十五夜狸 + 短歌
2008年 04月 21日
23:31
今日の午前零時が
満月だったようで、昨夜も今夜も月が明るい。まだ少し夜は冷えるので、朧という感じではない。
マンションに続く裏の山道には狸が出る。最近、特によく出会う。団地のみなさん団欒の明かりを消してください、外灯も消してしまって、月の明かりだけで歩きたい夜だ。
狸は踊り始め、月から明かりのリズムが降ってくる。私も一緒に踊って、幻のように、一瞬の永遠、永遠の一瞬、生きていると思えればいいのになあ。
だ ら だ ら と 夜 の さ か み ち 月 は 冴 え わ れ は 歩 い て 倒 れ ず に ゐ る
だらだらとよるのさかみちつきはさえわれはあるいてたおれずにいる
只今のながらCD
KANONS BWV1072-78 / JOHANN SEBASTIAN BACH
by alglider
| 2008-04-21 20:25
| 短歌