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葉月尽日   一首

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18:35



二 つ 三 つ 蝉 の 骸 を 踏 み し 夜 は わ れ を 預 け て 眠 た か り し を



ふたつみつせみのむくろをふみしよはわれをあずけてねむたかりしを



 27、28日と


 一泊で東京へ行ってきた。所属する短歌結社「月光の会」の夏合宿である。去年は会津までの遠出だったが、今年は東京の青山のホテルだったので、いつもより集まったメンバーも多かった。月光の合宿は一日目は無記名一首の歌会をして、二日目は名を挙げて五首連作を批評し合う。上の歌は五首連作「夏越えの歌」の最後の歌。月光の単行本を編集している野口さんと打ち合わせをして、歌集を来年三月までには何とか、という話に。野口さんは今年中に出したかったようだが、私の方がそれでは間に合わぬ。表紙のイラスト、歌集名、装丁のイメージの話が進んで、これで幾分気持ちは楽になった。


 29日から8月いっぱいは遅い夏休みを取っていて、のんびり家で過ごしたのだが、29日は東京の疲れでほとんど何もせず。疲れてるので寝るのだが、寝ると別の疲れが出る。背中を中心に上半身が固まってしまった感じ。30日はそろっと動き出してペインクリニックまで。東京に行く前日に痛み止めが切れてしまっていたのだ。ロキソニンで凌いだけど、日々の薬をきちんと飲んでいないと、思わぬところに痛みが出たりする。最近、左手首から先が震えて力が入らない時がある。頸椎のレントゲンを撮ったけれど特に異常なし。握力を測るが左は20とちょっと。女性と同じぐらいである。右も平均に全く足りない。


 昨日から涼風が立って、合図のように赤とんぼの群れがあちこちに見られるようになった。季節は移ろい、世は動き、明日に死すとも、といったことを言いたいが、一昨日、大学時代の歌姫・高田マミちゃんの訃報が入った。病名の情報はないが、十年の闘病生活だったと知る。六十を越えてまた一人また一人の夕暮です。



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 真昼には雷雲が立ち上がっているときもあるが、朝夕は秋の空だなあ、と思うほど高くなってきた。一日も短くなってきているし、生きていれば繰り返し、繰り返し、毎年同じことを言っている。書いている。



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 買い物へ出て、スーパーを過ぎて府立公園まで足を延ばした。そこにも赤とんぼが見られたが、大きなクロアゲハがゆらゆらと花に止まったり、踊ったり。今では黒ければなんでもクロアゲハと一括りにしてしまうが、子供のころはちゃんと種類別に名前を覚えていたものだ。さて、と家に帰ってから調べてるとモンキアゲハであった。そうそう、そう言えばこれが一番よく見る種だったな。





 そんなこんな。





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只今のながらCD

BLUE TRAIN / JOHN COLTRANE
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by alglider | 2016-08-31 15:46 | 短歌 | Comments(0)

お盆は過ぎてオリンピックも終わりだ   一首


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18:16



月 光 の き ざ は し 昇 る 帰 り み ち 明 日 に お も ね る 答 え は 捨 て て



げっこうのきざはしのぼるかえりみちあすにおもねるこたえはすてて



 先日、

 最寄りの駅ホームでサングラスをなくした。ちょっと外して、度付きの眼鏡に換えてiPodを操作していたときにベンチの下に落としてしまったらしい。昼はもちろん、もう朝からサングラスなしでは私の目はもたない。いつからか、肌の日焼けのように目が焼ける感じが分かるようになってきた。少しに時間で目がひりひりしてくるのだ。とりあえず100均のサングラスでその日をしのぎ、新しいのを買い求めた。


 なくしたサングラスの色は黒っぽいレンズで、かけていると今にも一転にわかに掻き曇り雷と夕立がやってきそうな気になるものだった。今回は昔、ジョンレノンが付けていたような薄い茶色のフレームにレンズはセピア色である。私のマンションから駅に出る近道は、小さな森を抜ける遊歩道なんだけれど、このセピアのサングラスで行くと懐かしい過去へ歩みを進めているかのようだ。下のユージン・スミスの写真を思いながら駅までを歩く。



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 色眼鏡とはよく言ったもので、かけるサングラスの色合いで、極端に言えば世界に対する感じ方、見方がまるで違ってくる。ま、それは事実だからそれでいいとは思うのだけれど、ときどきその眼鏡を外せなくなった人と出会う。もうずっとかけているから顔の一部になっていてそれは素肌のようだ。



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 トップの写真は改修中のマンションで、只今、11階まで足場が組まれ下地の塗装が始まった。何から何まで養生されて、こんなに至れり尽くせり(←使い方おかしい)とは思わなかった。廊下も階段もエレベーターも窓も扉もチャイムもすべて養生され、消火器までこんな状態。



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 TALKING HEADS のTシャツが届いた。最近の流行は細身だからXLを買ってもそれほどゆったりではなかったのだけれど、アメリカから届いたXLはさすがに大きい。出始めたお腹もゆったりカバー、笑。暑くって暑くってまだまだTシャツの出番は多いけれど、蝉しぐれはすっかりツクツクホウシに。秋の入り口はそこかしこ、月も虫も私を招く。




 そんなこんな。




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只今のながらCD

LOUD HAILER / JEFF BECK
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by alglider | 2016-08-21 13:10 | 短歌 | Comments(0)

