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テレビを買おうと思う   一首

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00:22



ぬ る 燗 と 蛸 の 切 り 身 を も う す こ し 一 人 ひ と り の 風 の 電 話 よ



ぬるかんとたこのきりみをもうすこしひとりひとりのかぜのでんわよ




 うちの


 テレビはまだブラウン管である。ケーブルテレビに加入しているからデジタル変換をしてくれているのだが、経年劣化もあり少々見づらくなってきた。先日、錦織圭君(ここは君付けがうちの慣習)のバルセロナ大会を見ていると、ボールが見えない。粒子というかブラウン管だから線状の解析度数が粗く、クレーコートにボールが紛れ込んでしまう感じ、笑。得点も近くまで寄らないとどっちがリードしてるか分からない、泣。それに、ビデオデッキ(古い)も壊れているので、録画機器がない。ずいぶん我慢してきたが、バレーボール(女子)のリオ最終予選を見たいのでハードディスクに記録できるように、テレビを買い替えることにした。


 近くのスーパーの家電売り場ではずいぶん安くなっていたので、今、ヨドバシカメラはどんなもんじゃ、と行ってみると見事に高い。それと40型なんてとても小さく見える。まあ、そういうふうに感じるようにディスプレイしているのだろうけど。BEATNIKSさんに尋ねたら「大きいのがいいわよ」と言う。初めは場違いのように大きく感じていても、すぐ慣れて小さく感じるらしい。それは今のブラウン管の時もそうだったなあ。画素数も4Kとなると高いがやはりきれいである。お咲きさんに相談したら、冷蔵庫と違って「あんたにまかす」。店員さんの話では何やかんやでシャープがお買い得。うう、家電評論家ができそうな娘さんの旦那に聞いてみようかなあ。



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 テレビのあるフロアにオーディオ機器もあって、懐かしい復活プレイヤーなどを見ていると、隣にギブソンのスピーカーなるものがあった。ベースはレスポールである。これって昔からあるの?初めて見てちょっと感激。そのあと、東京から来阪していた短歌友達のd_snowさんと寿司、喫茶と夜遊び。これから少し錦織君の決勝戦を応援。ナダル調子よすぎ。







 そんなこんな。



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只今のながらCD

EQUINOXE / JEAN MICHEL JARRE
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by alglider | 2016-04-25 00:20 | 短歌 | Comments(0)

伯父は「戦争のようだ」と言った   一首


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19:06



リ ビ ン グ の 観 葉 植 物 み ど り な す 視 野 狭 窄 の 平 和 の 午 後 よ



りびんぐのかんようしょくぶつみどりなすしやきょうさくのへいわのごごよ





 熊本の


 地震の前に東京や神奈川で震度2か3の地震があって、友達のことが気になりテレビニュースを見ていると、音色は忘れたが警告音とともに地震速報が流れて「ああ、東京が….」と思ったら、熊本だった。だんだん明らかになる被害状況と余震ではなく地震が続くという異常な事態に頭の中を何かがぐるぐると回る。日頃からネットで親しくしている雪太郎君が熊本である。メールを入れると住まいが市内から離れているので無事だったようだが、その日は車で寝たようだ。しかし、翌々朝の南阿蘇村の地震は雪太郎君の住まいに近い。メールを入れると「生きてます!スマホの電池が切れる」とだけ返事があったので、停電だったのかもしれない。二日たって雪ちゃんのブログが更新されて無事を知るが、日ごろの地震対策と家具のない部屋で寝ていたという用心深さが幸いしたようである。かすり傷一つないという。


 そして熊本市中央区にいる従妹と連絡が取れないので、鹿児島の従妹の実家に電話を入れる。すると「避難してるのよー」と叔母が不安げに言う。近くに住む伯父が集まっていたようでかわるがわる電話に出て「九州が壊れる」「戦争のようだ」と言う。もうすぐ90歳になろうかという伯父にとって平和安寧以外は「戦争」である。鹿児島もずっと揺れているといい、そんな中、川内原発は動き続けている。



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 マンションの大改修中でトップの写真は一番館の養生写真。これも塗装は済んだらしく5月いっぱいかけて足場を解体するとチラシが入っていた。いよいよ私んところが始まるのだけれど、ベランダの花とかいろいろ片付けなければならず、とても面倒だ。



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 今日は風が強くって、しばらく様子を見てから洗濯物を干す。そんなこんな。








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只今のながらCD

SOMEWHERE / KEITH JARRETT, GARY PEACOCK, JACK DeJOHNETTE
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by alglider | 2016-04-17 17:40 | 短歌 | Comments(0)

