればそうなのだ。10月に義母が亡くなり12月の初めに四十九日でお咲きさんの田舎に帰っていたので、年末に帰省する必要はない。毎年、暮れに帰って掃除とかしていて、12月31日にお咲きさんが足の甲の骨を折ったのは2年前か。まったくもって早い。先週は雨の日もあって洗濯物をせずにいたのだが、さあ、張り切りなさいよ!と言わんばかりに、今週は晴天が続く。朝から洗濯機を回し、夕方には取り入れる。実に気持ちいい。そういうことに時間が使える実感を“のんびり”と言うのだ。


 慶事の一つは娘さんの結婚であるが、あれよあれよと家を出て行ったので“慶事”の実感はない。先方のご家族ともお会いしたが、とても和む方々で私は何も案ずることがない。で、これまた実感のしようがない。娘さんが居た部屋をいろいろと使えるように模様替え(そんな大層なものでもないのだけれど、言葉が思いつかない)していたら、扉付きの本棚の奥には少女コミックがずらり。巻数が飛び飛びなのは、古本屋で買っていたからだ。しかし、マメに揃えている。それと仕事関連の資料があったのだが、これはちんぷんかんぷん、すべて英語でしかも医学や薬品の専門語がずらり並んでいる。飾りで置いているようでもなくて、線が引いてあったりして使っていたようだ。こんなものを翻訳しているなんて、わが娘さんながら気が遠くなる思いだ。



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 もう一つの慶事は10月に福島泰樹主宰から直接電話をもらった「黒田和美賞」の受賞だ。これはまことに嬉しく、言葉通りに家の中で飛び上がった。福島泰樹主宰の短歌を称して“福島泰樹というジャンル”と言った人がいたが、最初私は短歌が好きだったのではなく“福島泰樹というジャンル”が好きだったのである。福島泰樹という歌人がいなかったら私は短歌とは無縁であったろう。アルコール依存症の心根に迫りたいとずいぶん福島主宰の形式を借りた。月光の会に入るのはその後のことで、福島泰樹さん自らが設けた賞を頂くのは短歌もさることながら、歌と回復がパラレルに存在する私には一つの闘病が認められた思いでもある。黒田和美賞は創設されてまだ3年目だけど“福島泰樹というジャンル”に入会したのだからそのジャンルで賞を頂くのは望外の喜びである。周りの短歌友達はいろんな賞に応募していたが、それは私にとって場外、ジャンル違いのことと思われていたのだった。



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 光の加減でこんなにも赤く写る花があった。黒田和美賞の授賞式は2016年2月19日(金)午後7時から、新宿ライオン会館にて。どなたでも参加できるけど、飲食費6000円ぐらいかかるって。また近づいたら告知します。





 そんなこんな。



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只今のながらCD

RATTLE THAT LOCK / DAVID GILMOUR
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by alglider | 2015-12-30 17:10 | 短歌 | Comments(2)

sutanka更新しました

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23:35



 短歌ブログ「sutanka」(←クリック)二十二首を更新しました。

 ■光りの中の八月 ■秋天






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只今のながらCD
EACH LITTLE THING / SHARON SHANNON
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by alglider | 2015-12-29 23:20 | 短歌 | Comments(2)

会食    一首


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20:03



加 害 者 で あ る べ き こ と の 仕 方 な く 問 わ ず 語 り に 剥 が れ ゆ く 空



かがいしゃであるべきことのしかたなくとわずがたりにはがれゆくそら



 土曜日に


 泌尿器科へ行ってきた。ま、高齢男性によくある前立腺肥大なのだけど、4年前に胸椎の手術をした後遺症として神経因性膀胱というやっかいなものが増えた。病気というのはアルコール依存症になってから「つきあうもの」と諦めているけど、増えるとなかなか上手なつきあいが難しくなる。で、毎回、採尿をするのだけれど今回は「糖がおりてるよ」と言われPSA(前立腺の腫瘍マーカー)検査と一緒に血糖も測ることになった。


