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困ったもんである

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23:29

 交通費が


 比較的安価ということで、東京行きを夜行バスで考えていたけれど、どうも気が進まない。私は、飛行機、車=バス、船などに乗るのが苦手である。言ってしまえば、怖い。列車はなぜか好きで、窓から景色を見ているだけであきない。今の職場へはちょいと歩くのも加算して片道1時間半。往復する時間で東京に着くのだと思うと、やはり新幹線にするか、と悩んでしまう。恐怖心をお金で避けることができるなら、それは正解であって、安いからと言って自分が畏怖するものを選ぶのは、恐怖をお金で買っているのに等しい。


 などと思い思い、おずおずとお咲きさんに言ってみれば「そうしたら」と言う。娘さんも学生時代はたびたび夜行バスで帰省していたのだが、その時は心配していたのだという。うう。なんたるちゃ。私が「短歌朗読会のため東京に行こうかな」と言いだしたとき、すかさず「バスでね」と切り返したのは半分冗談だったようだ。で、私はそういうのを真に受ける方なので「実は新幹線を考えている」と言いだすのに逡巡していたのだった。ああ、あほらしやの鐘が鳴る。冗談が通じないことが、ままある私である。正直な思いをそのまま伝えるのには罪悪を感じるように育った面がある。これは人生において損でもあるが、卑怯であったりもする。困ったもんである。


 東京に行ったら皇居の周りを一周完歩して、国会議事堂を見たい、とお咲きさんに言えば「あんさん、はとバス乗りなはれ」と言う。またバスである。困ったもんである。





只今のながらCD

静かな音楽 / つのだたかし(いただきもののCD)
by alglider | 2008-05-22 21:21 | 日々是口実 | Comments(8)

雑記です

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23:27

 今日は


 寝過すことなく、所定の駅で乗り換えることができました。それでも、着くまでは、深い眠りでした。何故かなあ、それで今夜は早く寝ようと思うのだけれども、雑用がたまっている。月末に東京にお上りさんをするので、準備することや片付けておかなければならないことがある。新宿にホテルは予約した。経費節約のため、往路は夜行バスを考えているけれど、禁煙だなあ。8時間うまく寝なければ。最近の調子なら大丈夫かあ……


 帰宅すると、短歌結社「未来」の若手さんたちが作っている歌誌「新彗星」が届いていた。珍しいのと、創刊号なのでとにかく購入してみた。1000円也。若手さんらしく口語短歌が主で実験的である。私には分らない歌が多い。いや、分かるけど心が動かない歌が多い。いいわるいではない。ぺらぺらとページをめくると「いま現在、口語短歌には逆風が吹き荒れている。いや、それは『逆風』どころか明確な悪意と言っていい。つまり『短歌をふわふわで骨がないぐんにゃりとしたものにしてしまったのはあいつらだ』という訳だ。」という文が目に入ってきた。新しいのだから、そんな「逆風」のことなんか考えなくてもいいのに。たんたんと作っていればいいような気がする。気にしてはんのかと、ちょっと驚いたりもした。私なんか、どっちでもいい。できたらそれでいい。







只今のながらCD

CHORAL & INSTRUMENTAL WORKS / ALVO PART
by alglider | 2008-05-21 19:24 | 日々是口実 | Comments(1)

なしくずし + 短歌

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23:41

 今夜は、


 マンションの自治会役員になってしまったものだから、地区の福祉委員会に出席しなければならなかった。で、仕事を45分早く退社。もちろん委員会の時間に間に合わせるためである。


 そ、それが、なんたるちゃ! 昨日と同じように新大阪まで寝過してしまった。iPod で東儀秀樹さんを聴いていたら、うつらうつら、で、大阪駅で多くの人が乗降する騒音にも気づかずに、列車は次の駅を目指したのであった。そういえば、朝からずっと眠たかったんだ。




な し く ず す 生 も あ ら む と た だ 一 人 ひ ら く 雨 傘 ひ く き 曇 天



なしくずすせいもあらんとただひとりひらくあまがさひくきどんてん







只今のながらCD

OMMADAWN / MIKE OLDFIELD
by alglider | 2008-05-20 20:13 | 短歌 | Comments(12)

