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今年の如月は明日まで   一首

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23:20



あ る が ま ま 受 け 入 る る 朝 も お と ず れ ず ス プ ー ン の 腹 で 潰 せ る 苺



あるがままうけいるるあさもおとずれずすぷーんのはらでつぶせるいちご



 東京から


 帰ってきてからもう一週間も経つのか! こういった感慨は時間の過ぎるのが早いのか遅いのか分からなくさせますね。ま、早いんだろうけど、頭がぼけてくると自由自在、笑。時間の早さを言うなら、これ、4年前の今頃はちょうど手術中か終わった頃か、胸椎硬膜外血腫で救急入院していた。閏年、ロンドンオリンピック、今年はリオ、閏年やオリンピックが訪れるたびに思いだすだろうな。下半身不随、排尿困難、ウプレチド、リハビリ、禁煙など一挙に新しい語彙が広がったのだった。


 昨日は草津まで中学時代の同級生に会いに。そしてその彼のお母さんとも会ってきた。わざわざお母さんと会うというのも、昔、お世話になったというか、よく家に上がり込んでいたからである。米寿を迎えられたとのことだが、話も記憶もしっかりなさっている。私の母親と仲が良かったから、それを思えば、私の母親は随分早くに亡くなったもんだなあ、とこの長寿社会にあらためて思った次第。


 今日は特に何も、というか洗濯を二回して、バレーボール東レを応援して、一位通過のために第二試合目の日立vs岡山シーガルズは岡山を応援したけど、勝利かなわず。東レは試合には勝ったけれど2位通過。3位の苦手な久光との戦いが残ってしまった。ああ、危険。ま、興味のない人には何のことか分からない話でした。




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 で、外には一歩も出ないで、うだうだしていました。んで、私の短歌の最初の一歩になった福島泰樹歌集「風に献ず」を読んでいたのでした。頼まれた原稿もあるけど、まだまだ準備ができていない。噫!





 そんなこんな。



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只今のながらCD

SINGS / CHET BAKER
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by alglider | 2016-02-28 22:27 | 短歌 | Comments(0)

黒田和美賞授賞式に行ってきました   一首

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21:17



電 線 に な り た か っ た ん で す 夕 暮 れ に 迷 え る 人 の 家 路 の よ う に



でんせんになりたかったんですゆうぐれにまよえるひとのいえじのように




 19日は

 仕事の休みを取って、東京まで黒田和美賞の授賞式に行ってきた。もう春なのね、というような陽気の中お昼に東京に着いて、山手線で日暮里へ。夕方まで評判の谷中の下町をぶらぶらした。案内人は毎度、東京在住のNEU!さんで、今回は金沢からお祝いに駆けつけてくれたizumiちゃんも一緒。商店街はほんの短いものだけれど、平日なのに観光客と地元の人でいっぱい。つくだ煮屋さん、金物屋さん、コロッケやさんなどなど、スーパーでなく一軒ずつ店が軒を並べる。アーケードがない分、よけいに昔的(むかしてき)である。



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 猫の尻尾で売り出したドーナツを食べながらぶらり歩いて、お昼に蕎麦をいただき、屋上で悩める人が身を乗り出しているような朝倉彫塑館へ。通りに咲いている沈丁花の花の香りが強い。



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       沈 丁 花 む せ か へ る ご と き み を 抱 く 先 逝 く た め の 祈 り を か く し




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 そこから東京芸大(ああ、ここ入学したかったなあ、笑)を横切り、上野公園のキャフェでお茶。よく歩いた。izumiちゃんは日暮里のコインロッカーへ戻り、さてさて、新宿のホテルにチェックインして授賞式に。歌舞伎町にホテルを予約していたから、見たかった「ビルからゴジラ」をパチリ。



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 ま、授賞式は受賞なんだから褒められっぱなしで、アルコール依存症者にはうれしいことこの上なし。そういう話をあいさつで言うと、福島泰樹主宰の大笑いが聞こえた。それから年齢はほとんど一緒なのだけれど、短歌歴では大先輩たちから、自分がどこの位置で詠っているのか客観的に考えるヒントを貰え、有り難し。


