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雑記

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23:12

 今まで


 放っておいたというか、書きっ放しだった短歌をまとめてみた。一日一首なんてとてもできなくて、寡作のほうだけれども、集めてつらつら並べてみると結構ある。今日ぐらいブログに短歌を載せておこうかなって思って、無理に作ったりするものだから、後から見直すと、本当につまらない歌が多い。がっかりていうか、当り前か。また修理しなくては。



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只今のながらCD

GET GRIP / AEROSMITH
by alglider | 2008-06-21 21:36 | 日々是口実 | Comments(4)

くちなし短歌

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18:05





夕 昏 れ に 問 え ば さ び し き く ち な し は そ の 香 の 果 て の 腐 乱 の 歌 か




ゆうぐれにとえばさびしきくちなしはそのかのはてのふらんのうたか

by alglider | 2008-06-21 17:39 | 短歌 | Comments(2)

くちなし3 + 短歌

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23:28

 明日は


仕事が入っている。職場には出向かなくてもいいが、家でパソコンに向かわなければならない。かちゃかちゃと。ま、明日の夜遅くまで独り身であるから、のんびり気ままに予定を組む。


 今日、職場で受けた健康診断の結果がかえってきた。肺の左下野にわずかな影が見受けられるとのこと。息苦しくなったり、ひどく咳き込むようなことがあれば、再診をうけるようにと注意書きがあるのだが、何だかのんびりした注意書きである。こんな指摘を受けたのは初めてだ。少し心配だが、呼吸は快調である。そういえば、昔、心電図を取ったら心臓にも回転軸というものがあって、あんさんのは左に少し回転してずれていると言われたこともあったなあ。それも少し心配したが結局どうってことなく、まま、ある話だそうで、ちょっと左に回転してるなんてカッコイイと思っていた。


 それと運動をしなさいとのこと。お酒やめて太ったものなあ、確かに体が重い。とくに上半身が。上半身が重くて、前屈姿勢でパソコンに向かっていると疲れるのが早い。バキバキバキっと背中を後ろ向きに反らして左右に割ってしまいたくなるときがある。





く ち な し を 髪 に 飾 り て レ デ ィ デ イ 夜 の 香 お も く 奇 妙 な 果 実




くちなしをかみにかざりてれでぃでいよるのかおもくきみょうなかじつ






只今のながらCD

18 essential songs / JANIS JOPLIN
by alglider | 2008-06-20 20:15 | 短歌 | Comments(4)

くちなし2 + 短歌

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23:38

 この


 二、三日、昼間から安定剤ソラナックスを二錠服用している。いつもの不安症とは少しちがった心持ち、プチ不安というのでもない。まだ、正体がつかめない。仕事はそれなりにこなしているのだが、何だか居心地が悪い、というか、こんなんでいいのだろうか? 懐疑の念を抱くようになっている。


 日々流れていくから、仕事上での言葉に対する態度がぞんざいになってきている気がする。責任は果たしているが真摯ではないような気がしてきたのだ。こうなると言葉を扱うだけに、アル中の悪い癖でオール・オア・ナッシングの気持ちが鎌首のようにもたげてきて、文章に気持ちが込められなくなる。始めたころは、どんな些細な原稿でも、かなり以前のものでも覚えていたのだが、最近は「あれは何だったっけ? いつやったかいな?」と気が入ってない証拠がつぎつぎと現れる。これは仕事上特に困ることではない。忘れていかないと進まないことも多くあるから、それはそれでよい面でもあるのだが、こちらの精神衛生上好ましくないのである。


 距離をうまくとらなければ。接近と乖離。






夜 風 よ た め ら わ ず 吹 け 無 残 に も 暴 か れ て を り 昼 の く ち な し



よるかぜよためらわずふけむざんにもあばかれておりひるのくちなし






只今のながらCD

STRANGE WEATHER / MARIANNE FAITHFULL
by alglider | 2008-06-19 20:22 | 短歌 | Comments(4)

くちなし + 短歌

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23:17

 夜に


 くちなしはよく似合う。またその芳香を漂わせる季節になった。決してあの消臭剤のような匂いは好きではなく、散っていく姿も汚らしく、好きではない。好きではないが、去年から(といっても短歌を作りだしてから二年もたたないのだから当たり前だけれども)くちなしの歌をいくつか作っている。


