2014年 10月 26日 ( 1 )



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23:21


痛 み に は 名 前 が ほ し い 角 砂 糖 溶 け ゆ く ま で の 曖 昧 も 耐 え



いたみにはなまえがほしいかくざとうとけゆくまでのあいまいもたえ





 超低空飛行を


 続けている精神状態で、ブログの更新も今月はまだ2回目である。今日はお咲さんの仕事の福利厚生関係で少し安く購入できる映画のチケットの有効期限が今月いっぱいだったので、何を見るとか決めずに映画館に赴いた。確かデンゼル・ワシントンの新作をやっていたはずだ、ぐらいは思っていた。出かける前、お咲さんが「クリンスト・イーストウッド監督の新作も評判がいいみたいよ」と言っていた。結果的にはそちらを見た方が良かった。


 デンゼル・ワシントンの「イコライザー」という映画はとにかく単純な救いがあるように見えて、まったく救いのない、おとぎ話的傲慢で陰惨な目を覆いたくなる暴力映画だった。PG-12指定だったから、私の今日の精神状態は12歳以下だったのかもしれない。主人公の内面を理解する情報がまったく与えられないで、凄惨な殺戮が続けられる。「必殺仕置き人」の許せる割り切った人情的拝金主義もなく、ダイ・ハードのように少し笑える「世界で一番運の悪い男の対テロリスト物語」でもない。


 途中で気分が(座席が少し前だったせいもある)悪くなり、精神安定剤を探したが、鞄を替えてきたので入ってなかった。途中で出ることも考えたが、最後の方は、いくぶん解決を急ぎ話を端折った作りだったので、何とか私は耐えました。デンゼル・ワシントンはなぜこの主役のオファーを引き受けたのだろう? 謎。


 と書いて、これは映画の悪口でもないし、批評でもありません。ただただ私の精神状態を示してくれたバロメーター的映画鑑賞であったという話です。



 死者はいつも泰然としている。そんなこんな。



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只今のながらCD

FLEX / LENE LOVICH
by alglider | 2014-10-26 22:28 | 短歌 | Comments(4)

さびしさを糸でかがればかぎ裂きのかたちしてをり棘のあるらし
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