『モイラの裔』
2007年 01月 15日
23:34
ネットで頼んでいた本が届いた。
松野志保『モイラの裔』洋々社 2100円。福島泰樹さんの主催する短歌結社[月光]の歌人。アマゾンで捜すと、古書で10000円からで売りに出ていたが、他のネット書店で定価で購入。しかも送料もかからず、届いてからのコンビニ振り込みで可。良心的である。結構、文学志向の書店であるみたい。
松野志保さんの短歌を読んでいると、自分の短歌が阿呆らしくなって、情けなくなってきた。やっぱり、10年は作り続けないとだめだ。10年は永らえよう。18日でお酒断ち2年を迎える。
今日の一文
愛さえも救いとならず五月にはたやすく死へとなだれる緑
戒厳令を報じる紙面に包まれてダリアようこそぼくらの部屋へ
青い花そこより芽吹くと思うまで君の手首に透ける静脈
エルサレムの丘には芥子の花赤く満ちたりいかなる旗も立てるな 松野志保
只今のながらCD
THE FREE STORY/FREE
by alglider
| 2007-01-15 09:21
| 日々是口実