電飾雑記
2008年 01月 30日
22:54
クリスマスが過ぎ、
うーん、年末年始もかなと思っていたけど、もう睦月も終わろうとしているのに、仕事を終え建物の外に出ると、街路樹にはまだ電飾が施されている。
ペイヴメントが暗いわけではない。それどころか、さまざまな商業施設に囲まれ明るいぐらいなのだ。資源・環境問題の〝もったいない〟を通り越し、本質的な奇形を感じる。これほどの明るさと虚飾をたずさえ、私たちは何を隠そうとしているのか。
周囲には明かりがあふれ、歩く人は足元には影さえ落とすことができない。果たして、心の中に抱え込むものが増え、抱えきれないものが、また奇形のかたちで街にあふれだす。
こ ず ゑ ま で 電 飾 さ れ て 街 路 樹 あ り 人 の い と な み は 木 を 眠 ら せ ぬ
小池光
只今のながらCD
AQUILARCO / GIOVANNI SOLLIMA
昨日、直観で買った中古CD。素敵なチェロです。
by alglider
| 2008-01-30 19:47
| 日々是口実