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いよいよ春ですか   一首再掲

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20:32



肌 さ む き 朝 と な り た る 尽 日 の い か に 生 き し や 弥 生 三 月



はださむきあさとなりたるじんじつのいかにいきしややよいさんがつ




 4年前の


 入院、退院以降はほぼ日曜ごとのブログ更新にしているから、3月の書き込みはたぶんこれでおしまい。まったくもって早い。上の短歌は、その4年前淀川キリスト教病院に入院していた3月のお終いの日に詠んだ歌である。3月中には退院できるはずだったのだが、感染症などを併発してなかなか許可が下りなかった。その年は桜の便りが遅くって、退院してから何とか近くの公園で見ることができた。そうそう退院を車で迎えに来てくれた田村君となっちゃんとで行ったのだった。



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 今年の桜は早くって、ちらほらと二分、三分咲き。駅へ抜ける公園の遊歩道は毎年桜のトンネルになるのだが、電線に触れるためか枝が切り落とされ、木も丸々1本根元から切り倒されてしまった。冬などは明るくていいのだが、春の日差しが戻るとやはり寂しくて、ま、勝手な私である。



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 その4年前に退院を助けてくれた田村君は個展を開くほどの絵の描く腕前の待ち主で、黒田和美賞受賞のお祝いに一枚絵を描いてくれた。それが上の絵で、田村君となっちゃんと3人で和歌山の生石高原に芒を見に行った時の写真を元にしてある。ぱっと見せてもらったとき思わず「わーっ!」と声をあげたほど、私にそっくりである。猫背気味で杖にもたれかかる重心の取り方もそのまま描かれている。大したもんだなあ。私も芸大を目指したことがあって、少しは絵に自信はあるのだけれど、こうはいかない。やっぱりこの才能を仕事に生かしている人は、持久力というか地金の鍛え方が違う。



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 で、21日に祝賀会を開いてもらって、いろんなプレゼントもらった。帽子、万年筆、ちょっと変わった(欲しかった)鉛筆削り、胡麻豆腐、CD、ハンカチなどなど。で、上の双眼鏡はプレゼンターのきくさん自身が「うふふ」と含み笑いするほどナイスと思ったプレゼントらしく、バードウオッチングやバレーボール観戦にどうぞ、というわけである。双眼鏡は欲しかったので、うはうはなのであるが、こんなん貰ってていいのだろうか?とクエスチョンマークは必要なところではある。東レアローズ推しの私であるが、来年、木村沙織選手をこの双眼鏡でみることはできるであろうか。引退かもしれぬ。バードウオッチングといえば、裏山の竹林に山鳩やヒヨドリが歩いていることが良くあるが、鳥は恐竜の子孫であるという説が流布されるようになってから、山鳩はステゴザウルス、ヒヨドリはラプトルに見えて仕方がない。昔々は爬虫類、鰐や大蜥蜴が子孫とされていたのだから、その差はかなり大きい。最近のCGでの恐竜の歩き方や走り方は飛び立つ鳥の助走のようである。このぐらい説が変わるのなら、人が恐竜の子孫である可能性だってあるのではないか、ガオ!



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 きくさんから花束を貰った。まだ生きている。そんなこんな。



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只今のながらCD

SILENTIO / WILLIAM GRAY
WILLIAM GRAY←試聴できます、クリック。
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by alglider | 2016-03-27 19:14 | 短歌 | Comments(0)

三月性善説再掲


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11:41



合 掌 し 芽 吹 く 木 蓮 三 月 の 性 善 説 を 捨 て が た く を り



がっしょうしめぶくもくれんさんがつのせいぜんせつをすてがたくおり



 今日は


 関西の短歌友達が黒田和美賞受賞のお祝いをしてくれるというので、昼から出かける。集まる中にまだ8カ月の赤ちゃんがいるので、個室がいいだろう、なんて言ってたので、ふと思いついて私の友達がやってる店を借り切る、というかその店は予約制なので予約を入れて昼から開けてもらった。「煮たり焼いたり」(←クリック)という店で、オーナーシェフの女性は、私が浪人をして中之島図書館に籠ってたころからの付き合いなので、かれこれ40年以上にはなる。料理の腕前なんてちっとも知らなかったが、う~んと舌を唸らせる料理を出す。いつの間に覚えたのか不思議だし、尋ねてもイマイチよく分からない、笑。



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 昨夜はDVDを見ていた。最近、私の生まれる前のある時期を決定づけた映画が安いので時々買う。昨日はフリッツ・ラングの「M」とフレッド・マクラウド・ウィルコックスの「禁断の惑星」を見た。「禁断の惑星」は宇宙ものの方向をある程度きめちゃった映画だと思う。ロボットのロビーは今でもクラシカルというかレトロフューチャーロボットの原型ですね。アルタというヒロインが何だか魅力的で、どこかで見たことあるなあ、と悩んでいたら、



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 「ハニーにおまかせの」のアン・フランシスだった。調べてみたら2011年に80歳で亡くなっている。「禁断の惑星」の時よりはずいぶんと痩せてキュートなキャラクターだった。ピンナップガールのような写真も残っているけど、ハニー役がかわいくって私は好きだ。



