月光が届いた
2009年 04月 03日
23:37
ちょっと
遅れていた結社誌「月光」の9号が届いた。前月の短歌評や松野志保さんの連載も始まり、それで編集に時間がかかったのか。
それにしても「月光の会」の人たちの歌は熱いというか濃いというか深いというか重いというか……私の歌なんかライトヴァースに思えてしまう。
「月光の会」の結成宣言1988年の部分の転載。
短歌を短歌結社の中に埋没させてしまってはならない。
要は本来的結社を目差すのだ。
ひとりひとりがおのれのリズム、
おのれの文体を獲得していってもらいたいと思う。
安易に群れるのではない。
おのれの根に深く降りたち、おのれの歌声を上げるのだ。
そして戦うために群れるのだ。
ますます過激になってゆかざるをえまい。
浪漫とは、情であり、志であり、歌である。
同志よ、来たれ! 願わくば、境界さだかならぬ乳白の闇覆う時代を貫く、
熱き一条の月光たらんことを。
やはり福島泰樹さんは熱いなあ。
只今のながらCD
PORCUPINE / ECHO & THE BUNNY MEN
by alglider
| 2009-04-03 21:48
| 短歌