短歌

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こ の 夜 に 帰 る 列 車 よ わ が 胸 を 過 ぎ 行 か ざ れ ば 挽 歌 か な わ ず
by alglider | 2008-05-20 00:09 | 短歌 | Comments(5)

電車は走る

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23:29

 あーあ、


 帰りの電車で寝過してしまった。気がつくと降りるべき大阪駅を過ぎ、新大阪であった。気づかなければ高槻まで行くところであった。お酒を飲んでいたとき以来、やめてから初めてである。最高は泥酔で米原まで行ったことがあって、管区が変わるところであった。


 職場へ向かう車窓から、流れる風景を眺める。通り過ぎるものは空間ばかりではなく、時間も過ぎていく。今、この刹那、私が見たものは、もうすでにアノマロカリスが最強の捕食動物だったカンブリア紀、ティラノザウルスが棲息したジュラ紀、アフリカのサバンナに歩み出たアウストラロピテクス、越冬するクロマニヨン人、火炎土器の縄文人、藤原定家、源実朝…………ずっとずっと続いてきて、幾たびか戦争がありまして、その流れにつながっていってしまったのだ。電車は走る。


 で、帰りは寝過した。そのあいだの時間はどこへ…….たはっ。





只今のながらCD

togi hideki / 東儀秀樹
by alglider | 2008-05-19 20:06 | 日々是口実 | Comments(2)

くさくさ煙草をふかし

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23:34

 できるだけ


 持つ荷物は自分の力量に合わせて軽くしているのだが、なり行きで背負い込み過ぎたものがあって、文字通り気が重く、うだうだと一日をすごす。午睡をしても、これまた体が重く、濡れ雑巾のようで、起きてからも頭が重い。えいっ、と散歩をかねて買い物などに出てみたが、それでも気分は晴れず、空模様も怪しくなってしまい、帰りには小雨がぱらつく始末。こんな一日もあると、くさくさと煙草をふかし、吉本隆明さんの「追悼私記」を読む。岸上大作さんとの出会いに触れながら、彼の短歌と自死に言及した一文を興味深く読む。


 日が変わって、午前2時からケーブルテレビで寺山修司さんの映画「田園に死す」をやる。来週には「書を捨てよ町へ出よう」を流す。遅いから録画する。十代のころ見たが、今、見るとどんな感想をもつだろうか、楽しみである。





只今のながらCD

togi hideki / 東儀秀樹
by alglider | 2008-05-18 19:10 | 日々是口実 | Comments(7)

探してみるもんやね

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20:23

 土曜だが、


 別件の仕事がちらっと入ってお出かけ。その後お咲きさんと待ち合わせをして、伊丹市の荒牧バラ園へ。250種1万本という宣伝も大袈裟ということはなく、ちょうど盛りで見事だった。見事だったけど、花の女王といわれる薔薇を私はあまり好きではない。自己完結していて入り込むすきがない。短歌でも歌謡曲でも薔薇はよく歌われるが、実物より観念・象徴としての薔薇であることが多い。それだけに頼りがいがあるのだが、逆に歌うのは難しい、何より実物にはほど遠く近寄りがたい。


 帰り、お咲きさんは仕事に必要な本を調べに。私は久しぶりに中古 CD 屋さんめぐり。短歌フレンドのテキーラさんが勧めてくれていたTHE JON SPENCER BLUES EXPLOSION の [ACME] があったので購入。斬新というよりノイジーな音作りは録音設備が’60年代のままのブルースロックという感じ。これは予想していた通りでよかった。BLUE CHAIR を思い出す。二軒目に回ると、なんとタワレコで「注文になります」と言われた TABLATURA の [蟹] があった。ラッキー。TABLATURA は、つのだたかし(うしろの百太郎、恐怖新聞漫画家のつのだじろうさん、メリー・ジェーンのつのだ☆ひろさんと三兄弟)さんが率いるヨーロッパ古楽器の演奏集団。これがなかなかいいのである。そして、昨夜、お咲きさんが「雅楽の CD はないの?」と言っていて、探してみると東儀秀樹さんの [TOGI HIDEKI] が出ていた。縁は異なもの、言ってみるものである。これで、今夜はリュート、ビウエラ、ラウタなんかと笙(しょう)、篳篥(ひちりき)、龍笛(りゅうてき)を聴いて過ごせます。






