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19:57




た わ わ な る 死 を 実 ら せ て わ が 胸 の 喫 水 線 は 深 ま り ゆ け り





たわわなるしをみのらせてわがむねのきっすいせんはふかまりゆけり




 ずっと


 ブログをほったらかしの状態で「投稿が途切れてますが‥‥御元気ですか?」という書き込みがあった。匿名だったけれど、あの人か、あいつか、なんて想像している。12年前、ブログを書き始めたきっかけは、毎日何か書くことで心の整理ができたり、くだらないことでもとにかく書くということで達成感を得て、アルコール依存症の回復に役立てばいいなあ、と思ったのだった。しかし、お酒をやめ始めたばかりで、心のバランスが取れていないので、最初のころは憑りつかれたように体調を壊すほど熱中して毎日書いていた。まだまだ心の自由の効かない飲まないアル中状態だったのである。


 6年前に胸椎硬膜外血腫の手術で入院したのをきっかけにブログの更新を一週間に一回のペースにしたのだが、最近はそれさえも面倒になってきて、ブログも閉鎖しようかなあ、と思ったりもしていた。そんなときの書き込みだった。短歌ブログの「sutanka」の方はとっくに開店休業状態で、あれはあれで何とかしなくてはならない。短歌の倉庫みたいな役割があったのに、サボってる間に作った短歌のデータがどこかに行ってしまって、またこつこつ打ち込まなければならない状況で、これも地道にやっておけばよかったかなあ、なんて。反省。短歌の倉庫を確保しないと、歌集なんて編めるものではない。



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 母の日の辺りだったか、会社近くの地下街で「花の市」が開かれていて、花などめったに買わない私なのであるが、ふと紫陽花が欲しくなり、お咲きさんに相談して買うことにした。小さなポットに入ったものだったので、ネットで調べて赤玉や腐葉土などなど、買いに出かけ植え替えた。毎日水をやり、それそれと楽しみにしていたら期待に応えてくれて、頭を垂れるほどで、支柱を立てているあんばいである。



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 昨日は梅田阪急へヨシダナギさんの写真展へ行ってきた。ご本人も来られていて、人垣からちょいと覗いたが、いつもの黒のワンピース姿で背の高い人であった。170センチはあるかもなあ。写真の方は集大成的な写真集の出版に合わせたものだから、やはり集大成的なものであった。多くの写真を見ていくうちに被写体がヨシダナギさんの美の中にすっぽりと嵌り過ぎている気がした。被写体の生のエネルギーというか、そのようなものがヨシダナギさんを通して圧倒するように迫る写真が、いつか見たい。この作り込みはヨシダナギさんによってしか切り拓けなかった美で、そこがすごいのだけれど、短歌と一緒で定型ゆえの美の問題がありそうだ。




 4月にブログ更新を準備していたので桜の写真が残っていた。そのまま使った。さて、ブログを続けるかどうか、まだ答えを出せずにいる。一カ月に一回?




 そんなこんな。







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只今のながらMUSIC

SHIP / YUKA&CHRONOSHIP





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# by alglider | 2018-05-27 19:55 | 短歌 | Comments(4)



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18:56




生 ま れ た る 不 安 も 夢 も す ぎ て ゆ く 影 に 呑 ま れ る わ れ ら の 欠 片





うまれたるふあんもゆめもすぎてゆくかげにのまれwるわれらのかけら




 例年になく


 桜の開花が早いと言っていて、テレビなど満開の桜を映しているけど、私が毎年ここでアップする桜のトンネルができる道はまだ蕾で、その周辺だけが遅い感じである。で、近くの府立公園まで足を延ばしてみた。すると満開ちょい手前で、多くの人たちが早春を楽しんでいた。同じ地域なのに、同じソメイヨシノなのに何故あのトンネルの一角だけ蕾なんだろう?





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木 蓮 の 祈 り を 思 う 昼 さ が り 花 で あ る た め 花 で い る こ と


 その未開花の桜の近くに白木蓮があって、こちらの方は一挙に花がひらき始めた。あの両手で火をともすような蕾の形が好きなのだけれど、今年は一挙に暖かくなったので短い間しか楽しめなかった。紫木蓮のほうは散り始めている。





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 今月はいろいろと歌集「汀の時」の評が載った月で、取り上げてくれないかな?と期待していた東郷雄二さんのウェブ歌評「橄欖追放」(←クリック)で時代論のような取り上げ方をしてもらった。朝、歌友の草野さんのツィート「橄欖追放は『汀の時』や」で気づき、目を通していたら、仕事に遅れそうになった。



 次に短歌人に所属しておられる歌人・三島麻亜子さんのブログ「底なしの夢」(←クリック)で


「ずっと読みたいと思っていましたが、ようやく読めました。
何か論じたりということはしません。一首一首こころで感じとればよい歌集。
そう、この歌集には「人生」と「詩」があります。」


