長寿     一首




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赴 く は み ず か ら 暮 れ る 陽 の よ う に 再 戦 か た る ボ ク サ ー の よ う に





おもむくはみずからくれるひのようにさいせんかたるぼくさーのように









マンションの

 裏にある竹林(けっこう大きい、言ってしまえば山である)を眺めていると、何十本となぎ倒されているのに気付いた。気付いたというか目には入っていて、あれあれとは思っていたのだけれど、よくよく考えれば、柔軟で腰が強くしなやかで曲がっても戻る喩に使われる竹が曲がったままというのは、かの台風はすさまじかったのだなあ、と約3分階段前で立ち止まっていた。



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 長い影を引き連れて散歩から帰り着き、玄関に入って明かりを点けたのだが頭上が暗い。電球が切れたのかな、と椅子に上がって手を伸ばすと、緩んでいただけだった。もう電球を見かけることが少なくなって、近所のスーパーやホームセンターにはずらりとLEDが並んでいる。高額だが寿命が長く経済的には財布にやさしいらしい。



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 わが家はリビングの天井の明かりだけがLEDだが、それを取り付けるまでは何年も暗いままで暮らしていた。しかし、歳とともに暗い生活が心寂しくなってきて、お咲きさんと言い合って明かりを増やすことにした。歳とともに起こったことはもう一つあって、天井が高いのでもうテーブルの上に椅子を置いて付け換えるなんて芸当ができず、電気屋さんに取り付けも頼んだ。LEDの寿命を聞くと、私が死んでからも灯っている可能性が高い。というか世の中の“物”は人の生より長く持つように望まれている。ミラーボールは悲しい。



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そんなこんな。





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只今のながらMUSIC

NIGHTFALL / ALICE SARA OTT





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Commented by at 2018-10-28 21:02 x
パンタタ☮さんは、まだまだお若いけれど、わたしなど、ひとまず大きな病気や事故もないとしても、誰かの世話にならずに生きられるのは、あとせいぜい十年かと。。。
なんとか、子供たちに余りある負担をかけずに、、、などと思いつつ。
Commented by alglider at 2018-10-28 21:40
文さんへ

いやー、もう何があるか分かりませんよ。
頭痛の度にひやひやしてます。何やかんや物忘れもひどいし。
あーあ、ですよ。
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by alglider | 2018-10-28 17:46 | 短歌 | Comments(2)

さびしさを糸でかがればかぎ裂きのかたちしてをり棘のあるらし


by alglider
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