 好きではないが気になる花であって、そのことはどこか私の本質的な癖(へき)と重なり合うところがあるのだろう。建てられたばかりの家を見ると廃屋を思うし、最新のビルを見れば古代廃墟に思いを馳せ、活発に動くものを見ればその停止を想像してしまい、生きているものを見ればその死を思う。若い時からだから、これはいかしかたない。癖(へき)としか言いようがないし、また別の言い方があったとしても、整理の仕方が変わるだけで、それほど変わるまい。


 問題はそれを、どのように言葉に載せていくか、そういうことが今の私の抱えることなのだと思う。本当にいろんなことに頓着がないのだが、頓着がないことにだけは執着してしまっている。それもこれもひっくるめて放り出せれば、また違ってくるんだろうけど。いかんせん、それは形を成さない境地とでもいうべきものであって、まだまだ初老にして若いのである。とほほ。







く ち な し の り ぼ ん を む す ぶ ゆ う れ い の 香 り に ま よ え ば 犬 の 遠 声




くちなしのりぼんをむすぶゆうれいのかおりにまよえばいぬのとおごえ







只今のながらCD

LES YEUX FERMES & LIFESPAN / TERRY RILEY
by alglider | 2008-06-18 20:08 | 短歌 | Comments(4)

志は困った + 短歌

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23:29

 夜遊びには


 出かけなかった。一人で居ても、なんだかんだと時間がたつのが早いものだ。料理は日ごろから自分でもするので、お咲きさんがいなくてもまったく心配ない。で、快調なのはテレビがついていないことである。お咲きさんは「面白いのがないねえ」と言いながら、ミステリー番組を見ていたりヨーロッパ紀行番組を見ていたりする。


 今日は、音楽だけで過ごしていてすこぶる快適である。ときどき野球の途中経過を気にしていたけど。持っている「月光」をしげしげと読んでいたのだけれども、これは結社誌ではなくて、マニアックな総合短歌誌だ。会員がいて、詠草をおくり選歌して掲載するといった類のものではなさそうである。バックナンバーを見ていると執筆者にはそうそうたる名前が並ぶ。


「浪漫とは、情(こころ)であり、志であり、歌である!」


 という歌会や研究会の会員募集の喧伝文もすごい。「志」とは、また不得手な言葉が登場しているものだ。ま、我が身はこれ以上背は伸びぬ。はらわたを探るしかあるまい。





恍 惚 は そ の 香 を 夜 に と も し い て 今 ま さ に 腐 り は じ め る く ち な し の 白




こうこつはそのかをよるにともしいていままさにくさりはじめるくちなしのしろ





只今のながらCD

蟹 / TABLATURA
by alglider | 2008-06-17 19:11 | 短歌 | Comments(2)

一人暮らし + 短歌

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23:31

 今日から


 一週間、お咲きさんは東京に出張である。遊びで蕩尽した私とは違ってお仕事である。で、私は一週間の一人暮らし。いつもはまっすぐ帰宅するけれど、今日はお咲きさんもいないことだし、再開発中の梅田界隈をぶらぶらしてクレーンの写真を数枚撮ってきた。


 明日なんかは、少し夜遊びに出ようかと余裕を見せるが、本当はお酒の入っていない精神状態での一人には慣れていないだけなのかもしれない、なんて思うが、いやいや、それも何だかアル中を意識しすぎた被虐的な自己満足である。不安症が出ない限り、何をしていても、していなくても退屈しない、というのがお酒をやめてからの私の日常の生活感覚である。何をしていても時間は過ぎていくし、本に熱中していたり、ぼーっとしていたり、それもどれもこれも、時間の過ぎていくことにしかすぎない。さて、何をしましょう? その選択だけが残り、しかし、そこによりよい、これがベターなんて価値も忍び込まない。等価である。だからこそ、却って貴重な時間が過ごせている気がする。


 これまでの短歌を整理推敲する時間を取らなくては。整理整頓して、指針を考えてみる。







帰り、春の夜、朧月夜であった。見上げていると、脈絡なくこのような三十一文字が浮かんだ。


ふ つ ふ つ と 湧 き く る 思 い 抱 き を り 月 光 淡 く 魚 卵 の 昇 る



ふつふつとわきくるおもいいだきおりげっこうあわくぎょらんののぼる






只今のながらCD

蟹 / TABLATURA
by alglider | 2008-06-16 19:34 | 短歌 | Comments(12)

インディ短歌

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21:21

 仕事の


 方は、段取りだけが済み、やはり気が重く、プチ不安症状態。毎日の流れていく仕事はなんとかこなしているけれど、身がまえる仕事はやはり心に重圧がかかる。回復はまだまだである。というか、一生のお付き合いである。