 翌日は春の陽気から一転して冬の雨。そんな中、東京の短歌友達が15人も集まってくれた。受賞も嬉しかったが、この集まりに私は幸福を覚えた。何より喜んでいる私を喜んでくれているし、中には私より喜んでいる人もいるかもしれない。そんな雰囲気だった。東京といっても神奈川や埼玉から来てくれるんだから、遠くから足を運んでくれたのである。感謝。


 周りの歌友が歌集を出さないの?とか欲しいとか言ってくれてたけれど、私は福島泰樹主宰からの言葉がない限り、もう歌集は出すまいと思っていた。そして、それはないかもしれないとも思っていた。けれど「早い方がいい。今年中に出そう」と言っていただいた。有り難し。今日、32ギガのUSBを買ってきた。10年間の歌の推敲・編集に入る。私の我が儘の部分もあるが。お咲きさんもOKのようだ。トップの写真は泊まったホテルの22階からの新宿。雨が降り出す前。





そんなこんな。



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只今のながらCD

LA LUNA / SARAH BRIGHTMAN
授賞式の日に歌人・森水晶さんからいただいた。「月光」だから「LA LUNA」。




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by alglider | 2016-02-21 19:36 | 短歌 | Comments(8)

冬の踊り場(黒田和美賞受賞記念 自選三十首 2015)


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by alglider | 2016-02-15 22:59 | 短歌 | Comments(0)

ちょいと宣伝   一首



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23:16



両 の 手 を か く し て い た る そ の 朝 は 人 を 縊 れ る 夢 で 起 き に き



りょうのてをかくしていたるそのあさはひとをくびれるゆめでおきにき



 祝日だった

 11日に懇意にさせてもらっている枚方の蕎麦屋さん「そば切り天笑」のN氏と、お咲きさんの実家までドライブをしてきた。篠山や丹波の方面で蕎麦屋を開く人が増えているとかで、先日「お咲きさんの丹波の実家が空き家で」なんて話していると「それ、ええ話やないですか」とN氏の奥さんが反応して、N氏自身で営業するのではなくてもお弟子さんや田舎の店を探している人のために見てみたい、ということになったのである。で、お咲きさんの家に着いてビックリ仰天。丹波地方は寒くて、外付けに大きなセントラルの給湯器を設置してるのだけれど、先月の末ごろの寒さで中のパイプが破裂したようで、辺り一帯水浸しなのである。


 あわてて止水栓を探すが、庭が広くって探しようがない。隣へ駈け込んでだいたいの見当を付けてもらい探すと見つかった。それで水はとまったが解決したわけではない。設置してもらった電気屋さんを読んで簡単な修理を。あとは田舎のことで内部が乾いたら適当に元に戻しておきますとのこと。しかし水道料金はいかばかりであろう? 丹波の家は2階部分が土壁を残したままのワンルーム。真ん中にどんっと心中柱が立っていて立派で、蕎麦屋にはうってつけ、と私は思っている。帰り、梅田で降ろしてもらって、葉ね文庫へ。月光の単行本などを置いてもらえないか、交渉する。


 で、そんなことはそんなことで過ぎた日々となり、土曜は病院を梯子して、昔、働いていた大学生協の先輩たちと宴会。あの世代はよく酒を飲むなあ。昔ながらの無頼が生きている。その中に交じってウーロン茶を飲み、相変わらず「アホやなあお前」の連発を浴びてきました、笑。いい思い出だが、生きている者しかここへ集まれないという、当然の不思議が私を襲う。毎度のことだけれどね、この感慨は。


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 で、 私の受賞した黒田和美賞が特集された「月光 45号」が出ました。
この賞は昨年1年間を通しての作歌活動を顕彰するもので、
今回掲載されている三十首(冬の踊り場)が応募作品として受賞したわけではありません。
だからご覧になられたことのある歌も多々含まれています。
ただ、1年間を通して作った歌を春から冬の順に構成しなおし、
また文語、口語、結句などすこし推敲を加えました。
その結果、面白い一連になっていると思います。

