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カテゴリ:私とロックと中( 4 )

柳ジョージさんR・I・P

       

21:59


 柳ジョージさんが


12日に亡くなった。享年63歳。熱狂的なファンではなかったが、ライブレコードはよく聴きこんだ。アル中真っ盛りのころで、下に歌詞を記した「プリズナー」は、本当にその通りだなあ、と思ってしみじみ聴き入り、涙したこともあった。何日も家に帰らず、街で飲み歩いていた日々はまさにこのような朝だったし、そしてそのまま夜へ突入していたのだった。それの繰り返し。

「昨夜(ゆうべ)の酒に泳ぐ酔漢れ(よいど)れは 潦(みずたま)りの対岸(むこう)も見えない」

「悪銭(あぶくぜに)で買える幸せを 錘(つむ)ぎながら生きていこうか」

「教えてくれ何をすればいいのか 何処へ行けばいいのか」

「やがて昇る朝陽に照らされて 浮かび上がる夢の落とし穴」

「アスファルトの声 眩暈と出会いの毎日 俺はここから出られない」


こういった言葉はアル中の私には「分かっている、その通り。だが、どうしろと言うのだ」だと、心の声だった。しかし、どうすることもできない。無力であると知るまでには随分と時間がかかった。

ただ

「人はみんな PRISONER 広い都会の見えない鎖に繋がれても 踊り続けるよ」

という内容は上から人を見下した感じがして好きではなかった。だが、私はお酒のプリズナーであったことは間違いなく、そこはそう置き換えて聴いた。踊り続ける体力はなかったが、飲み続ける体力はあった。そして、それもいつしかなくなるのだった。



プリズナー

毀れ落ちた夜を拾い集めて
明けていく空に放り投げる
昨夜の酒に泳ぐ酔漢れは
潦りの対岸も見えない

人はみんな PRISONER
広い都会の見えない鎖に繋がれても
踊り続けるよ

忘れかけた心の痛みと
古い回帰の上を彷徨うか
悪銭で買える幸せを
錘ぎながら 生きていこうか

人はみんな PRISONER
広い都会の見えない鎖に繋がれても
踊り続けるよ

教えてくれ何をすればいいのか
何処へ行けばいいのか

やがて昇る朝陽に照らされて
浮かび上がる夢の落とし穴
アスファルトの声 眩暈と出会いの毎日
俺はここから出られない

人はみんな PRISONER
広い都会の見えない鎖に繋がれても
踊り続けるよ

by alglider | 2011-10-14 22:02 | 私とロックと中 | Comments(6)

MR.BIG

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 BEATNIKSさんへ。
 
 MR.BIGですが、FREEの何? と聞かれても困るんですが、2ndの[EIRE & WATER]に入っているFREEの名曲ですがな。でも聞くなら[FREE LIVE]のライブの方が数段よろしいかと。ポール・コソフのノイジィーなギターリフにアンディ・フレイザーのベースがリードをとっていくあたりが醍醐味、最高です。再結成前までのベスト盤とも言える[FREE STORY]にもライブテイクが収録されています。お持ちで無いなら、ブリティッシュの記録として一枚どうぞ。

 で、お尋ねのMR.BIGというバンドですが、これは多分、キャット・スティーブンスが元歌の[WILD WORLD]をリメイクしたアメリカのバンドMR.BIGを指していると思います。なんせ、めちゃ流行りましたから.......6枚CDを出して最近解散しました。日本だけで受けたバンドといっていいでしょう。今や中古屋さんで200円ぐらいで並んでいます。一枚も持っていません。

 んで、持っているでしょう? と聞いてくれたのは、よくぞ聞いてくれましたの、ブリティッシュのバンドのMR.BIGの方であります。'74年デビューだったと思います。元モット・ザ・フープルのマネージャーに見いだされたバンドで、ギター、ベース、そしてツインドラムというイギリスにしては変わり種(というか最初にして最後かも)編成です。評論家からの評価も高く、EMIと一発契約して、クィーンの前座として全英ツアーもするんですが、セールス的には今一つだったみたい。でも、私の大好きな一枚、愛聴盤です。ボーカル&ギターのディッケンがハンブル・パイのスティーブ・マリオットを甘くしたみたいで玄人&ミーハー好み、その上、音はブリティッシュ・ハード・ポップです。モットの雰囲気も確かにあるなぁ。CDなってるのかなぁ? マニア向けよコレ! 写真はそのジャケット(部分)です、暗いけど.......ううううっ......

 しかし、君は人の持っているレコードをよく覚えているなぁー、感心します。

 さぁ、朝から洗濯機も回り終わったし、今からサボテンをベランダに出して、干しにかかろうっ!
by alglider | 2006-09-27 08:05 | 私とロックと中 | Comments(1)

音を知らずCD3枚

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 都島断酒会の帰りは、日本一長い商店街[天神橋商店街]を歩く。途中に安売り靴下屋が資本の中古レコードCD屋があったのだけれどもつぶれた。で、つぶれたけれども、同じ場所で、そこの在庫を引き継いで(?)店を出している人がいて、古着などと共に安かった中古レコードCDがさらに半額になっている。そして、まことに奇妙なのだが、その隣では100円中古レコードを仮店舗で販売している兄ちゃんがいる。兄ちゃんは、いかにも'70年ロック好きです、という姿格好の中年兄ちゃんで、今日はアース・ウィンド・アンド・ファイアをかけていた。でも、これはちょっとマイナスポイント。結局のところ、その靴下屋が何かの怪しい理由でやっているような気がするのだけれども、正体は不明。まぁ、天神橋商店街にはそういう楽しみがいっぱいあるから、何ともないと言えば何ともなくて、十分に許容範囲なのである。

