プチ散財の日
2007年 06月 21日
16:29
午後3時過ぎ外出から帰宅。
ベルギー王立美術館展は平日ということもあって、空いていて見やすかった。ダリとか若冲は平日の朝からいっぱいだったけど、あれは特別。もっと特別はダ・ヴィンチだろうけれど、東京までは行かないからよろしい。負け惜しみではないよ......(ToT)/
ベルギー美術で思いだす画家といえば、まぁ、昔ではブリューゲル親子とルーベンス、最近ではデルヴォーとマグリットあたり。4人とも来ている作品数は少なかったけれど、マグリットの[光の帝国]が出展されているのを知らなかったので、最後の最後、出口の脇にどーんと姿を表わしたときは驚いてしまった。マグリットは[大家族]など好きな作品が多い画家だけれども、そんなに技量が卓越しているわけではないし、基本、アイデアの画家だと思っている。思っているけれど、この[光の帝国]はアイデアをこつこつと描き続けて、最終的に辿り着いた、マグリットのひとつの境地のような絵だ。他の作品とはちょっと格が違うと感じていたので、見ることができたのは幸運だった。他に気に入ったのはヴァレリウス・サーデレールの[フランドルの冬]、コルネリス・ハイスブレフツの[ヴァニタス]、フェルナン・クノップフの作品など。
帰りジュンク堂で京極夏彦の『前巷説百物語』を買い、次いでタワレコへ。3000円分のポイントがたまっていたので、おぽんちさんから教えてもらって最近ずーっと聞いている現代音楽のアルヴォ・ペルトの1作目[タブラ・ラサ](キース・ジャレットがピアノで参加しています)とパティ・スミスの[Horses]LEGACY EDITIONを買う。パティのHorses はレコードで持っているのだけれども、これは2CDで、最初の発売1975年から30年経った2005年にロンドンのロイヤル・フェスティバル・ホールでレコードの曲順通りに再演されたライブCDとのカップリング。ボーナストラックでThe WHOの[My Generation]をやっている。ついつい手が出てしまった。予定の散髪は混んでいたので延期。
今から晩ご飯の下ごしらえをして、徹夜勤務にそなえ仮眠。
只今のながらCD
TABULA RASA/ARVO PART
by alglider
| 2007-06-21 13:46
| 日々是口実