春は混む   一首



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19:27



決 め か ね て 買 い そ び れ た る 消 し ゴ ム の 虹 の 出 る た び 握 り し め る 手



きめかねてかいそびれたるけしごむのにじのでるたびにぎりしめるて





 昨日

 月に一回の病院巡礼(笑)を行ったんだけど、どこもかしこもいっぱい。患者ばかり。4月に入ってから通勤電車も人がいっぱいなんですよね。フレッシャーが増えるといっても引退していく人もおるだろうに。春はプラスマイナスがゼロにならない季節なんですね、きっと。かかりつけ医も人気が出てきたのか患者がいっぱい。ここ一週間、声が嗄れて困っていたことを告げると、一週間様子を見て治らんようやったら耳鼻咽喉科へ行くことを勧められる。が、ふとその病院で処方されている喘息の吸引薬が直接咽喉に当たるわけだ、と思いついて検索すると、副作用で最も多いのが「嗄声」とあった。先生に知っててほしかった、またこちらからお教えしなくてはならない。たま~に、そういうことが起こりますね。


 二つ目のペインクリニックも患者がいっぱい。ここはネットで調べて通うようになったのだけれど、いつも空いているのである。春先、身も心も軽くなり、小躍りして捻挫断裂骨折とか増えるのかしらん。しかし、ペインクリニックの看板あげて“痛み”に特化した診察をすると言ってもなかなか痛みは引きませんね。神経性の疼痛は日替わり定食のように場所を変え、痛み方も変えて出現する。きつい鎮痛剤はいくらでもあるが、それは麻薬に近づくだけだそうだ。そこらあたりの匙加減が難しいみたいだが、副作用は猛烈に眠い。そして寝ている間は痛みを感じない。これが治療か、笑。



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 トップの写真は三つ目の病院、アルコール専門医院からの帰りに撮影したもの。枝垂桜かなと思って近づくと「源平しだれ桃」とあった。桃の花ってきれいですね。ちょと引いて撮ったのが上です。



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 昔からかばんというか、袋の類が好きである。肩から下げる奴で気遣わなくっていいし、特に病院巡りには薬をポンポンほり込めてホントに便利。先日も御用達のフランスパン屋さんのポールでクロワッサンとトートバッグのセットがあって、まんまと戦略の乗せられ買ってしまった。昨日の病院巡礼は“熊”と一緒。



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 それから、先週行ったら臨時休業だった葉ね文庫さんへ。月光の会の歌誌や単行本を置いてもらっているので、ちょっと様子を見に行ったら野口綾子「ジャパン・ガールズ・ジャーナル」が目の前で一冊売れた。残りあと一冊ですよ、みなさん。思潮社から石原吉郎「サンチョ・パンサの帰郷」が復刊されていた。単行本で欲しかったので購入。これまたまんまと戦略に乗せられる。罠にかかる快感、とでもいうのだろうか。いやはや。







 そんなこんな。



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只今のながらCD

NOT TOO LATE / NORAH JONES
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by alglider | 2016-04-10 13:17 | 短歌 | Comments(0)

桜奥手     一首



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17:48



我 々 と 言 い え ず わ れ は 風 を 待 つ 一 斉 の 桜 ひ と ひ ら の み 散 る



われわれといいえずわれはかぜをまついっせいのさくらひとひらのみちる





 毎年


 この道を覆う桜の写真(トップの写真のこと)を撮るのだけれど、この画面左側にこれまでは大きな桜の木がもう一本写り込んでいた。しかし、なぜか切られてしまった。合理的な理由は思い当たらない。それで、今年はアングルを少し右に振って、道も数歩進んだ地点から撮った。


 実家のアルバムには私が幼稚園だったころの花見の写真が残っている。毎年、京都の大山崎という桜の名所に行くのが習わしで、何年か続けて撮られた写真が残っているのではないかなあ。父、母、戸籍上の祖父母などお重とお酒で上機嫌である。今から思えば子供に花見など面白いものではなかったろうが、何かおやつを買ってもらえたり、家族で電車に乗るのが嬉しかったのか、わくわくした記憶だけが残っている。



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 私は “桜奥手” で夜桜とかも美しいと知ったというか、感じるようになったのも、随分と歳を取ってからだったような気がする。小学校や中学校、高校生もだな、卒業式や入学式のときに桜のイメージが付き纏うけれど、そんな年齢のころは桜なんて目に入っていなかったと思う。これはまんざら私だけではなくって、若いころに桜がどうこう言っている暇はないんじゃないかな、と思うのである。桜に立ち止まるより、もっと走ってた(速足程度かも)気がするのだ。とにかく、花鳥風月、すべてに私は奥手だったなあ。桜の歌(短歌じゃなくて歌謡曲やポップス)が多いのに何だか閉口してしまう今日この頃。好き嫌い、美しい醜いは個々の問題にしておいて、文化装置としての桜については考えておいた方がいい。



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 散歩中に「紅辛夷」という花を見た。樹齢65年という張り紙があった。私より年上。そんなこんな。





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只今のながらCD

MEMOIRS OF A GEISHA / YO-YO-MA
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by alglider | 2016-04-03 16:38 | 短歌 | Comments(0)

さびしさを糸でかがればかぎ裂きのかたちしてをり棘のあるらし


by alglider
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