 と評してもらって十首選をしていただき、そのあとにキース・ジャレット「酒と薔薇の日々」の動画が貼り付けてあって、これには心底驚いた。こうきますか。もうこれだけで、三島麻亜子さんの私の歌集への思いが伝わってきた。ありがたい。








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 24日に葉ね文庫へ行くと店主の池上さんが「奎(けい)」という俳句同人誌に「隣の芝生~短歌探訪~」というコーナーがあって、第5回は私の歌集「汀の時」だと教えていただき、ありがたいことに現物まで頂いた。4ページにわたる長文で、ほんと評というものは新しい発見を与えてくれる。書いてくださったのは野住朋可さん。お咲きさんは俳句をよく読んでいるけれど、私はそれほどでもない。野住さんの句の中から一つ選んだ。「奎」の購入は葉ね文庫さんで。




流 れ ざ る 小 石 の あ り て 冬 の 川  野住朋可





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 『汀の時』のamazonでの取り扱いが始まりました。『汀の時』(←クリック)。よろしくお願いします。短歌を続けることを見守っていてくれた、天満ガーデン・カフェの中野ひろ子ちゃんの旦那さんがやってる古本屋さん「駄楽屋書房」(天神橋三丁目)さんにも歌集『汀の時』を置いてもらいました。近くの方は手に取ってご覧いただけます。駄楽屋書房(←クリック)。よろしくお願いします。それと新しく、緑地公園のblackbird books(←クリック)というアート、写真、詩歌、リトルプレスなどに特化した書店に『汀の時』を置いてもらってます。もうひとつ、堂山町のダイニングバー「ビノシュ」(←クリック)にも。




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 今、葉ね文庫では「葉ねのかべ」第十一弾・池田彩乃「紙の上で組んだ十指の幾つかはあなたのものだったかもしれない」を開催している。池田さんの詩の言葉は唐突なポエジーによるものでなく、少し寄り添った、凭れた、壁にそって背中をずらしていくような、見えないところでの確かさがあって、力ではなくいつの間にか普段発見できていない世界を了解させてくれる。上の写真の言葉は、私がアルコール依存症を自分のこととして引き受けたときの言葉とぴったり重なる。池田さんも大病をされたことがあるのだろうか?




「 つ い に 」 と は 深 き 欲 望 そ し て ま た 裸 木 の ま ま に 立 て る 諦 念





歌集『汀の時』は直メ、ツイッター、フェイスブック、mixi、そしてこのブログ非公開のコメントで予約してくださると、送料はサービスしま~す。葉ね文庫店主の池上きく子さんの笑顔とカバーを折る素敵な指先を見たい方は、葉ね文庫(←クリック)でどうぞ。




そんなこんな。







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只今のながらMUSIC

WHO THE FUCK IS THE ROOSTER? / ROCK’N’ROLL GYPSIES





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# by alglider | 2018-03-25 16:24 | 短歌 | Comments(0)


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19:03



立 ち す く む 感 覚 が 脚 に 残 っ て る そ れ か ら の 生 の 補 助 線 を 引 く





たちすくむかんかくがあしにのこってるそれからせいのほじょせんをひく





 弥生三月


 である。3月になると必ず2012年を思い出す。胸椎硬膜外血腫で入院してたよなー、と。3月いっぱいで退院する予定が一週間ほど延びたのだった。桜の花がまだ残っていた。3日桃の節句にBEATNIKSさんの家まで遊びに行く。アメリカから帰って来てから何年になるのだろう? 分からないほどだけれど、初めて緑地公園のマンションまで出向いた。緑地公園にはblackbird books(←クリック)というアート、写真、詩歌、リトルプレスなどに特化した書店があって、前々から気になっていて『汀の時』を置いてもらえるように頼んできた。2冊在庫あります。




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 買い物に出かけた。近くの府営団地の中を横切ると梅が満開だった。ちょいと植え込みに入らせてもらい写真をとっていると「ええ写真が撮れましたか?」とおばさんに声を掛けられる。「梅は難しいでしょ?」とおっしゃるので「満開ですので困りませんでした」と返すと「その梅は枝折れがいいものねえ」と言いながらさくさく歩いていかれた。足の遅い私はすぐに見失う。




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『汀の時』のamazonでの取り扱いが始まりました。『汀の時』(←クリック)。よろしくお願いします。短歌を続けることを見守っていてくれた、天満ガーデン・カフェの中野ひろ子ちゃんの旦那さんがやってる古本屋さん「駄楽屋書房」(天神橋三丁目)さんにも歌集『汀の時』を置いてもらいました。近くの方は手に取ってご覧いただけます。駄楽屋書房(←クリック)。よろしくお願いします。




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 葉ね文庫が店内リニューアル。お店という感じから図書室のイメージへ。本の海から本の壁クリフハンガー(笑)になった感じ。命綱が要るよ。歌集『汀の時』は直メ、ツイッター、フェイスブック、mixi、そしてこのブログ非公開のコメントで予約してくださると、送料はサービスしま~す。葉ね文庫店主の池上きく子さんの笑顔とカバーを折る素敵な指先を見たい方は、葉ね文庫(←クリック)でどうぞ。栞も付きます(残っていれば)。





