水曜日郵便局 一首
2013年 12月 18日
22:53
つ む じ か ぜ 一 周 お く れ は 誰 な ら む 枯 れ 葉 ま ひ を る 冬 の か た す み
つむじかぜいっしゅうおくれはたれならむかれはまいおるふゆのかたすみ
さてさて
地方紙である神戸新聞の「正平調」欄に下のような記事が載っていて、興味をひかれた。
何とも美しい物語のあるアートプロジェクトだ。ホームページへ行くと便箋までプリントできる。
昨日の発言欄の投書を読んで、うらやましくなった。少し前から気になっていたプロジェクトのことが、つづられていたからだ◆姫路の女性からの投書で、熊本県津奈木町の「赤崎水曜日郵便局」について書いていた。廃校になった町の小学校に、水曜日だけ開設される郵便局がある。そこに自分の水曜日の出来事を手紙に書いて送れば、ほかの人の「水曜日」が届けられる。女性は神奈川の人の手紙を受け取った◆町の美術館が主催し、全国から送られてきた手紙を無作為で交換し、転送する。高校生が眠くてたまらない一日のことを書いてきたり、台風の後で見た虹の話があったり。当たり前だが、人の数だけいろんな水曜日がある◆小学校は海岸から校舎がせり出して建つ姿から「海の上の小学校」として知られた。そこを舞台に水曜日の体験を交換し、津奈木と各地を、人と人を結ぶ。なんと不思議で魅力的な試みだろう◆ホームページをのぞくと「水曜日にお越し下さい」とつれない。その融通のなさに、大切な一日を教え合うとの思いを強くする。何より互いの手書きの文章が新しい出会いにつながるのだから、これはもうワクワク、ドキドキだ◆きょうは火曜日。水曜日じゃないけど、いとおしい一日に変わりはない。さて、どんな出来事が待っていますか。2013・12・17
今日は水曜日でこのプロジェクトを知った幾人かの人が手紙を書いたことだろう。
私は今日は出遅れたが、来週、いや来年の第一水曜にでも手紙を書こうかしらと思う。
きっとizumiちゃんなどは好きそうな企画だろう。読んだら出しましょうね、笑
赤崎水曜日郵便局ホームページ(←クリック)。
http://akasaki-wed-post.blogspot.jp/←公式ブログ
https://twitter.com/AkasakiWedPost←ツイッター
ちょっと水の匂いのする水曜の夜に切なくなるような思いを乗せる企画だと思う。雨の夜に記す。
そんなこんな。
只今のながらCD
DIAMOND DOGS / DAVID BOWIE
by alglider
| 2013-12-18 22:14
| 短歌