 昨日「古畑少年時代」という「古畑任三郎」の中学生時代のテレビを見て、懐かしい風景や情緒に浸っていたら、急に「薔薇の殺意」という中井英夫さんの「虚無への供物」を原作としたテレビドラマを見たくなって、ビデオを棚の奥から引っ張り出した。夕方から3時間見る。


 「古畑少年時代」という発想は「ヤング・インディジョーンズ」だなあ、とお咲きさんと言っていたら、今夜、インディジョーンズシリーズ第3弾「最後の聖戦」が放映される。シリーズ最新作「クリスタル・スカルの王国」の宣伝のためだけれども、先日は第2弾「魔宮の伝説」をやっていた。「魔宮の伝説」はお咲きさんのお腹の中に娘さんがいたころだから、24年前である。でもインディジョーンズ、新作のアイデアの元だった「クリスタルスカル」が偽造と最近わかって、公開に水を差した。ま、面白いだろうから見に行く予定です。


 福島泰樹さんからCD「哀悼」を送ってもらい、お礼のメールに短歌を一つ添えた。したら、返事が届いていたく褒めていただいた。「月光」への投稿もお誘いいただき嬉しいが、たまたまのことであって、またプレッシャーがかかる。そう簡単にはできぬので、またぼちぼちだと思うのだが、チャンスを逃すかなあ…..それに「月光」格調高いし、難しそうである。






い さ か い を う と み 飲 み 干 す 昼 酒 の 気 付 け ば い っ し ょ う 黄 の ヒ ヤ シ ン ス





いさかいをうとみのみほすひるざけのきづけばいっしょうきのひやしんす








只今のながらCD

THE SOFT PARADE / THE DOORS
by alglider | 2008-06-15 16:13 | 短歌 | Comments(9)

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23:17

 会議、会合が


 続くのである。今日も今日とて、自治会の役員会で夜8時からのくつろぎゴールデンタイムが吹っ飛んでしまった。見たかったテレビ番組はビデオで録画した。DVDでないところが奥ゆかしい。住んでいるマンションの夏まつりの準備も始まり、会合打ち合わせが続く。ヤだなあ、かんにんしてほしいものである。


 明日はしなければならないことがある。原稿書きである。先週、持病の片頭痛でできなかった仕事である。できるかなあ、と不安だが、やる気を出すためにここにこうして書いておく。ただ、それだけ。気やすめである。が、それもアル中、不安症持ちには大切なのである。何でも自分に言い聞かせないとね、モチベーションが上がらない。不安で気は塞ぎ、戦う前にTKO負けになること度度なのである。困ったもんである。


 昨夜は、福島泰樹さんのCD「哀悼」を聴きながら寝た。我ながら、あの声によくうなされないものだと感心するが、意外と眠りにつきやすい。さすがに読経で鍛えた声である。安らかにあっちへ逝ってしまう。うう。







「そののち歌会」詠草 / 題「数字(具体的に数字を入れる)」

腹 立 ち に ポ ス ト を 蹴 れ ば 夕 暮 れ て さ か な 一 匹 さ ば け ぬ み じ め




はらだちにぽすとをければゆうぐれてさかないっぴきさばけぬみじめ







只今のながらCD

EAST WEST / THE PAUL BUTTERFIELD BLUES BAND
by alglider | 2008-06-14 17:10 | 短歌 | Comments(0)

届きました

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23:39

 昨夜、


 追悼、という言葉を使ったら、福島泰樹さんから「哀悼」菱川善夫に献ず‐福島泰樹短歌絶叫コンサートのCDが届いていた。先日、東京でお会いしたとき「新作だ」と言わはるので「どこで入手できますか?」と尋ねると「メールで住所を知らせてくれると送るよ」と。で、甘えてあつかましくメールしたのだった。


 写真は多分、亡くなる前の菱川善夫さんと奥さん? 前衛短歌評論家、理解者、擁護者の極北だった。全集が刊行されたので、ぼちぼちと買いそろえ始めたら、’07歳晩亡くなられたのだ。葬儀は福島さんの読経だったと聞いている。


 送られてきた封筒の裏には「遅くなりました。過日は楽しかった。一度ゆっくりお話したい」とあった。畏れ入るばかりであるが、東京では中座したから、私ももっと話はしたい。お礼のメールをあつかましくまた送った。







只今のながらCD

BEFORE AND AFTER SCIENCE / BRIAN ENO
by alglider | 2008-06-13 21:01 | 日々是口実 | Comments(3)

さびしさを糸でかがればかぎ裂きのかたちしてをり棘のあるらし