 そんなこんな。





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只今のながらMUSIC

AN OLD RAINCOAT WON’T EVER LET YOU DOWN / ROD STEWART






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# by alglider | 2018-03-11 17:34 | 短歌 | Comments(0)


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20:54




遠 吠 え を 聴 か な く な り し 冬 空 の 月 き わ ま る と は い つ の 言 葉 か





とおぼえをきかなくなりしふゆぞらのつききわまるとはいつのことばか




 1月の


 更新はたった3回でずいぶんサボってしまった。ブログを始めた時は毎日更新をし、2012年に入院して途切れてからは最低週1回(日曜更新)をしてきたが、それも途切れてしまった。忙しいのもあったけど、だんだんしんどくなって、いつでも気が向いたときに書こうと思ったら束縛から解放されてかなり気が楽になった。


 相変わらず詩的なことは書かず(このサボっていた間に、詩的なつぶやきに特化したブログにしようとか考えたけど、準備ができなかった。とにかく更新、生きてます、というやつである)、毎度毎度の報告なのだけれど、1月はVリーグ女子バレーボールを3回見に行った。木村沙織が引退してからどこのチームを応援しているということはないのだけれど、やっぱり気になる東レアローズはファイナル6を6位で通過。奇蹟で3位に残るか、というのは無理だなあ。


 久しぶりに短歌をいっぱい作った。とみいえひろこさんがネットプリントで水瓶座歌人アンソロジーを作るというので、私、水瓶座生まれなもんで参加した。八首。えーっとネプリはセブンイレブン51639815 その他のコンビニE2FRUXQW3T で2月10日23時30分までだそうです。上の短歌が載っています。久しぶりに気合の入った一首で、この一首を元に別に九首作って、それは結社の歌誌「月光」のほうに送った。それと詩人の葛原りょう君から依頼されて「E+MOTION」というアンソロジーに二十四首の連作『ラッツオ、ぼくは逃げる』を今日やっと送った。春の出版を目指していて谷川俊太郎さんや福島泰樹主宰も参加されている。私は1週間で書き上げ、精魂尽き果て状態。


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 お天気を気にしていたけど皆既月蝕がマンションからきれいに見えました。うちのベランダからちょうど見え、そのうえ鉄塔付きという好条件、笑。寒がりお咲きさんまで見に出たのだから、まあなんて名誉な皆既月蝕だろう。スーパーブルーブラッディムーン、全部盛りの月でした。



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 メキシコのSHAZNAファンのYouTubeアカウント停止され、動画がすべて削除されて本当に楽しみがなくなってしまった。珍しい動画をいっぱい上げていたはったのに。あのメキシカンは根っからのIZAMファンだったなあ。で、今は質の悪い画像や同じものしか残っていない。武道館ライブをDVDにしておいて正解だった。数少なくなった動画のスクショを撮って楽しんでいる。貴重なものは保存しておかなきゃ駄目ですね。


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 以前から欲しかったポーラーハットを買った。ネットだと色やサイズがよく分からんし、デパートなら手に取れるけどお値段高くなるし、と思ていたらお手頃の店を見つけた。最初グレーを見ていたのだけれど、カーキーのアーミーコートを着ていたからか、店員さんが「絶対、モスグリーンがお似合いです」と断言する。私は自分の意見や主張を持たないように努めているので、ご意見に従って「じゃモスにします」と言うと、狐につままれたような顔を店員さんがした。すこしおかしかった。最近の帽子、ポーラーハットのような形でもカジュアルになってアジャスター付きなんですね。少々驚きました。いいお買い物。




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『汀の時』のamazonでの取り扱いが始まりました。『汀の時』(←クリック)。よろしくお願いします。短歌を続けることを見守っていてくれた、天満ガーデン・カフェの中野ひろ子ちゃんの旦那さんがやってる古本屋さん「駄楽屋書房」(天神橋三丁目)さんにも歌集『汀の時』を置いてもらいました。近くの方は手に取ってご覧いただけます。駄楽屋書房(←クリック)。よろしくお願いします。



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歌集『汀の時』は直メ、ツイッター、フェイスブック、mixi、そしてこのブログ非公開のコメントで予約してくださると、送料はサービスしま~す。山椒さん謹製、活版印刷栞はもう少しあります。6首バリエーションがあります。葉ね文庫店主の池上きく子さんの笑顔とカバーを折る素敵な指先を見たい方は、葉ね文庫(←クリック)でどうぞ。栞も付きます(残っていれば)。






 そんなこんな。





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只今のながらMUSIC

LIVE FROM NEW YORK / LENE LOVICH






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# by alglider | 2018-02-04 17:54 | 短歌 | Comments(0)

さびしさを糸でかがればかぎ裂きのかたちしてをり棘のあるらし
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