低空飛行で     一首



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18:27





夜 を ピ ン で 貼 れ た ら ね え そ こ か ら は 忍 び 込 ま な い 夢 の 続 き が





よるをぴんではれたらねえそこからはしのびこまないゆめのつづきが





 三が日は

 ひたすらに寝正月で、言うのも口幅ったい創作なんてことはいっさいせずにぼーっとしていた。創作はしなくてもCDを売るために、片付けて箱詰めをしようと思っていたのだけれど、それも眠気には勝てず、ほんと良く寝た正月だった。

 とは言っても友達からの原稿依頼はくるもので、締め切り間に合えばの条件でえらそうな体たらくな返事をして、頭の中であれやこれやと言葉を考える。メモを取ればいいものを面倒がっていると千に一つの言葉を逃してしまう。でもそのことにあわてないようにしている、というのも創作の位置づけを断酒の上に置きたくないからだ。

 無理はしない、無理をして飲酒欲求に繋がれば、そこには短歌もへったくれもない。千に一つ万に一つの言葉を求めないので芸術家ではない。つまり、酒を断ち続ける者である。創作のために日常へ圧を掛けたくない。ストレスは出来るだけ少ない方がいい。今月、18日がくるとお酒をやめて丸13年が経ち、14年目に入る。断酒1日目から思えばずいぶん遠くまできた。何も高みを目指すだけが短歌ではない。低空飛行にも随分と救いの手を差し伸べてくれる形式である、短歌は。少なくとも私には。



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 3日はいつものように隣町の神社へ初詣。毎年、鏑矢を買うのだが持って帰るにも返納しに行くのにも大きくてかさばるので、今年は「神矢」という名で売られているコンパクトサイズの破魔矢にした。おみくじは「末吉」。和歌は「波のおと 嵐のおとも しずまりて 日かげのどけき 大海の原」というものであった。解題によると「今までの苦しみ煩いもいつか消え心楽しい時が遠からず来ます 唯御助を祈って心平かに授けられた自己の職務を熱心につくしなさい」ということである。まあ、無難なことが書かれてあった。








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 amazonって不思議なんですよ。売れないのに残部が1冊から2冊になり、3冊になり、今では7冊も在庫を抱えている。売れていないのになぜ仕入れているのか…分からん。

短歌を続けることを見守っていてくれた、天満ガーデン・カフェの中野ひろ子ちゃんの旦那さんがやってる古本屋さん「駄楽屋書房」(天神橋三丁目)さんにも歌集『汀の時』を置いてもらいました。近くの方は手に取ってご覧いただけます。駄楽屋書房(←クリック)。よろしくお願いします。





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 そんなこんな。





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只今のながらMUSIC

SEVEN & BI-DECADE THE GREAT VICTOR MASTERS 2003-2006 / 吾妻光良 & SWINGING BOPPERS






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by alglider | 2018-01-03 17:10 | 短歌 | Comments(0)

さびしさを糸でかがればかぎ裂きのかたちしてをり棘のあるらし


by alglider
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