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春が闌けてる     一首


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船 が ゆ く 飛 行 機 が ゆ く ぼ く の 眼 を 水 平 に 過 ぐ 不 帰 の 人 た ち





ふねがゆくひうこうきがゆくぼくのめをすいへいにすぐふきのひとたち







 年を取ると

 春が本当にありがたい。若いころはT・Sエリオットの「荒地」ばりに春の残酷を歌っていたものだけど、暖かくなり、花々が咲き始めると、耐えていた命が長らえるような気がする。否、年度的な考え方たら、実際長らえたのだが。それと日が長いのがありがたい。早く陽の落ちる冬は、夕方の6時というのに、もう死地へ向かう気分ではないか。


 それで、今回は花の写真を幾枚か…




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 この写真は2月の後半だったか、バスツアーで行った三重県いなべ市の梅林公園の写真。ツアーのパンフにこれとそっくりの写真が載っていて、お咲さんと「まあ、こんな立派なことはあるまい。広告用のある晴れた日の満開の奇跡の一枚」と言っていたのが、本当に好天の満開の日に巡り合った。前日にテレビ中継があって、さらに翌日はお天気が下り坂ということで、すごい車の渋滞。バスももうすぐ入り口という所まで近づいて2時間も待たされた。ま、心が迷子になるような梅の花は初めてだったし、何より春の雲海のごと咲いていたよ。




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 これはもうすぐ営業を終え取り壊される(寂しいし、困る)スーパーの裏手にある紅辛夷(ベニコブシ)。今は立札がなくなっていたが、確か私と同じ年齢を重ねていて64年目の木ではないかと思う。毎年見に行くのだが、今年も見事に咲いていた。




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 この季節は桜。上の夜桜は紅辛夷と同じ日の夜、病院の帰りに撮ったもの。マンション近くの公営団地の敷地内にあって、毎年満開の花を風にゆらしてくれる。下の写真は今年初めて行った治水公園の桜並木。市が中核都市になったこともあって、桜の街づくりに力を入れているようだ。以前からあったのだが、ライトアップされるようになり、屋台も出るようになり、パンフレットも制作されまあまあの人出だった。ライトアップを待たず、国道向かいのコナズ・カフェでパンケーキ ↓ を食べる。



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そんなこんな。





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只今のながらMUSIC

LIVE IN 1974 KING BISCUIT FLOWER HOUR / ROXY MUSIC





Commented by ひたしんちゃん at 2019-04-08 11:46 x
ということは、桜の木の下に埋まっている屍体は、冬を越せなかった者たちなのでしょうか。

ご無沙汰いたしております。
素人なりに「汀の時」の「読書感想文」を書いてみようかと思いつつ果たせずにいます。いつか書けるかも知れません。
Commented by alglider at 2019-04-08 22:07
ひたしんちゃんさんへ

お久しぶりです。お元気でやられてますか?
「桜の木の下に埋まっている屍体は、冬を越せなかった者たちなのでしょうか。」
の部分ですが、どこを受けての文章でしょう?
ピンと来なくて、ぼくはボケてきたかなあ。
「汀の時」読んでいただいただけで、もううれしいです。
Commented by ひたしんちゃん at 2019-04-09 16:57 x
 冒頭に掲げられた詩と本文の最初の方「暖かくなり、花々が咲き始めると、耐えていた命が長らえるような気がする。」という一文です。この「花々」は「桜」を指すものだと勝手に思い込んでしまったので、梶井基次郎を思い出した次第です。
 別にボケを気になさる必要はありません。この様な歌がお読みになれるのですから。

 余談ですが、今「自分が高齢になるということ」という精神科医(和田秀樹氏)の方が書かれた本を読んでいて「巷には認知症にならない方法を説く本が溢れているが、人は高齢になれば必ず認知症になるボケると思っておいた方が間違いない。寧ろ幸福にボケる方法を考えた方が良い」という趣旨で書かれています。健康情報に惑わされて、青魚を毎日食べてDHAなんかを摂取しなければ、なんてアクセクしなくても良いのかも知れません。
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by alglider | 2019-04-07 00:50 | 短歌 | Comments(3)

さびしさを糸でかがればかぎ裂きのかたちしてをり棘のあるらし
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