 これまで糖尿病とか考えてもいなかったけれど、どうだろう、病気がまた一つ増えるのだろうか? 糖分を過剰に摂取すると病気でなくても血糖値は上がるし、尿に糖分もおりると思う。「過剰」には心当たりがあって、ここ半月ほど冬支度をする熊のように甘いものを食べて脂肪がたっぷり身についている。プラスマイナス3㌔ほどの体重の変化はいつもあるので驚かないのだけれど、今はプラス4㌔になりそう。急に肥えたと知ったのは1週間前にはいて出かけたコーデュロイのパンツがはけなくなっていたのである。ウエストが締まらない。たった1週間! 唖然としていたら、今度は尿に糖である。節制するよ。


 娘さんは11月11日にプチ引っ越しをして婿殿の家に行ったけれど、のんびりしたもので婿殿との顔合わせはしたものの、先方の家族とはまだだったのである。で、今日、会ってきた。婿殿は27歳のときに父親(奇しくも私とお咲きさんの大学の先輩)を亡くしていて、家族は67歳の御母堂と弟さんである。一応娘さんがこっちの陣営に座って(笑)3対3で向かい合って2時間ほどの会食の時間を持った。梅田阪急の12階のイタリアレストラン。阪急DEPTはリニューアルされてからほとんど入ったことがないので、ま、完全にお上りさん状態。婿殿が全部手配してくれたらしいが、なかなかいいチョイス。野菜不足でぽちぽちと吹き出物が出ていた私ですが、たっぷり野菜を採ってきました。



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 写真は帆立の燻製と小蕪のクリームパスタ。で、結婚式も披露宴もしなかった娘さんと婿殿。向こうのお母さんが「記念写真でも撮っておいたら思ってるんですが」と言われた。私はどうでもいいのだけれど、こういうときは男親に話が回ってくるもので「お父様も(娘さんの晴れ姿を)見たいでしょ?」というニュアンスだ。私は、まったくそんなことには興味がなくて、二人が決めたらいい。しかし、こういうのは「本当は見たいでしょ」という先入観というか、誤解というか、世間体というかが付きまとって「本当にどうでもいいんです」という私の思いはなかなか伝わらないものだ。はあ。婿殿が「貸衣装、スタジオ代とか入れると十ン万円になりますね」と言う。ま、考えたらよろし。私はそんなことより、モダンで気さくでちょっと変わった御母堂と娘さんが仲良うやってるのが分かって、それが何よりであった。どこかで気が合ってるようだ。



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 クリスマス商戦ただなかのデパートはすごい人人人でした。ここがリニューアルした梅田阪急の呼び物、吹き抜けの広場。物を売るだけの発想ではこうはいかない。空中の渡り廊下より。



 そんなこんな。



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只今のながらCD

DARK SKY ISLAND / enya
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by alglider | 2015-12-20 18:50 | 短歌 | Comments(6)

バレーボール三昧   一首



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23:12



そ の 日 に は 足 す も の の な し 艶 蕗 の 黄 の 花 び ら の 欠 け て あ れ ど も



そのひにはたすもののなしつわぶきのきのはなびらのかけてあれども



 土曜、

 日曜とニコニコの動画で女子バレーボール(プレミアリーグ)をずっと見ていた。以前から無料会員でも見られることは知っていたのだけれど、法事などでなんだかんだと忙しかったりして見ずにいた。その方が良かったのかもしれない、というのは見始めるとほとんど丸一日バレーボールばかりになってしまう。土曜、日曜は昼近くまで寝ることにしているので、昼から夕方まで二試合、夜から二試合を見ると、ほかの時間は食事とお風呂である。で、今日は早く起きだして、午前中に買い物を済ませた。すぐに熱中するので、勢いで1月17日グリーンスタジアム神戸のチケットを抑えてしまった。16日に加古川の総合体育館でもあるのでこれも観戦に行こうか思案中。東レvs久光は楽しみだけれど、東レは今年2連敗中。嗚呼。