中だるみ  一首



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20:06



二 つ ぶ の 向 精 神 薬 こ ろ が せ ば 指 の 谷 間 に 薄 日 は 差 せ り



ふたつぶのこうせいしんやくころがせばゆびのたにまにうすびはさせり




 3週間前から


 フェイスブックを始めた。毎日一首、短歌を掲載し、短歌の関係を広げていこうと思っていたのだけど、どこでどう調べるものか「友達ではありませんか?」と懐かしい人たちの写真が上がってくる。ついつい旧交を温めたくてつながっていくと、瞬く間に短歌に特化できなくなってしまった。会いたいけれど、どうやって連絡を取って良いか分からなかった人や、夜遊びをやめたので居場所は分かっていてもなかなか会えなくなってしまった人たちと情報が交換できて、そういう機能も生かさないともったいないかと思うようになった。同じSNSでもミクシィやツイッターとぜんぜん使い方が違う。


 オリンピックは応援しているバレーボール(分かっていたけど弱いわ~。予選リーグには見せていない作戦があるのでは、という陰謀論みたいなものまでささやかれている始末)を中心に楽しんでいる。勝者よりも敗者に心は動くのだけれど、つねに物語が要求される。それもいささか、何だかなあ、と思ってしまう。勝者にはスポットライトを敗者には物語が。



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 先日、いつも通らない道でJR大阪駅界隈をうろうろしていると、ホテルの近く(位置的にはホテルの施設ではないと思うのだが、分からない)に祈祷室を見つけた。わざわざ部屋を作るのだからイスラム教徒のためかなと思ったけれどキリスト教徒もありか。でもイスラムの人も増えてきたからだろうなあ、と思ったけれど肝心のアラビア語の案内がない。どういうこと? うっかり? やはりキリスト教者のためかな。海外からの旅行者が増えていて、街や観光地に行くと実感するが、こういった宗教に配慮した施設を見るのは初めてだ。



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 ダリアって名前はよく聞くし、写真などでもよく見かけるけれど、小さいころ家に庭に植わっていた思い出がない。






 そんなこんな。





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只今のながらCD

MORE SONGS ABOUT BUILDINGS AND FOOD / TALKING HEADS

 上のトーキングヘッズのジャケットのTシャツを通販でポチッとしたのだが、3000円の心づもりが、アメリカからの郵送で代金が2000円弱かかる。うっかり販売元を確認しなかったのだ、失敗。5000円のTシャツて、高すぎる。同じ高いならENOのAnother green WorldのTシャツ(下、6500円)を買っておけばよかった。

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by alglider | 2016-08-14 16:41 | 短歌 | Comments(0)

気も漫ろの八月   短歌


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20:51



緩 や か な 楕 円 を え が く 火 の 星 の 紅 と マ ニ キ ュ ア き み を 見 つ け る



おだやかなだえんをえがくひのほしのべにとまにきゅあきみをみつける



 週末から


 オリンピックは始まるし、高校野球も始まるし「シン・ゴジラ」は先月末から封切られているし、何だか忙しく気も漫ろの八月。オリンピックの開会式は広島へ原爆の落とされた日だったしね。その開会式の演出で広島に原爆の落ちた時間に合わせて日系ブラジル移民の歴史が紹介された、と評判になってるけど、録画して二か月に一度の血液検査に出かけ、まだ見る時間が持てない。病院に行って、wi-fiのあるドトールに行って、葉ね文庫さんへ行き、でついに「シン・ゴジラ」を見て、夜はオリンピック、バレーボール応援と忙しかった。


 「シン・ゴジラ」はレビューで読んだり、ちらちらと目にする評判よりも感動することはなかったなあ。破壊に徹したゴジラはいいのだが、わざとだろうが対策本部や総理大臣、自衛隊幹部など演出がどこかコミカルだ。そのわざとがいい、という人もいるかもしれないし、映画に何らかの寓意を見出そうとする人もいるかもしれないけれど“そういうことが気になる”というところが何ともしっくりこない。


 バレーボールは韓国に1:3で敗け。1セット目を先取したのだが、後が全然ダメ。木村沙織はにこやかな和をもって尊しの顔つきで、オリンピック予選のイタリア戦で見せた憤怒の形相ではなかった。あの気概でいかないと、キム・ヨンギョンに信頼感の生まれた今の韓国に勝つのは無理ですわ。



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 映画は大阪ステーションシネマで見たのだが、終わって外に出るとスゴイ人。何かなと思ったら淀川花火大会の見物人である。おお、今しがた見てきたゴジラの破壊風景のようではないか。ご褒美だね←何の? ステーションシネマ11階にあって、ちょっと高層ビルが視界を遮るけれど、わざわざ川辺まで出かけなくていいし大会会場からの帰りの混雑を考えると、ここならまだマシで、思いつく人は偉いな、と感心しながら、スルーしてバレーボールを見るために帰宅。



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 今日、近くのスーパーへ買い物へ行くとワケ有り割引とかで、以前から欲しかったスマホ対応のレンズが売られていた。即買い。クリップ式でスマホのレンズ部分に取り付けると、ワイド、接写、魚眼レンズになる優れもの。これで望遠も欲しいところ。



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                         暑気払い。






 そんなこんな。




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只今のながらCD

SELECTED 2008-2013 / ROVO
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by alglider | 2016-08-07 18:06 | 短歌 | Comments(2)

さびしさを糸でかがればかぎ裂きのかたちしてをり棘のあるらし


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