介護施設を見に 一首
2013年 01月 27日
22:05
黴 く さ く 傷 の こ す る る レ コ ー ド は 愛 の 賛 歌 と い ふ 名 を 持 ち き
かびくさくきずのこするるれこーどはあいのさんかというなをもちき
18日の
金曜日。義母が入院する病院から、急に(というのは朝っぱらからの意)「いつでも退院できます」との連絡があった、とお咲きさんからメールが届いた。まあ、「出ていけ」の意味ではないのだが「こうこうこういう状態で、もう医療より介護へ移っては」みたいな話は一切なかった。病院としては間違ってはいないだろうが、連絡事項のような伝言で済ませる話でもあるまい。ま、それは後々のことにするとして、介護型老人ホームを探さなくてはいけなくなった。
すでに、話を聞いていた介護グループがあったので、今日、お咲きさんと見学に行ってきた、というより、もう仮契約に近いだろうなあ。そこで過ごす人たちを見たが、まだ歩いて、車いすでも自由に動ける人たちだ。義母はまったく左半身が麻痺しているし、言葉が出ないからコミュニケーションが取れない。その差が頭の中でうずめられない。一日、一週間がなかなか想像できない。
また、こんなことも知った。義母は胃瘻をしているが、そこから出ているチューブを取ってしまわないように、動く右手にミトンをはめ拘束されている。それが介護の現場では出来ないというのだ。必要でも法律上できない。病院では医療行為だが、介護施設での拘束は虐待にあたるらしい。難しい。そしたら医療と介護が合体した施設があればいいのだが、あるけど、高額すぎるよ。経済状態に応じて特養も応募しておかないといけない。
自分なんか施設に入るお金はないだろうから、しっかり死ぬ段取りを決めておかないといけない。それも上手くいくかどうかは天しだい、というのだから世の中ややこしくなってきたものだ。
そんなこんな。
只今のながらCD
UMMAGUMMA / PINK FLOYD
by alglider
| 2013-01-27 19:23
| 短歌