 今年もあと2週間、正確に言えば9日間働けば年末年始休みだ。早いなあ。今年はお咲きさんのお母さんが亡くなったので喪中だけれど、年賀状は出す。お堅い親戚だけに喪中はがきを出した。実は年賀はがきの印刷はすでに頼んであった。喪中はがきの印刷を頼みに行くと受付の女性が「年賀状も承っていますなあ…」と一言申し訳なさそうにつぶやいた。去年、否、随分と前からの余った年賀状が眠っているはずだ、まとめて郵便局に持って行って新しいはがきか切手に替えよう。手数料は1枚5円のはず。そのあとはチケット屋さんに持って行っても買ってくれるし。眠っているよりはいい、と言っても、これもどこに眠っているか探さないといけないから面倒ではあるけれど。


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 黄色い花は気持ちが温かくなる。野に咲く花の名前は知らないけれど、ふらふら歩いていると花の写真を撮ってしまう。そういやあ、今日の短歌も黄色い花の歌だった。



 そんなこんな。



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只今のながらCD

12&1SONGS / JANIS CRUNCH & HARUKA NAKAMURA
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by alglider | 2015-12-13 22:26 | 短歌 | Comments(2)

四十九日法要終了   一首


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23:11



水 菓 子 の た と え ば そ れ は 傷 つ い た 鳥 を つ つ み し 手 の 椀 に 似 て



みずがしのたとえばそれはきずついたとりをつつみしてのわんににて




 お咲きさんの


 実家、丹波市で義母の四十九日を終えてきた。丹波は寒い。廊下を歩いていても足の裏が冷たい。それにマンション暮らしに慣れている者にとっては木造の一軒家は隙間風だらけというか、大袈裟に言えばちょっとした野営である。そんなもんで各部屋にエアコンが設置してある。暖房を入れ、部屋が温まったところで着替えをする。ところが義妹さんが電気使用量の上がっているところに掃除機を使ったらブレーカーが落ちてしまった。これは、ブレーカーどこやったかいな、と探し出して復旧した。が、翌日も掃除機で停電に。これはおかしい?といろいろ調べたが、今度はブレーカーさえ落ちていない。うへーっ、こうなると素人ではお手上げである。住職がお経をあげに来る1時間ほど前の話である。


 義妹さんがいつもお世話になっている電気屋へ電話をすると田舎のことですぐに二代目の若大将が駆けつけてくれた。四十九日法要の直前、と事情を話せば、同情もしてくれたが、その二代目が「あれーっ!」と言ってブレーカーを壊してしまった。ピンチ! 二代目が一代目に電話を入れて指示を出したり仰いだり。それで交換部品を持って一代目が駆けつけてくれた。その間に着替えをしなきゃならないのだが、室温はどんどん下がっていく。とほほ。どたばたしてる間に娘さんと婿殿が車で到着。住職も到着。事情を話していると滑り込みで電気が戻った。はぁーっ、ふーっ、である。


 娘さんと婿殿はもともと来る予定だったのだが、前日の夜中、娘さんは締め切りを抱えている上に風邪気味なので欠礼し、婿殿だけが来る、とのメールが入っていた。それで、こっちも納得していたのだが(←これ間違い。二人とも来なくっていいと返事のメールを送ったのでした、ところが)、婿殿が「こういうのは出なあかん」とかで、結局二人でやって来た。どうも先方の家は私とこと違って、こういう冠婚葬祭はきっちりしているみたい。最初のうちだけかもしれないけれど。田舎の四十九日は大変で、家で般若心経と他の(覚えていない)のをあげて、納骨のとき墓の前で経をあげ、位牌を納めにお寺に行って経をあげ、である。娘さんはしんどくって墓にも寺にも来なくて婿殿が運転手のような格好になってしまった。ごめんなさい。12月1日大安に婚姻届けを出したとか。覚えやすくていいな。



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 お咲きさんと義妹さんはもう一泊して法務局へいろいろ相談だと言っていた。私は一人旅で帰宅。田舎のホームにて、愛用の杖の写真を。なんのこっちゃ。





 そんなこんな。



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只今のながらCD

UNPLUGGED [LIVE] / THE CORRS
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by alglider | 2015-12-06 22:54 | 短歌 | Comments(6)

さびしさを糸でかがればかぎ裂きのかたちしてをり棘のあるらし


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