短歌フレンドのやねうらねこさんが「そののち歌会」というネット歌会を始めた。
題詠がアクセサリーで装身具を読み込めばいい。投稿したものを推敲して掲載。


旋 律 も 怪 し く な り し オ ル ゴ オ ル 愛 の 賛 歌 と ピ ア ス が ひ と つ




せんりつもあやしくなりしおるごおるあいのさんかとぴあすがひとつ






只今のながらCD

蟹 / TABLATURA
by alglider | 2008-05-17 17:13 | 短歌 | Comments(12)

立つ木だわ

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23:29

 昨日書いたように、


 いつもより一本早い電車に乗っていたら、いつもの電車で顔を覚えた青年に出会った。美形でいつも私の気になる本を読んでいる青年だ。今日は吉本隆明さんの「私の戦争論」を読んでいた。背表紙の裏に500円との文字が見え、古書店で購入した模様。橋本治さんとか読んでるんだよね彼。


 先日、鬼籍に入られた菱川善夫さんの現代歌人文庫「歌のありか」を読み直している。出版された時代を感じさせる評論集だ。前衛短歌を「技法の上ではなく想像力の犯罪性においてみる」とか。そういう [解釈] の歴史を知るのも面白い。でもどう解釈の波にもまれても立つ一本の歌は立ち続けているなあ。





只今のながらCD

BUNDLES / SOFT MACHINE
by alglider | 2008-05-16 19:59 | 日々是口実 | Comments(0)

早い電車

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23:47

 これまで


 より、一本早い電車で職場に行こうと思って、30分ほど早起きをしている。今日はその電車が遅れて、乗り換え時点ではこれまでの電車になってしまった。なんたるっちゃ!


 ま、それはそれでいいのだけれど、電車を変えてみるというのも、なかなか新鮮なものだ。今までと違う人を見かけるようになる。いつもライムの缶チューハイのロン缶を飲んでいるアル中サラーマンも見かけないし、韓国ドラマの [ホジュン] をDVDで何回も繰り返し見ている禿頭のおじさんともさよならだし、やたら黛が黒い艶っぽいおねえさんともさよならである。


 新しく乗り始めた電車では、まだこの人っ!と覚えてしまう人には出会ってはいないが、きっと特徴ある人が何人かはいるものなので楽しみである。が、先日、新入サラーマンの研修帰り?に出くわしたのか、丸坊主頭の黒い三つボタンスーツの団体と一緒になってしまった。あどけない顔をしている。してはいるが、申し訳ないがその異様に一様の雰囲気には眩暈を覚えるほど気味悪さを感じてしまった。個々に話せば悪い人はいないかもしれないが、その異様な雰囲気の一員として同じ顔になってしまっている自分を許しているところが、何ともなあ。もともと顔はそれぞれ違うのだから、違う顔を見せてほしいよ。




只今のながらCD

“ + ACID que than JAZZ / ANTENA
by alglider | 2008-05-15 20:39 | 日々是口実 | Comments(4)

短歌

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22:09

 今夜は


 仕事を持って帰ってきたので、今からパソコン使って書き物でありんす。短歌のみにて失礼。ケペル先生また明日。んじゃ。





サ イ レ ン に 遠 声 し ぼ る 犬 の ご と 吠 え た き と き あ り 灯 と も し こ ろ



さいれんにとおごえしぼるいぬのごとほえたきときありひともしころ






只今のながらCD

WHITE NIGHT / VLADIMIR SHAFRANOV TRIO
by alglider | 2008-05-14 19:13 | 短歌 | Comments(2)

さびしさを糸でかがればかぎ裂きのかたちしてをり棘のあるらし
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