寂しい暴力
2006年 06月 11日
写真は三星堆遺跡から発掘されたもの。まだ謎の文明である三星堆。それ故に、あらゆる意味を剥奪された遺物は現代美術でもある。
私のiMacはすぐにフリーズするのである。只で譲ってくれた鵜楽女史には申し訳ないのだが、どうも私との相性が悪いみたいなのである、私のところに引っ越してくる前は健全なiMacだったらしいのだから.....(-"-;) だから、ブログ更新も健康なPCを用いている人の3〜4倍は時間がかかっているのである。そこにバイトを始めてから、じっくりと考えて文章を書いている時間がないのである。日々是口実なのである。これでいいのか10本アニメなのである......
で、今日も今日とて、今からバイトに出かけるのでサクッといきます。
茨木市断酒会の一日研修から帰宅すると、お咲きさんがいない。珍しく買い物にでも出かけたかな、と思って味噌汁などを作ろうと思うのだったが、なかなか帰ってこない.....家出の心配はないのである。人一倍面倒なことを好まない人なのである。で、あぁ、そうか、と思い出した。一週間東京に出張と言っていたのは、今日からだったのかも知れない。てっきり月曜からだと思っていたのは、私の勝手であって、今日出立したほうが仕事の段取りはよいに決まっている。んで、
[ひょっとして、今日から東京?]
とメールを送ると、
[そう]
と、実に簡潔な返事があった。誠に面倒を好まぬ人である。
心得ていないことが起こると、ふと、寂しくなるものだ。お咲きさんが帰ってくると思っていたから、リビングはリビング足り得たのだが、一週間おらぬと知ると急に伽藍堂のように思えてきた。勝手なものである。勝手者である。三日三晩のお出かけ酒なんてしょっちゅうだったから、暴力はなかったが、こういった[寂しい暴力]は多々あったのであって、お咲きさんは、寂しいとは言わぬ人になったのかも知れない。
ふふふ、これで今日お咲きさんのために買ってきた、アイスクリームは私のものになった.......
さぁ、バイト夜食のおにぎりを作らなくては......
今日のながらCD
STRANGE DAYS/THE doors
今日の一文
私の中に育つ
坂がある
たとえば鼻の傾斜
ひかがみのおちこみ
額のうつむき
それらも時折
私の足をすくうが
さらに内部
皮一枚で隠されている
坂がある
喉もとまできている坂の
切先が
こめかみを破った
すそはふくらはぎを
破る
私の中に育つ
坂がある
月夜もおとす
坂がある 坂1 松下育男
天武人さん交野断酒会にまたおいでーよー。まってるよー
by alglider
| 2006-06-11 16:40
| 回復過程