睦月三日   一首


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23:07



亡 き 者 の な ん と 重 た き 夕 暮 れ か 遊 具 ひ た す ら た れ か 待 ち わ ぶ



なきもののなんとおもたきゆうぐれかゆうぐひたすらたれかまちわぶ



 ここ3、4年ほど


 3日に隣り町の神社へ初詣へ行っている。申年の破魔矢をとんど焼き用に返して、新しい酉年の破魔矢を買ってきた。破魔矢って幾らだったか?と値段を見ていると、お守りやお札の値段がずらずらと書かれている表示の上に厄年一覧表があった。女性数えで61歳(還暦)は厄年に当たる、とある。お咲きさんが今年、還暦である。ここで気づいたのも何かのお導き(?)、ならば、と厄除けのお守りを買って帰った。お咲きさんは「えーっ、還暦って目出度いんちゃうの」と。そりゃそうだわな。私も思ったもの。でも人生最後の厄年である。なんとかクリアすればあとはない。昔の60歳って超後期高齢者だろうになあ。


 神社から葉ね文庫さんへ新年のご挨拶に行き、それからせわしく映画「バイオハザード ザ・ファイナル」を見に行った。時々テレビで古いやつを見ていたのだが、基本ストーリーがよく分かっていなくて、バイオレンスとホラーとスプラッタをばったばったと見るだけだったのだけれど、Amazonのプライム映画でI~Vまで無料だったから正月の暇に任せて見てしまった。「ああ、主人公のアリスはこういう運命のもとアンブレラ社と死闘を繰り広げているのか」と分かると少し謎が解けたが、まだ解けぬ謎を知りたいという欲望が刺激され、ま、宣伝にまんまと乗ったかたちで映画館まで足を運んでしまったのである。なるほどと謎は解けたが、スピンオフはあるかもしれない。しかし今回は、徹底的にアクションだったなあ。映画館って音でかい、当たり前か。



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 おみくじは末吉であった。去年は大吉だったけれど、末吉ってどの辺りの「吉」なのか? 後で調べなければ。むか~し、仕事でおみくじを作ったといわれる比叡山延暦寺の元三大師のことを調べ、ついでにおみくじも詳しく調べたのだが、忘れてしまった。かのようにホント身につかないタイプである。



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 葉ね文庫では、やすたけまり×秦直也「鳥の影たち」展が始まっている。3/4まで。公園をはしりまわっているあれは鳥をはなれた鳥の影たち いい歌ですね。




 そんなこんな。






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只今のながらMUSIC

LIVE IN GDANSK / DAVID GILMOUR
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# by alglider | 2017-01-03 19:32 | 短歌 | Comments(0)

sutanka 二十八首更新しました



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三日月と金星がきれいな一月二日です。


18:31



 短歌ブログ「sutanka」(←クリック)二十八首を更新しました。

 ■七曜歌  ■追慕に沈むとしても







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只今のながらCD
SATURATION POINT / DARRYL WAY’S WOLF
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# by alglider | 2017-01-02 18:16 | 短歌 | Comments(0)


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   あけましておめでとうございます。コケッコ。





    目 を 閉 ず る 明 き 陽 の 中 た れ し も が わ が 身 に 迷 う 冬 の 踊 り 場



          めをとずるあかきひのなかたれしもがわがみにまようふゆのおどりば







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只今のながらMUSIC

TRANS EUROPE EXPRESS / KRAFTWERK

本当に天気がよい元日で、レースのカーテンまで明けてしまうとガラス越しに新春の陽光が差し込んでくる。そこでクラフトワークのトランス・ヨーロッパ・エクスプレスを聴いているのだけれど、車窓からの風景が浮かび、まざまざと心地よい。電車の中は単純なリズムで眠りやすく、それほど心地よいのだ、と伝聞するが、クラフトワークのこれもまさにそれである。
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# by alglider | 2017-01-01 13:18 | 短歌 | Comments(6)

二千十六年尽   二首

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19:49



あ ら か じ め 奪 わ れ し も の い と お し く ま た 来 ん 春 へ 冬 の 野 を 焼 く



あらかじめうばわれしものいとおしくまたこんはるへふゆののをやく



 毎年、

 書いているけれど一年って早いものだなあ。でも特に今年は早かった。今年の記憶の始まりは何といっても二月で、十九日に休みを取って東京まで黒田和美賞の授賞式に出かけたこと。「月光の会」の中の小さな賞だけど、黒田さんの賞は月光の年間MVPみたいなもので、どこの雑誌にも応募せずにひたすら結社誌のために歌を詠んだ結果である。素直に嬉しかったのである。常々、黒田和美賞のことを口にしていたので、初冬(去年)、お咲きさんに「福島さんから電話があって」と言うと「あの賞ね」とすぐ分かってくれた。それも身内の話をすると嬉しいことの一つだった。月光の会の人たち、関東、関西の歌友達たちの祝福も忘れ難い。


 それから、歌集のための一年であったのだけれど、体調が優れなかったりして、本格的に取り掛かったのは八月末。十年間で二千首ほど(少ない方だと思う)あって、それらすべてに目を通すのは、心の旅路の振り返りでしたなあ。もう、へったくそな歌があるんだけど、それでその時の精神状態が分かるんです。まあ、そういう歌も愛おしいけれど、結局は独りよがりなので捨てて、選んでいって何とか五百ぐらいに絞り、また選んで、また捨てたやつを入れての繰り返し。結局、二百六十首を選んだ。



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 クリスマスを過ぎて福島泰樹主宰にプリントアウトしたものを郵送し、テキストメールもし、編集担当にもデータを送り終え、かなり肩の荷を下ろした年末。肩こりがひどいけれど。来年は福島さんからの指示を待ち、歌集名も決め、表紙の絵も決め、そして校正の仕事に入ることになる。来年三月中には歌集を出す目処がついた2016年大晦日である。sutankaをずっと更新し忘れている。来年に持ち越し。みなさんよいお年を。



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    沈 黙 は 異 議 な し 異 議 あ り 遣 る 瀬 な し 寒 水 仙 に 風 の 渡 り ぬ





 そんなこんな。





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只今のながらMUSIC
SOLO PIANO / GONZALES

これを聴いているとお咲きさんが「ジャズ喫茶のようにCDジャケットをどこかに飾っておいてほしい」と言う。パソコンに取り込んでいるので、CDは棚に埋もれてどこにあるやら。それにジャケットは結構手抜きのゴンザレス氏である。
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# by alglider | 2016-12-31 18:16 | 短歌 | Comments(2)

さびしさを糸でかがればかぎ裂きのかたちしてをり棘のあるらし


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