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 刑事コロンボにも二度ゲスト出演している、とあったのでこれまた調べたら、ああ、覚えてました、覚えてました。この「見えない糸」のケースは犯人がミスター・スポックで有名になったレナード・ニモイだった。コロンボが珍しく感情をあらわにして机にドンっと叩いて威嚇するシーンがあって、見ていたこちらが驚いたのを記憶している。この時のアン・フランシスさんも何だか色っぽかった。口元のほくろが印象的。と、DVDを立て続けに2本も見てしまって、頼まれている原稿がまだ1行も掛けていません。スミマセン各位殿。


 さあ、出かけます。



 そんなこんな。



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只今のながらCD

ATOMIC ROOSTER / ATOMIC ROOSTER
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by alglider | 2016-03-21 11:41 | 短歌 | Comments(0)

気忙しいのである    一首



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19:37



沼 よ ぎ る 蛇 の さ ざ な み 網 膜 に 焼 き つ い て お り 恋 知 ら ぬ こ ろ



ぬまよぎるへびのさざなみもうまくにやきついておりこいしらぬころ



 することは


 いろいろあるのだが、気ばかり焦ってなかなか前に進まない。一日でそんなにたくさんのことをこなせない、と分かっていても「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ」と細々とした用事が頭をよぎる。どうもその気忙しい思いというものは、素粒子のように不可解な存在で大小に関係なく煩わせる効果は同じであったり、それこそ時空を越えてやってくる。見つめると正体が分からない、というのも一緒。その点、お咲きさんはどっしりと構えているなあ、少なくともそういうふうに見える。この気忙しく感じてしまう、何からの焦りか知らないけれど、この感情から解放されたい。もちろんお酒抜きで。



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 BEATNIKSさんがお住まいの近所の天牛書店で「季刊 月光」の創刊号があるというので買っておいていただいた。200円とは安過ぎて複雑な気分である。1988年、豪華な執筆陣、塚本邦雄も三十首寄せている。今も会員でお会いした人たちもいるが、営々と歌を詠まれ、姿勢の変わらぬ人ばかりで、いささかたじろぐ。もちろん、へ~、こんな歌を詠まれていたんだという楽しみもあるけれど。福島泰樹主宰のインタビュー「坪野哲久 野晒の歌」は楽しみだ。坪野哲久は月光に入会してから知った歌人で、まだよく理解していない。すべては後追いであることよ。



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 梅の花がほころんで、やがてこぼれる。季節の移ろいを感じる年齢になったのだなあ、としみじみ思う。若いころは移ろいの主体であったから、自分が見えなかった。面白いもので古くからの文人たちの嘆きを同じように嘆いているのである。



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 只今、わがマンションは2回目の大改修工事中。一年間かけてやるというのだから、すごい。安全第一は分かるが、工事事務所へのインターフォン設置、フリーダイヤルの設置、日々の進捗具合がタブレットの画像で見ることができる。サービスもやり過ぎると戻れない薬のようなものだ。



 そんなこんな。





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只今のながらCD

IN CONCERT / EMERSON, LAKE & PALMER
キース・エマーソン享年71歳。ご冥福を。
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by alglider | 2016-03-13 19:15 | 短歌 | Comments(0)

葉ね文庫さんに置いてきました   一首



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20:37



真 冬 日 に 冷 え る イ ヤ ホ ン 言 い 訳 を す る こ と も な く ホ ー ム に て 待 つ



まふゆびにひえるいやほんいいわけをすることもなくほーむにてまつ




 5日


 土曜日に葉ね文庫(←クリック)さんに行って、私が所属する短歌結社「月光の会」の歌集と歌誌を置いてきた。葉ね文庫さんは、詩歌をする人たちの間ではかなり知れ渡ったようで、有名な歌人さんも訪れて、一首献上して帰っているのが面白い。有名歌人の歌も始めたばかりの人の歌も同じ縦書き三十一文字、一行の原稿用紙に書かれて隣同士に並ぶ。先日は帰る間際にいろいろと質問した男性が私も歌集を出してまして、と差し出された本を見たら、江畑実さんだったとか。そんなん、びびるよなあ。最初に言ってください、という感じ。ま、何より店主の池上きくこさんのお人柄によるところが大きい素敵な本屋さんである。

 大和志保「アンスクリプシオン」2000円、高坂明良「風の挽歌」2000円、野口綾子「ジャパニーズ ガールズ ジャーナル」2000円と歌誌月光44号、45号各1000円。




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 今日の一番の大事は午後1時からのVリーグ・ファイナル3、東レアローズを応援することだったのだが、フルセットの末に負けてしまい残念。レギューラーシーズンを通しても1勝3敗と分の悪い久光相手だったからなあ。4セットの途中で木村沙織さんが脚を傷めてリタイア。彼女がフルで出場していたら今日の試合はどうなっていたか分からない。しかし、脚がつったようなことを言っていたけれど早く治ればいいが。オリンピック最終予選が待っている。木村沙織のいない全日本は考えられない。



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 お咲さんは昔、花に凝っていろんな花を買ってきては世話をしていたが、私がお酒ばかり飲んでいて何の興味も示さないからか、それとも飽きたからか、いっとき花を家に飾らなくなっていた。ところが最近は次から次へと花が増えていき、トップの写真ともどもちょっとした眺めになっている。


 




 そんなこんな。



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只今のながらCD

ATOMIC ROOSTER / ATOMIC ROOSTER
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by alglider | 2016-03-06 18:26 | 短歌 | Comments(2)

さびしさを糸でかがればかぎ裂きのかたちしてをり棘のあるらし


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