 「月光」45号はamazon(←クリック)で購入できます。消費税込み1080円。
在庫切れの表示が出ている場合がありますが、
注文していただくと東京の月光の会員がamazonへ納品すると思います、笑。
時間がかかりますが必ずお手元へ。

 歌誌のなかで福島泰樹主宰、共立女子短期大学教授岡部隆志さん、大先輩の高橋凛凛子さんからの過分な“褒め言葉”が読めます、笑。
ぜひとも一読していただければ幸甚です。

 作品だけはPDF処理(←クリック)した画面(出てきた画面をダブルクリックしてPDFを表示。拡大もできます)で読むことができます。
*PDFが見られないようです。対策を考えます。お待ちを。


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                      きれいな飛行機雲が掃かれた冬の空でした。

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                      盆梅が通りに。しばし見とれて写真を一枚。




 そんなこんな。



只今のながらCD

SPARKS / 上原ひろみ THE TRIO PROJECT FEATURING ABTHONY JACKSON AND SIMON PHILLIPS

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by alglider | 2016-02-14 19:02 | 短歌 | Comments(2)

雑記   一首


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23:52



ま だ 慣 れ ぬ 苗 字 に つ づ き 名 前 さ え 楷 書 と な り し 賀 状 が と ど く



まだなれぬみょうじにつづきなまえさえかいしょとなりしがじょうがとどく



 ワード

 で書いた文章をPDFにした。これにアクセスできるようにどこかに貼り付けたい、というかURLをつけたい、というか早い話、みなさんに見ていただけるようにしたいのだけれどどうしたらいいか分からない。短歌はやはり縦書きがいいからPDFにしたのである。誰か知っていたら教えてください。


 上の短歌はふみまろ歌会に出したもの。娘さんはお咲きさんに似て(お咲きさんより字は下手だが)小さい文字を書く。余白とのバランスが悪いと思うのだが、こういったものはもう直らない(直す必要もないけれど)というか、個性であるのでほっとけばいいのだが、私は見るたびにバランスが気になる。


 今日はバレーボールのファイナル6の3試合をケーブルTVでやっていたのに見逃した。残念である。早く起きていれば番組表で気づいたはずだけれど、午後2時過ぎまで寝ていた。朝に子供会の廃品回収があって、今日は収集所に持って行かなければならなかったのに、起きたら10時、回収に来ている車の音がする。あわてて持って行き、疲れて二度寝した結果、午後2時過ぎである。ああ、無情。



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 誰かのいたずらなのだろうか、桜の枯れ枝にズックが二つ。ずいぶんと高い位置に引っ掛かっている。団地のベランダが近くにあるので、上から落ちてきて引っ掛かったのだとしたら奇跡である。また、いたずらなら電力会社のクレーン車ぐらい必要であろうと思われる。そんな酔狂な話は、と思うが、奇跡と酔狂なら酔狂を取りたい。




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 夕日が喬木を抜ける遊歩道に縞模様をつくりきれいだった。本物の感動はもっとすごいのだけれど、カメラには写りにくい。ましてスマホでは。何度かチャレンジしたことがあって、今日はうまく撮れた方だ。





 ジェファーソン・エアプレーンのポール・カントナーが1月28日に亡くなっていた。多臓器不全。享年74歳。ご冥福を。シングルじゃなくて私が初めて買ったLPレコードは中学2年生の時、ジェファーソン・エアプレーンのベスト盤だった。サイケデリックで透明なマーブル柄のレコードだった。解説は福田一郎さんだったなあ。



 そんなこんな。



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只今のながらCD

SURREALISTIC PILLOW / JEFFERSON AIRPLANE
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by alglider | 2016-02-07 23:07 | 短歌 | Comments(0)

さびしさを糸でかがればかぎ裂きのかたちしてをり棘のあるらし


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