 お金が入ったから、中古CDを3枚購入。〆て1705円也。BGM用にTHE STYLE COUNCILの[CONFESSIONS OF A POP GROUP]差し障りがなく正解。で、やたら品揃えが豊富、ということは仕入れ失敗、売れ残りのBILL NELSONがいっぱいあって、BILL自身が写真を撮っている[DEEP DREAM DECODER]をジャケット買いする。BILL NELSONは、この店の思惑が外れたように、私にとっても当たり外れがあるミュージシャンである。が、まぁ好き勝手にやってくれてます。んで、THE REMBRANDTS(ザ レンブランツ)というのを[マージー・ビートを引っさげて.....云々]の帯び買いをしたのですが、これがなかなか懐かしい音をしっかりはっきり録音しました、って感じで良いのです。ちょっとTEARS FOR FEARSをアコースティックにした感じの曲もあり。口ずさめますね、これは。二人組でピーター&ゴードンっていう感じもなきにしもあらずです。

 今日はパンタ短歌は休みです。



今日のながらCD

THE REMBRANDTS/THE REMBRANDTS



今日の一文

ジッパーを閉めていってと蝉の殻                    寺田良治
by alglider | 2006-07-19 19:24 | 私とロックと中 | Comments(3)

私とロックと中

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             私の大好きな風景のひとつ[電線のない鉄塔]

 私の所属している交野市断酒会は、常時5〜6名ほどが動いている小さな会だが、金曜日の夜例会には大体13〜14名、土曜の昼例会になると20名前後の集まりとなる。田舎町で場所を考えると(駅からは近いのだが)よくやっている方かも知れない。会員が少ないから、断酒期間1年ちょっとの私が司会を務めている。だから、今のところ、例会は[当会のモットーは自由と気楽、しかし、断酒は真剣に。なお、体験談は起立してやっていただいても結構ですし、座ってやっていただいても結構です.....]という私の声で始まっている。

 参加する顔ぶれは大体決まってきている。私は、ひとり一人が要した時間や気になった体験談をメモしていく。4月22日の体験談の中で[私も、そうだよなぁ]と、気になったものがあった。

 毒のあるものが好きで、無味無臭のものが嫌いだった。こうすべきだ、ということが分かっていて、それができない。自分をごまかして酒を止めていた。最後はアカンモンハアカンと言い聞かせていた。しかし、最近では行うべきことの順番が考えられるようになってきた。やらなければならないことの声を聞けるようになってきた......大意

 こう語った人は十ン年断酒されているから、私がそうだよなぁ、と思ったのは行う順番のことではない。私なんか、最近、プチ鬱→睡眠障害→プチ躁という順番でございまして[行う]なんておこがましい。私がシンクロしたのは[毒のあるものが好きで、無味無臭のものが嫌いだった]というところだ。

 お酒もその一つだったのだ。弱冠のころは、カウンターの端で酒を飲み、中原中也、太宰治、坂口安吾などなど定番を読んで、歳をとりとヴコフスキーなんかに変わっていっただけだ。卒業論文にダダイズムを取り上げ[全肯定のダダ/マルセル・デュシャン]とかいて教授に失笑をかった。そして、ずっとお酒を飲んでロックを聞いてきた。
 
 ビートルズ、ストーンズ、ドアーズ、ジムモリスン、ジェファーソン・エアプレーン、ジミ・ヘンドリックス、ジャニスジョプリン、レッドツェッペリン、フー、ピンクフロイド、ロキシーミュージック、セックスピストルズ、ストラングラーズ、トーキングヘッズ、XTC、コントーションズ、ジョン・レノン......切りがない。∴日本のは割愛.......。

 でもこの歳になって、毒のあるものも、ないものも等価になってしまった。好きと嫌いが地平線にゴロンと転がっていて、そして、そこからまた新しい朝日が昇ってきそうだ。I shall be released とディランも歌ってたしぃー.....

 このブログを始めたのも、アルコール依存症と自由とロックと文学と美術のことを書いていきたかったのです。私の聞いてきたものは、今ではロック・クラシックと呼ばれているみたい。まぁ、ロックとお酒一緒に過ごした'60'70'80年時代をアル中に至る経過として物語りにしていこうと思う。で、新しいカテゴリ作ります。名前は[私とロックと中]です。

 あのー、飲酒夢は?という声も上がりそうですが、忘れました。きっぱり。ただ、入院中の主治医がパンタさん毎日40000㎖はビール飲めるよ、と言ってくれた夢でしたたたた.....とほほ

今日のながらCD
COLOSSEUM LIVE/COLOSSEUM

今日の一文
泣かせた女が五万人
笑った女が十万人
                          上々颱風[美は乱調にあり]作詞/紅龍
by alglider | 2006-04-25 01:59 | 私とロックと中 | Comments(3)

さびしさを糸でかがればかぎ裂きのかたちしてをり棘のあるらし
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